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「翻訳された女」は、なぜ、「~だわ、~のよ」語尾で喋っているのか。

この話、自分的には何度目だ、って感じではあるのですが、反響大きかったのでまとめておきます。 ページ末尾の「おすすめ商品」のところに、以前教えていただいた本など入れておきますので、日本語の中の「女言葉」をめぐるアカデミック寄りの議論や研究に興味のある方はチェックしてみてください。
コラム ジェンダー ジェンダーバイアス 翻訳 言語 女言葉
179
nofrills/共訳書『アメリカ侵略全史』作品社 @nofrills
"なでしこ報道で露呈した“ニッポン”の未熟な女性観 " …こんな記事でまで、翻訳された「女性」は無条件に「だから、私は言ったわ」文体とか、もうね…。 http://is.gd/Lh1zZd 日本のGKが「だわ・のよ」語尾でしゃべるのでUSのGKも、というわけではあるまい。
Kaoru @blossom_kaoru
良記事なのに残念 RT @nofrills: "なでしこ報道で露呈した“ニッポン”の未熟な女性観 " …こんな記事でまで、翻訳された「女性」は無条件に「だから、私は言ったわ」文体とか、もうね…。 http://is.gd/Lh1zZd 日本のGKが「だわ・のよ」語尾でしゃべる(略
nofrills/共訳書『アメリカ侵略全史』作品社 @nofrills
記事自体はすばらしいし、他の箇所ではこういう、"まるでオネェ言葉"(デフォルメされた「女性」性)のような「だわ・のよ」調は見られないのに。 http://is.gd/Lh1zZd 何だかなあ…

なでしこ報道で露呈した“ニッポン”の未熟な女性観
河合 薫
2011年7月28日(木)
http://business.nikkeibp.co.jp/article/manage/20110726/221679/

この記事は、下記のような論点を非常に明確に示したすぐれた文章である。この記事を書き、発表してくださったことに私は最大の敬意を表する。

" もちろんサッカー選手だからといって、サッカーのことばかり聞くよりかは、雑談を交えて、人間的な部分が垣間見えた方が視聴者との距離も縮まることもあるだろう。

 だが、明らかに雑談のレベルを超えていた。出演時間のほとんどが、「結婚」「彼氏」「女性だけの……」といった、質問に費やされたのだ。

 そんな低レベルの質問が繰り返される背景には、「サッカーは男性のスポーツ」、「女性のゴールは結婚」、「女性ばかりは大変」といった価値観が見え隠れする。だが、質問を容赦なく浴びせる人たちは、そのことに微塵も気がついていない。

 社会に長年存在した価値観や、外部から刷り込まれた価値観は、時に自覚なきものとなる。何気ない一言や、何気ない行動には、自分が自覚していない価値観が反映される。そして、その自覚なき価値観が、時に、“刃”となって、他人を傷つける。"

しかし、この記事においてさえ、「翻訳された女」は「だわ・のよ」で喋っている。

" 「試合後、彼女はすぐに私のところにやって来てくれて、互いに労をねぎらったの。でも、彼女は喜びをあらわにしていなかった。なぜなら、彼女は私たちが負けてどれほど傷ついたか分かっていたから。だから、私は言ったわ。『もっと喜んで! あなたたちは素晴らしかったのよ!』ってね」 "

これは、テレビ番組での米国代表のホープ・ソロ(ゴールキーパー)の発言を翻訳した部分で、4ページにわたる河合さんの記事の中のごくごく一部、1段落でしかない。

この箇所は新規の翻訳ではなく既存の訳文の流用かもしれない。誰が翻訳したのであれ、翻訳した人がホープ・ソロの言葉をきいて、そのように解釈したのかもしれない。

しかし、同じ立場の日本語話者(テレビ番組のスタジオに招かれたゲストが、大物司会者のインタビューに応じている)なら、「です・ます」で語っているだろう。「女らしい」人であろうと、そうでなかろうと――いや、性別関係なく。

