テレビ番組「勝生勇利中央アジアで舞う」と「勝生・ニキフォロフの世界温泉漫遊記」妄想 #yurionice

真田 光 @ksanada

唐突に思いついたので：競技引退後、どういうわけか「シルクロード沿いの砂漠やステップ気候の国々を旅して土地のダンスや伝芸を収集したりやってみたりする番組」の旅人に、本当にどういうわけか起用される勝生勇利さん（三十代前半か）。多分これは地上波OAだと思われる。

真田 光 @ksanada

砂漠や荒野をオフロード向け車両で移動しながらろくに風呂にも入れんような環境で、普段の如く淡々として地元の伝芸をレポートする勝生勇利さん/古くからのオタクは「滑ってない奴はあんな感じ」といい、競技をテレビで見る程度の人には「あんなにタフな奴だと思ってなかった」とちょっと驚かれる

真田 光 @ksanada

中央アジアの諸民族の伝芸や名所旧跡を車で移動しながら取材し、トルコのイスタンブールに到着してボスポラス海峡の海辺で撮影してるところで、撮影スタッフの仕込みで、旅人には知らされてなかったヴィクトル・ニキフォロフさん（三十代後半ん）がひょっこり登場する（お約束）

真田 光 @ksanada

「あれ、ゆうりー！」「あ、ヴィクトル、久しぶりー」「何やってるのこんなところで」「あ、ちょっとねー」（「MARMALADE DAYS」access『ACCESS II』収録）（とかなんとか、あまりの通常運転ぶりと暫く旅で離れていた事を感じさせない会話に「我々は何を見させられているのか」と考える視聴者）

真田 光 @ksanada

なにはともあれ、なにも知らされてなかった勇利さんが「おふろいくよー」とヴィクトルにハンマームに連行されるのだ。旅のラストの訪問先は本場のハンマームで、ここで旅の垢を落とすのだとかなんとかとナレーションが入る。言うまでもなく番組スタッフの仕込みである

真田 光 @ksanada

勇利さんケセジのおっちゃんに容赦なく全身を洗われマッサージを受け、体の柔らかい身の上ながらうぎゃあとかひええとか言っている脇でケラケラ笑っているヴィクトルさん/さらにハンマーム内の理容室で散髪して無精髭を当たり、画面でビフォーアフターを並べられる（再び我々は以下略と我に返る視聴者

真田 光 @ksanada

最後に休憩スペースで砂糖が大量に入ったミントティーを啜りながらなにゆえこの仕事を受けたのかと勇利さんが和菓子に問い、曰く、「本場のハンマームに入ってみたかったんだよねー。パリとかにもあるけどさあ、本場のってどんな所なのか気になっててねー」。脱力する勇利さん

真田 光 @ksanada

「あ、いっそ、このメンバーでこれから世界の温浴施設を巡る番組でもやろうか。動画配信サイトとかで！」と番組スタッフに目配せするヴィクトル・ニキフォロフさん（プロスケーター兼振付師兼実業家）とますます脱力する勇利さん/番組ラストに二人が名所旧跡を観光する絵からの空港の絵

真田 光 @ksanada

なおヴィクトルさんの提案は後日コンテンツ制作会社の企画会議に通り、以後CSや動画配信サイトで各国の温泉地や温浴施設を取材する番組が不定期シリーズ化する。ご当地にいるスケーター仲間がゲスト出演したり、コメント出演でオススメ温泉地を教えてくれたりするぞ

真田 光 @ksanada

「勇利の実家の仕事に役立つでしょ？」とのヴィクトルさんの提案で、二人して日本の温泉入浴指導員資格を取る回もある。（ニキフォロフよどこでそんなガチめの資格の情報を得てきたのだ、とのツッコミが各方面から入る）厚労省や日本健康開発財団とまさかのタイアップである

真田 光 @ksanada

（ちなみに範としたのは2001年9月オンエアの『福山雅治・西川貴教のオールナイトニッポンTV』や、BSフジで不定期に放送されていた『西川貴教　立つ！（以下地名）』シリーズである。なぜか屋久島とかボルネオ島とかタイとかモロッコにちゃん西が連れていかれる番組であった