2021年2月23日

【灰を食べる】福間健二 #k2fact285

2月13日から22日まで。やってくれ、やりたい、と自他に願ってきたことからすると冒険が足りないのではないかと自問する日々になっている。表現する。それに比べて「言う」が弱いという反省がある。言い返し。それはできても、自分からものを言っていない。既存の、用意されたものをなぞるのではない、新しい「社会性」を課題としながら、なかなかこれだというところに出られない。そこをなんとかしたいという気持ちで書いている。まちがえて10から始めた。結局、それを1にして、1〜9としたものを2〜10に、という以外の「解決」を見出せなかった。 音楽は、Khruangbin の「Rules」。ライヴで。 https://www.youtube.com/watch?v=VAe5SvE62XE
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福間健二 @acasaazul

風の音、環境の音、そしてピアノ。夜の天気が育てるものと滅ぼそうとするもの。その不和、何と交換する。不人情、心は泣きながらだが、溶ける星座は大きな虫になり、大きな魚にもなって、朝には無限の道に消えている。静かに書いた。詐欺かもしれない電話を切ったあとに。(灰を食べる10)#k2fact285

2021-02-13 10:30:09
福間健二 @acasaazul

賢い鳥を、悲哀のかわりに窓辺に。手で触ることもできて、あたたかい。海の呼吸、一度早くなるとなかなか戻らない。同情の一歩手前で、壜の策略。洗うべきなのだ。ドアノブにぶらさがる袋の、穀物と小さな花。地震のあった夜の翌朝にこれを持ってきた人からも教えられる。(灰を食べる1)#k2fact285

2021-02-14 11:32:53
福間健二 @acasaazul

感情的な雲を放棄しないモダニズム。条件付きの空の、両目片目どちらでもの共有。その程度のことならできると思った。自転車に乗って。熱いものが冷たくなり、動揺、不安、いまは雨。相棒の曲線よ、ひとりで存在できない空の下、この運命と対決するのが人間だと言ってくれ。(灰を食べる2)#k2fact285

2021-02-15 10:43:06
福間健二 @acasaazul

コロナ禍のなかの、実体と合わない株高。そのインチキでトクする側にいないと思って安堵していると、大きな虹が出ているよ、と連絡が入り、屋上からの空。雨粒がキラキラして、虹は二重に。鳩が賢くなさそうに鳴く。日々のよろこびを歌う人。そのおかげで消えない火がある。(灰を食べる3)#k2fact285

2021-02-16 08:50:52
福間健二 @acasaazul

ポケットにハサミ。アレックス、何をする途中だった。成長しない社会、縛るビニール紐を必要な長さに切って、雨あがりの単純な分類。人が出てくる場所と出てこない場所。乾くものと乾かないもの。だれかの子と世界の子。ぼくはカーペンター、実はなんでも屋。どっちもOK。(灰を食べる4)#k2fact285

2021-02-17 11:09:27
福間健二 @acasaazul

ひどい親たちの話。いまさら言うなってことはない。きれいな足首と靴への、土壌からの挑戦。誤解されるのでなく誤解したふりをされることの多い浮世の風に人の体から鳴る音。晩ごはんのときにニュースをかけていると、人間ならだれでも逃げ込むだろうという領土が消える。(灰を食べる5)#k2fact285

2021-02-18 11:51:49
福間健二 @acasaazul

風のナイフで自分の影を切る。ある人たちにとっては存在しえないもの、存在したら困るものになって。光が意見のように降りていく裂け目からの分泌、沸騰、発酵、どれに飽きたのか。運命の罠にハマって泣くだけの人たち、何があっても何をしてもいいということにはならない。(灰を食べる6)#k2fact285

2021-02-19 13:38:33
福間健二 @acasaazul

何があっても。たとえば、コロナで収入激減しても。ささやかれた恋。聞かなかったことにはできない。椅子のカバーとりかえた朝の、動物の死骸。見なかったことにはできない。いびつな、でも不鮮明なわけではない記号。使いつづけたシミだらけの背中。とっくに到着している。(灰を食べる7)#k2fact285

2021-02-20 11:21:42
福間健二 @acasaazul

ひどいなあと思う。思うだけだろうという声。娘を虐待してきたAだ。娘が独立するために貯めていたお金を、コロナでどうなったとか言って奪い、罰せられてないし、うなされる夜もなにか拾う。その話からの、灰だ。できれば血の痕など気づきたくない人たち。足音は遠ざかる。(灰を食べる8)#k2fact285

2021-02-21 09:57:06
福間健二 @acasaazul

仕事、あるのだが、やる気にならなくて、というのは、ぼくもそうだ。不決断、サイレンやベルを鳴らして進化しない地獄篇から戻るプロセスに飽きたのだ。この鳥たち、体温だけでは飛べない。切りはなされた影が重なったり離れたりする社会。廃棄できない灰が溜まっている。(灰を食べる9)#k2fact285

2021-02-22 09:08:19

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