介護現場は演劇の稽古

ツチ @dotarou

舞台に全然立っていないけど、そういえばグループホームで仕事しながら「これは演劇の稽古だな」と思ったことがあったな。耳の聞こえない方にジェスチャーで笑いを取る。家に帰る、と外に出ちゃった方に

ツチ @dotarou

偶然を装い「あれっ！○○さん！どうしたんですか～偶然ですね。ぼくですか？ゴミ出しですよ。（と丸めた新聞紙で膨らませたゴミ袋を見せる）よいしょっと、、、。あ、今お時間あります？良かったらお茶でも飲んでいきません？」

ツチ @dotarou

この演技するタイミングは外に出たばかりの時はダメ。ウロウロ歩いて道が分からなくて困っている、というタイミングで話しかけるのが効果的。相手の様子を観察する、間をはかるという稽古にもなっていたんだな！？

ツチ @dotarou

職場のデイサービスにて。ことあるごとに「帰りたい」とおっしゃる利用者さん。「今日は四時半までの予定ですよ」など、理屈で説明しても「うちの人に遊んでると思われちゃうのよ」と頑なに。 半ばヤケクソに 「あの日に帰りたい？！」 と返してみた

ツチ @dotarou

すると「ふふふ、、そうね楽しかったわね」と笑っている。てっきり「何いってるのよ！」と怒るかと思っていましたよ、、。 その後も訴えは続くが「あの日に帰りたい？」の返し（ギャグ？）でいったん笑っておさまるようになった。

ツチ @dotarou

帰宅の訴えって、周りの利用者さんも不穏になってしまうこと多いので「あの日に帰りたい？！」は他の利用者さんも笑って場が和む効果がある。

ツチ @dotarou

職員が躍起になって帰らないように説得→反発で雰囲気が険悪になること多いが、周りの利用者さんは良くみているもの。 そもそも、「あの日に帰りたい？！」のフレーズに周囲が笑う→本人もつられて笑うという流れなので近くの利用者さんの笑い声も重要な要素かもしれない。

ツチ @dotarou

先日介護の現場は演劇の稽古のよう、とツイートしたが、は介護職お笑い芸人でもある、といえるかもしれない。 いかに難しい状況を笑いにかえるか。それはその方が現場においていろんなメリットがあるから。 道理で最近オヤジギャグ増えたわけだ。。