2021年2月28日毎日新聞「滝野隆浩の掃苔記録「葬儀をあきらめない寺」」―コロナ災禍の東京で犠牲者遺族と向き合う住職。

まとめました。
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何もせんほうがええ @MITARAI_H

2021年2月28日毎日新聞「滝野隆浩の掃苔記録「葬儀をあきらめない寺」」 「葬儀ができない母の遺骨をどうしたらいいのか―。専福寺(東京都新宿区、真宗大谷派)の二階堂行壽住職(62)は門徒の息子から相談を受けた。母親は入院中の病院で新型コロナウイルス感染症の院内感染で亡くなった。」⇒ pic.twitter.com/E1FQlgDZR0

2021-02-28 13:50:44
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⇒「遺骨だけ届けると、葬儀社から告げられたらしい。  厚生労働省などは昨年7月、コロナ感染症で亡くなった人の葬儀や火葬に関するガイドラインを公表。適切な対策を講じれば安全は確保できるとある。住職は居ても立ってもいられなくなった。」⇒ 葬儀社と寺院の関係は地域によって違うが…

2021-02-28 13:53:04
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⇒「葬儀社と掛け合う。葬儀はできない、ガイドラインのことは知らないと言う。では火葬場で読経を。断られる。3分でいいから。ダメ。遺族を一律に濃厚接触者と見なしているのか。遺体安置所でお勤めできないかと聞けば、場所は教えられない、そう決まっているから、と。」⇒

2021-02-28 13:54:49
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⇒「では火葬場への途中、御社に立ち寄って葬儀を…対応不可と言われた。  東京のコロナ遺族は、こんな扱いをされるのか。誠実な対応をする葬儀社や火葬場はある。だが、みんな拒否する業者もいる。ならばうちでやる。住職は決めた。」⇒ これがコロナ災禍の実情なのか。ならば住職にできることは?

2021-02-28 13:59:47
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⇒「コロナ患者の遺体の火災を夕刻に受け付ける火災場を探し、搬送途中に専福寺に立ち寄ってもらうことにした。寺の会葬場に安置し、小一時間で、法話も読経も、ひと通りやれた。」⇒ 寺院での感染対策の問題もあるが、東京の葬儀社と寺院との関係はこのようなものらしい。

2021-02-28 14:03:30
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⇒「病気や老い、いとしい人との別れなど。その苦しみを分かち合うために寺はある、と。「寺が葬儀業者の下請けになっていなかったか。コロナの時代は坊さんにとって、踏ん張りどころだと思います」」⇒ 葬儀社まかせで勤行して終わり。そんな事情が浮かび上がる。

2021-02-28 14:11:39
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⇒「当日の会葬者は息子と孫だけ。ひつぎを空けて花を飾ることはできなかったけれど、2人が故人とお別れする時間ができた、と信じている。それまで気丈に見えた息子が、式を終え、出棺のときに泣いた。その涙で、二階堂さん自身が救われたと感じた。」 寺を開くことで、救われたのは住職自身だった。

2021-02-28 14:14:46