nofrills/共訳書『アメリカ侵略全史』作品社 @nofrills
「試合後、…互いに労をねぎらったの」って、不恰好な日本語だなあ。「互いに」とか「労をねぎらう」という表現の「背広にネクタイ」感と、「~したの」の(想像上の)女性語尾とのバランスの悪さ。浴衣に革靴、的なバランス。
猫大好き(野球実況もーど) @nekomo_arukeba
@nofrills スーツに下駄っていう永井荷風レベルまで記者・記事が上がれば(下がれば?)いいんですけどねぇ
nofrills/共訳書『アメリカ侵略全史』作品社 @nofrills
確かに、そこまでいくとひとつのスタイルですね。RT @hagemeganethibi: @nofrills スーツに下駄っていう永井荷風レベルまで記者・記事が上がれば(下がれば?)いいんですけどねぇ
nofrills/共訳書『アメリカ侵略全史』作品社 @nofrills
http://youtu.be/sM0SCbo960I ホープ・ソロとアビー・ウォンバックのインタビュー(レターマン)。他の映像でも、ホープ・ソロは本人の服装など、普通に街を歩いている女性と同じくらいに「女らしい」。
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nofrills/共訳書『アメリカ侵略全史』作品社 @nofrills
日本で「女らしい」女性アスリートがテレビのトークショーなどに出たときに「だわ・のよ」で喋っているのか。男性が「そうっすね」のときに女性が「そうですね」というのはあるが、「そうね」はない。
Natsuki @belleza_natsuki
鋭いご指摘!私は最後のエレベーターの記述がヒットしてしまって気がつきませんでした(^^;; “@nofrills: 日本で「女らしい」女性アスリートがテレビのトークショーなどに出たときに〜男性が「そうっすね」のときに女性が「そうですね」というのはあるが、「そうね」はない。”
小澤里奈 @academentian
実際の発言見ると仕方ないかなという気も。ワンバックだとNG RT @nofrills 記事自体はすばらしいし、他の箇所ではこういう、"まるでオネェ言葉"(デフォルメされた「女性」性)のような「だわ・のよ」調は見られないのに。 http://t.co/FcqlYgT 何だかなあ…
nofrills/共訳書『アメリカ侵略全史』作品社 @nofrills
でも日本語話者の「女性らしい」スポーツ選手が日本語で「だから、私は言ったわ。…と」、「互いに労をねぎらったの」と述べるか、というと…。RT @academentian: 実際の発言見ると仕方ないかなという気も。ワンバックだとNG RT http://is.gd/Lh1zZd
Sakino Takahashi @sakinotk
まったくもって。たださすがに、職業翻訳者はやらないよう訓練されていると思います。 RT @nofrills: 記事自体はすばらしいし、他の箇所ではこういう、"まるでオネェ言葉"(デフォルメされた「女性」性)のような「だわ・のよ」調は見られないのに。...
KOMIYA Tomone @frroots
研究上日常会話の翻訳をする/読む機会があるのですが、女性の発言をコテコテの女性言葉で訳す人がいて困ります。 QT @sakinotk: さすがに、職業翻訳者はやらないよう訓練されていると思います。 RT @nofrills: (デフォルメされた「女性」性)のような「だわ・のよ」
Sakino Takahashi @sakinotk
