文フリで買った本にあった宇野常寛さんのとらドラ!論、読了しました。既にネット上で語り尽くされていたとらドラ!考察を俯瞰して、補足・総括したような格好でした。6巻終盤における亜美ちゃんの「罪悪感は、なくなった?」について丁寧な解説があったのは良かったですね。当時スルーしちゃってた…
2009-12-11 10:17:556巻終盤における亜美ちゃんの「罪悪感は、なくなった?」は、読解で誰もがブチ当たる壁だと思ってるけど、宇野さん以外に誰も言及してなかったような気がするなぁ……改めて考えると。
2009-12-11 14:55:22タイムラインにいる良い子のとらドラ!ファンのために解説するよ!5巻以降のみのりんは竜児に惹かれ始めていると同時に大河もまた竜児のことが好きなのではないか?という疑念を持っていた。でも、狩野すみれ襲撃事件で大河の恋愛感情はやはり北村に向いているのだと思い直し後ろめたさが消えた……と
2009-12-11 14:59:49RT @tora_17: 5巻以降のみのりんは竜児に惹かれ始めていると同時に大河もまた竜児のことが好きなのではないか?という疑念を持っていた。でも、狩野すみれ襲撃事件で大河の恋愛感情はやはり北村に向いているのだと思い直し後ろめたさが消えた……と
2009-12-11 15:03:47.@hatoincident つじつまがあう回答としてはは、みのりんはあーゆーこといいつつも、大河に譲ろうと思っていた、というのはありますが‥。
2009-12-11 15:23:54スクイズって、世界が誠に最初に告白しておけば惨劇はおきない。誠が言葉を好きって感情は、「なんとなくいいな」と思っているだけで告白してくる女の子がいれば断るほどでもない程度。竜児のみのりんへの思いってそれに似たようのを感じる…って誠と竜児を同列に扱ったら竜児ファン?から殺される!
2009-12-11 15:29:24@kei_ex 竜児このラノベがすごい男性キャラ部門三位だったから、大河効果も含めてそれなりにファンいそうですよね
2009-12-11 15:32:11例の亜美ちゃんの「罪悪感は、なくなった?」発言の意味はまあ、たぶん @tora_17 さんのいう通りなんだろうけど、それよりあれは、なんで一登場人物に過ぎない亜美ちゃんが他の登場人物の内面を見透かしてて、しかもわざわざ本人にそれを告げるんだ、というところが大きな謎です
2009-12-11 15:54:09亜美ちゃんは物語の解説役なのではないかと思ったりする。当事者ではありつつも余裕こいて一段上に構えていて、みのりんの図星を突いたり、竜児にアドバイスしてみたりして楽しんでた。平行して、工作活動もしているつもりだったけど最後にはどうにもならなくなった。
2009-12-11 16:00:02と思ってたんだけど、はてなの某エントリ(濁してるんじゃなくて見つからないだけ!)によると、原作の亜美ちゃんは一登場人物からいつの間にか神の視点を獲得したナレータに昇格しているらしく、アニメ版はそれに倣っただけらしい。それなんてヌーヴォー・ロマン?
2009-12-11 16:01:15@ChieOsanai わかります。それについても宇野さんは突っ込んだ解釈をされていて、要は5巻まで(作者にも)ずっと異分子として押しのけられてた亜美ちゃんが、以降、竜児達の閉鎖的なおままごと関係を徹底して破壊する役割を与えられた……なことを述べてらっしゃいました。
2009-12-11 16:01:23@ChieOsanai 改めて考えたら、当事者がそのことを見通すことが出来たとしてもおかしくはないのでは…。本人に言うことに関しては、これで彼ら4人は進展する、と亜美が思ったからだと思います。
2009-12-11 16:01:48つまり、復讐の亜美ちゃん!?……ま、彼女なりに前向きな気持ちで行動を起こしたらああなったと言うか、パワーが有り余って色んなものに風穴空けまくっちゃったという気がしますが……亜美ちゃん、恐ろしい子……
2009-12-11 16:05:03@tora_17 俺が不思議だったのは、亜美ちゃんはなんであれを言ったのかなー、でしたね。亜美ちゃん視点での意味がよくわかんなかったきがする *Tw*
2009-12-11 16:08:55ラブコメは読者と登場人物の情報量の違いによってニヤニヤできるところがあると思うんだけど、亜美だけは読者と同じ情報量を得てしまった?って感じかなぁ…。ラブコメのフォーマットとしては違和感あるけど、勘が鋭ければ見通そうと思えば見通せるわけで物語的には矛盾はない気が…
2009-12-11 16:09:12亜美は原作の竹宮ゆゆこ先生の分身ポジションとかそういう言説をどっかで聞いたな。原作2巻までしか読んでないので真偽は分からないけど、主人公以外で作者が感情移入先キャラをつくるのは良くあることのはず。
2009-12-11 16:09:39また宇野さんは、亜美ちゃんというキャラクターの難しさを絡めた上で、岡田麿里さん脚本の「幸せの手乗りタイガー(豚肉回)」を高く評価していた気がします。亜美ちゃんのためのお話ですもんね、あれ。ああ、もう少しちゃんと読まないと……。
2009-12-11 16:09:54だれかこのエントリわかるひといたら教えて! 原作未読のブロガが友人と電話して知った話という形式で書かれてるやつ。キャラをキャラ名ではなく声優名で呼んでた。ってここまでわかってるんだけど。
2009-12-11 16:12:32