- henohen54465820
- 16592
- 84
- 7
- 0
格闘技ドクター/スポーツ安全指導推進機構代表/ほぼ日の學校講師/ 『Words Of Prince』アメリカアマゾンsoul部門1位 最新刊『可能性にアクセスするパフォーマンス医学』 糸井重里さんと 1101.com/futaesaku_itoi/
残念ながら人間の脳は「飽きる」ようにできている。新しい刺激が全く無い環境に置かれると幻覚をつくりだしてまで脳を守ろうとする生き物だ。だから「飽きっぽい自分」を否定するよりも、「飽きる」を全面的に認めて「ちょっとした変化」「新たな意味」「それまでにない視点」を見つけるほうがいい。
2020-09-30 22:44:51「歩いて長距離を移動できる」のは人間の特徴のひとつ。「森が残って樹上生活できた」のがチンパンジー、「森がなくなり地上に降りて緑を求めて移動する」のが人間だと言われている。「景色が変わる」視覚情報と「移動に相当する」運動の情報が脳内で一致して、我々は「移動」を認識する。
2020-10-01 09:04:27つまり「移動できる」とは、生存に直結した能力であることがわかる。脳が「情報の遮断に耐えられない」のも、「同じ状態に飽きる」のも、「生存」に関わるからだ。身体を動かして最新の運動の情報を脳に送り、新しい景色を視覚を通じて脳に見せ、あらゆる感覚入力をUpdateしていく工夫が大切だ。
2020-10-01 09:29:24例えば「腕立て伏せを毎日やる」とする。これを「腕立て伏せと漠然と捉える」と継続が難しいが、「今日は上腕を意識する」「今回は胸を意識する」「スピード重視でやる」「心拍数を抑える」「1回の呼吸で何回できるか試す」「きついところから3回プラス」等、飽きるを前提に設定や条件を変えてみる。
2020-10-27 09:27:29「同じ映画を観て、前とは違ってみえる」「同じ音楽を聴いて、前とは違って聴こえる」とすれば、変化したのは人間の側だ。いろんな記憶が脳内に蓄積され、同じ映画、同じ音楽をトリガーとして、以前の記憶とその後の記憶結びつき、違った形の記憶が呼び起こされるからだ。
2020-11-06 19:41:07