.@frroots @nofrills 私は、ずっと翻訳者のコミュニティの運営に携わってきたのですが、90年代には、すでに、やっちゃだめ!の典型として語られていました。「のよね」「わよね」みたいな言い方でいわれていましたよ。(私自身は、せりふのあるものは、ほとんど訳していません)
nofrills/共訳書『アメリカ侵略全史』作品社 @nofrills
通訳者さんは使わないと思いますが、翻訳は一般の翻訳書でも女は「だわ・のよ」が多いです。サラ・ペイリンがスピーチで「J・アサンジはスパイよ」と述べたことになっている、など。RT @sakinotk: まったくもって。たださすがに、職業翻訳者はやらないよう訓練されていると思います。
Sakino Takahashi @sakinotk
ありゃま。私も、ひどいのは随分見かけていますが。おそまつな現状なんですねぇ。@nofrills 通訳者さんは使わないと思いますが、翻訳は一般の翻訳書でも女は「だわ・のよ」が多いです。サラ・ペイリンがスピーチで「J・アサンジはスパイよ」と述べたことになっている、など。
nofrills/共訳書『アメリカ侵略全史』作品社 @nofrills
@sakinotk @frroots 大きな違和感があったのは確かアルンダティ・ロイ(←うろ覚え、違うかも)の翻訳。「~が正しいことだと、彼らは考えているのであろうか?」的な修辞疑問文が、「~考えているの?」文体で訳されていて、Yes/No疑問文のようになっていたことがあります。
Sakino Takahashi @sakinotk
仮想ジェンダー文体(用語、これでいいのか?)って、他の文体的要素ともコミで考えないとならないってことですね.@nofrills @frroots 大きな違和感があったのは…「~が正しいことだと、彼らは考えているのであろうか?」的な修辞疑問文が、「~考えているの?」文体で訳され…
Sakino Takahashi @sakinotk
.@nofrills @frroots 私が見た一番すごいのは、コラピントの「ブレンダと呼ばれた少年」。男の子の双子ちゃんの片方を諸般の事情で女の子に育てることになったがうまくいかないという展開のなかで、「のよねわ」全開!(それだけじゃないのだけど)もうメチャクチャ。
KOMIYA Tomone @frroots
@sakinotk 今度からは「翻訳者コミュニティでは禁止事項」と強く主張したいと思います。 @nofrills
nofrills/共訳書『アメリカ侵略全史』作品社 @nofrills
こんな例も: http://is.gd/VCrQ4M 10代男性(日本国籍)イングランドのチームに入団。コメント「ビッグクラブの一員となれたことが凄く嬉しいね。そのためにも、プレーする準備は怠りたくないと思ってる」 @marikomariko @sakinotk @frroots
Sakino Takahashi @sakinotk
.@nofrills @marikomariko @frroots わ、10代であこがれのチームに入団という状況で、マッチョ側文体をあてがわれちゃう……男の子もおちおちしてられませんね。
苦い人生 @kaoruo
女性話者のインタビュー翻訳で語尾を「だわ/よ」とされ、直しを入れたこと数回あるなー。SP○などサラリーマン雑誌で。
苦い人生 @kaoruo
サラリーマン雑誌での「仮想ジェンダー文体」だが、ほぼ8割の文末を直した記憶。途中で嫌になった。「語尾全部直し」の一文で済ませたかった。
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コメント

nofrills/共訳書『アメリカ侵略全史』作品社 @nofrills 2011年7月28日
だらだらやってましたが、小見出しを入れるなどの編集終わりました。
ankes @ankes7 2011年7月29日
旧制女学校世代の知人で、丁寧語が「ございますのよ」も。美しい老婦人です。その方も「でしてよ」はない…RT ocyou_fujin: よろしくてよ。もあるわよ QT @nofrills: よくってよ!(お蝶夫人)…既に博物館マターですね、これは。姫川亜弓さんは現役 RT @massa27: …「だわ」は残っているのに「てよ」はほぼ絶滅してますねえ@
ankes @ankes7 2011年7月29日
そして、翻訳小説。が、より拙いのは矢張り実在の人の言葉として流通するインタビューでしょうね。まとめのなかで提示されていた人たちが、こういう話し方をしているとは、矢張り思えません。(あと児童文学…)(子供の話し言葉として、少なくとも80年代以降が舞台の作品でこれは…)
とんとかいも @_tontokaimo 2011年7月29日
翻訳小説に限らないけど、男性の登場人物は名字で表されて、女性の場合は下の名前ということが良くある。
🧙‍♂️🧙‍♂️🧙‍♂️峰淳芽@嵩岳社🧙‍♀️🧙‍♀️🧙‍♀️ @mine_junga 2011年7月29日
例が卑近で誠に申し訳ないが、これアニメや漫画でも常々めちゃくちゃ気になる 都内在住だが、ダワヨ言葉で喋ってるのって見た目50以上のおばちゃんだけなのに
🧙‍♂️🧙‍♂️🧙‍♂️峰淳芽@嵩岳社🧙‍♀️🧙‍♀️🧙‍♀️ @mine_junga 2011年7月29日
ちなみに、昨今のアニメでこの辺り気を遣ってるなーって感じたのは『けいおん!』で、主要キャラ全員(ドお嬢様の紬含め)ナチュラルな語尾で喋ってるんだけど、ド庶民階級出身だけど品行方正委員長な和と猫かぶって貞淑な女性教師像演じてるさわ子先生だけがダワヨ言葉で喋ってた
Oakbow@千波矢 @Oakbow7 2011年7月29日
小説は文字しかないので、登場人物を区別しやすいように女性性が強調された台詞になりやすいかもしれません。昔の翻訳小説はこれが顕著だったので、これ読んで育った世代は半ば無意識にこの方法論に染まるのかもしれませんね。
Oakbow@千波矢 @Oakbow7 2011年7月29日
ちなみにアガサクリスティーとかその辺の推理小説で育った私は、違和感なく読んでいたので指摘があるまで気付きませんでした。「良くってよ」とか生で聞いてみたいですけどw
紙魚 @silver_fishes 2011年7月29日
“男性の登場人物は名字で表されて、女性の場合は下の名前ということが良くある”これはどうなんだろうなあ。女は個人として呼ばれるのに、男は家の属性でしか呼ばれない、ということもできるわけで、「この状況は何を示しているのか?」は色々考えないと判断できない感じはする。
紙魚 @silver_fishes 2011年7月29日
“「互いに」とか「労をねぎらう」という表現の「背広にネクタイ」感と、「~したの」の(想像上の)女性語尾とのバランスの悪さ”この「背広にネクタイ」というのも性的役割のイメージが強いフレーズな気もしなくはない。まあだからダメ、ということではないけれど。
たりちぱ@・x・@ノ @tari_tipa 2011年7月29日
結局、タイトルの「なぜ」に対応する答はどこにあるのかしら?
zkhi @zkhi 2011年7月29日
会うと普段は決してそのような言葉使いはしていないフェミ系なひとが、もっぱらだわのよ語でツイートしている例もあります。何がしかの役割を自己規定しているのかも。。『ヴァーチャル日本語 役割語の謎』 http://amzn.to/p5qlAf
野間易通 @kdxn 2011年7月29日
私も、フェミ・クラスタの人たちの中に映画の吹き替えみたいな言葉遣いの人多いなと常々感じてる。
もらてん・“ふぁじめ” @moraten_fajime 2011年7月29日
軽く流そうと思ったけど思ったより面白そうなテーマだった、調べてみよう
hharuta @halcyon_humming 2011年7月29日
これが男性でも「だ・だよ」で訳されて違和感は同じ。それに足組んで答える程砕けてる場合「です・ます」を使う男子はまれ。かといって、この程度の翻訳に話者の細かい社会属性や思想まで読み取って、個性に即した口語スタイルをいちいち選択して訳すのはちょっとやりすぎ。結局、男は「だ・だよ」女は「だわ・のよ」と伝統的男女外国人キャラで訳してもらって、読者がそれぞれ脳内で想像して理解する、でいいじゃない。
@fav_ph_cam_JP 2011年7月29日
そういえば、けいおん!の、和ちゃんってこういう言葉遣いなんだけど、見てて違和感ないんだよね、キャラ設定と声優の選択で成功しているのかな。
松永英明@ことのは#ゲニウス・ロキ @kotono8 2011年7月29日
日本語学に「位相」(話者・TPOによって言葉遣いが変わる)という用語がある。日本語は位相語が多いため、言葉遣いだけで話者の関係性がわかる。それが女性の翻訳会話文末尾に過剰に現われると反発を招く例。
Haruna M. @hrnll 2011年7月29日
この話も定期的に出ますね。そのたびに、「だわ/なの/かしら」を言う女なんていない、という話になって、リアルに使う私は非常に嫌な気持ちになりますw 私にとって「女言葉」の問題は、規範として示される姿への批判で「現実は違うのに」という論理を使うことの危険性を実感できる話題です。
江口 隣太郎 @3GUT1_R1NT4R0U 2011年7月29日
そういう翻訳モノばっかり読んでたから違和感がないなあ。
AQN@ヮ<)ノ◆ @aqn_ 2011年7月29日
「和訳文って独特の雰囲気があるよなあ」って思ってたんだけど、それの原因の一つがこれなんだろうな。
がるせ @girlsaid 2011年7月29日
インタビューの翻訳とかならまだしも、翻訳小説の語尾まで性差別的だと言うのならば僕は差別主義者でいい。ああいう違和感が味になることも多々あると思ってるから。
Lumina @xeanna 2011年7月29日
小説など都度「これは誰の発言か?」を明示せず台詞を続けるようなケースでは女言葉・男言葉の語尾になるのは、少なくともそれに慣れてる身としては必要とも感じます。 しかしインタビュー記事の翻訳ではしばしば違和感を覚えます。 これは女性だけじゃなく男性についても言えることで、例えばスポーツのインタビューではTV番組の音声でも雑誌やWebの記事でも翻訳した男性の発言は「僕は~だよ」「~だね」「~じゃないかな」と言った訳語があまりにも多いのです。
ナょωレよ″丶)ょぅすレナ @rna 2011年7月29日
@kohsukekawa さんの文章を訳したときに、英語のニュアンスとか全然わからないのでとりあえず「山形浩生の訳したアメリカ人ハッカーの文体」っぽく訳してみたけど http://bit.ly/3E8TJL 本人の喋り方もメールとかに書く文章もこんな口調じゃありませんでした… すみません。でも彼がアメリカに何年か住んだ後にお会いした時はこんな口調に近くなってたような…
金色肉ねこマネー地味っ子地蔵尊 @pepeky 2011年7月29日
私も不思議に思ってたのだわあるね
@JGaxy 2011年7月29日
フィクションの中で老人が広島弁で喋ったりヤクザが関西弁で喋ったり中国人が「~のことアル」と喋ったりするのと同じ現象か。金水敏のいう役割語。
酔坂 大河 @yoitora 2011年7月29日
要するに女性語は時代遅れって事か。単純な話、翻訳する人間の感覚の問題だから女性語を区別しない現代の若者が翻訳家として仕事するようになってくれば自然とこういった表現も消滅していくことになると思う。
KuroiZell @lp008962 2011年7月29日
今のままでいいでしょ。試しに上沼恵美子で想像してみれ。
phew @searchlie 2011年7月29日
リアリズムを追求するなら吃りとか相槌とか「あー」とか「えー」とかも入れよう。
satoshi0210 @satoshi0210 2011年7月29日
違和感はなかったな。。。俺の習っていない英語の独特なニュアンスがあるのかと思ってた。口癖みたいな。
高幡 @shock8 2011年7月29日
ただの役割語かと。あと単に同じ吹き替えの人使っているとか
ぼんぼ%エイミ組 @tm_bonvo 2011年7月29日
むかーし小中千昭さんが、「~だわ」「~わよ」は使わないようにしてる、と仰ってたのを思い出したり。 http://ammo.jp/daguerreo/9802/tue/0203.html
アニ @gorotaku 2011年7月29日
例えばムスカは語尾に「たまえ」を連発する。「言葉を慎みたまえ君たちはラピュタ王の」云々。だけど現実世界で「たまえ」なんていう男がいたら相当奇妙。でも「ジブリのセリフ回しはおかしい」とかいう人はいない。
アニ @gorotaku 2011年7月29日
つまりフィクションの世界では「非実在日本語」な言葉遣いは山ほど使われて、我々はそれを違和感なく受け入れている。で、この種の言葉遣いは、どの辺から不自然に感じられるのか、ってことですよね。
アニ @gorotaku 2011年7月29日
ハウルとしてのキムタクは「ここで待っていてくれたまえ」と言うけど、月9のキムタクは「ちょ、待てよ!」というのである。逆にすると凄い違和感。
アニ @gorotaku 2011年7月29日
一般論として、「フィクション度」「バーチャル度」「心理的距離感」とかそんな感じの度合いが高ければ高いほど、「非実在日本語」を使わせても不自然に感じなくなる。
アニ @gorotaku 2011年7月29日
で、多くの日本人にとっては、「ガイジン」はそういう種類の遠い存在であってきた、ということじゃないですかね。彼らが日本語を喋るとしたら、我々の日本語とは違っているはずだ、という。
アニ @gorotaku 2011年7月29日
つまり「エルフ」や「ホビット」や「サイヤ人」や「トラルファマドール人」というのと同じレベルで「アメリカ人」を見てる、ということなんじゃないか。本質的にはジェンダーの問題ではなくて。
きゃっつ(Kats)⊿11/17乃木坂大阪個別 @grayengineer 2011年7月29日
よくものまね芸人がやるけど、UFO特番なんかで農村地帯の人のインタビューが「おら見ただ!」とか、何となく他地方から東北地方を見たステレオタイプ的な方言(っぽい語調)になっているのとか。何にしてもいちいち何でもかんでもジェンダージェンダーっていう人も多いね
きゃっつ(Kats)⊿11/17乃木坂大阪個別 @grayengineer 2011年7月29日
ちなみにタイ語にも男性型と女性型があって、挨拶の言葉「サワッディー・クラップ」は男性、「サワッディー・カ」は女性。女性から習った言葉をそのまま男性が使うと、オカマさんだと思われてしまう
かへ☆いん @kahein_ryaku 2011年7月29日
「気にしすぎじゃないの?→あーなるほどー→気にしすぎじゃないの?」なまとめでした.
きゃっつ(Kats)⊿11/17乃木坂大阪個別 @grayengineer 2011年7月29日
んで、いつごろからか、若い女性(中高生)が男性的な言葉遣いをし始めた時期があって、「おめーがやれよ」とか言ってるのを聞いたことがあって、やっぱりそれは違和感あった。普通「あんたがやってよ」とか「あんたがやりなよ」程度でしょ。そりゃ「あなたがおやりなさいな」とは言わんけどさ。今でもやっぱり男女の言葉の違いってあると思う。なくなった、という認識は誤りだよ
hamp@横浜山中 @32hamp 2011年7月29日
つーか、「報道に演出は要らん」で良いんじゃないかな。中性的(学術論文的)な丁寧語で訳せば良いと。  演出が必要な映画、小説などでは上で色んな人が言ってるように色々理由があるんで一律にこうだとは言えない。
後藤寿庵 @juangotoh 2011年7月29日
友近の声で脳内再生された
Jun Okada @ojunn 2011年7月29日
うん、気持ち悪いよね。
へぼやま @heboya 2011年7月29日
(,, ゚,_⊇゚) < まったくだわさ!
✨少年ブレンダ✨ @hibari_to_sora 2011年7月29日
女装にしても言葉使いにしても、拘り過ぎると不自然に見える。気持ち悪いと、それでチェックが入るわけだけど、じゃ「自然に見える」ということはどういうことなのか。ジェンダー的にはこの「自然に見える」ことの方が大事な気もする。
永沢壱朗 @Nichilaw 2011年7月29日
業界的な慣用句になってるんじゃないかなあ。オレゴンの農場主なら東北訛りとか、ニューヨークの証券マンはNHK的な標準語とか。官能小説なんかは著者がベテランだろうが新人だろうが、ヒロインはパンティはいてるしな。
ぼんじゅ〜る・Fカップ @France_syoin 2011年7月29日
「だわ」とか「よ」とかどうでもいいアルヨ。
三笠舞子 @maikomikasa 2011年7月29日
RT @nofrills: こんな例も: http://is.gd/VCrQ4M 10代男性(日本国籍)イングランドのチームに入団。コメント「ビッグクラブの一員となれたことが凄く嬉しいね。そのためにも、プレーする準備は怠りたくないと思ってる」 @marikomariko @sakinotk @frroots
三笠舞子 @maikomikasa 2011年7月29日
RT @sakinotk: .@nofrills @marikomariko @frroots わ、10代であこがれのチームに入団という状況で、マッチョ側文体をあてがわれちゃう……男の子もおちおちしてられませんね。
nekosencho @Neko_Sencho 2011年7月29日
のび太がよく「~かしら」を使ってたニャー
籠原スナヲ @suna_kago 2011年7月29日
「~だわ、~のよ」の他には、老人の「~じゃ」、中国人の「~アル」もそうかも。男性の「~だぜ」とか笑 翻訳に限らず、いわゆる「文学」の言葉は現実の言葉とは全く違う枠組みで動いている。
さばみそ @Sabamiso765 2011年7月29日
ライターが訳したのか元にした翻訳がそうなのかはわからないですが、母国語の語彙については翻訳能力とは別の能力な気もします。どちらかというと作家よりのような? それと、人となりが判らないのでどう訳したらいいのかわからないという問題もあるのかも……。
zkhi @zkhi 2011年7月29日
ちなみに、身内では昭和1桁の母と叔母がだわのよ言葉(語尾を含めていわゆる「山の手語」というべき独特の表現)で喋っているが、孫達からは「おばあちゃま言葉」と言われている。。。
俺@2016 @o_mina564 2011年7月29日
男しゃべりと女しゃべりは性差が低い国ほど違いはないのかな?ちょっと言語学に詳しい人に」ぜひとも聞いてみたい話ではあるな
俺@2016 @o_mina564 2011年7月29日
昔のほうが男女の差は区別されてたということのなのかな?男は男らしく女は女らしくという…もしかしたら男と女の言葉の差異が生まれたのは男世界と女世界がそれぞれ出来てた名残なのかも。男女間のコミュニティーより同性間のコミュニティーのほうが強かったと。まぁ今でも日本は男女間のコミュニティーより同性間のコミュニティーを作りたがるよね。異性の友達より同性の友達のほうが日本では今でも多い気が
酔坂 大河 @yoitora 2011年7月29日
確かに文学の世界で女性語ミームはもうしばらく生き残れそう。こういう話題に触れるとつくづく言葉は生き物だと実感する。いずれにせよジェンダー云々の問題とは少しベクトルが違う気がする。
hamp@横浜山中 @32hamp 2011年7月29日
@o_mina564 昔ってどの昔の事を言ってるのか解らんけど、ほとんどの時代で、言葉は性差より身分差の方がでかかったように思えますねぇ。
夏井孝裕 NATSUI Takahiro @futodoki 2011年7月30日
小川洋子も「まあ、ぴったりだわ」なんて書いてますね。
夏井孝裕 NATSUI Takahiro @futodoki 2011年7月30日
劇作家もある世代から上は「だわ」「のよ」を使っています。ナチュラルな台詞といわれている岩松了さんですら。
nobio @nobiox 2011年7月30日
「すみません」って、嫌な言葉ね。 最近つくづくそう思うわ。 何が嫌かって、それでおしまいなのよ。 「すみません」って言葉は。 なんでも「すみません」って言えば済むと思って。 そのあとが続いていかないし、説明の余地を与えないわ。 あれは、拒絶の言葉なのよ。会話を終了させる言葉ね。 恩田陸の登場人物は全員八千草薫。
nobio @nobiox 2011年7月30日
「実際に日本人がしゃべりそうな口調」に訳すのはむずかしい。私見では報道はこんなのがベスト→「わたしたちは偉大なチームに敗れた」「何か大きな力が日本を味方していたと感じた」。たぶん記者がこういう原稿を送ると、語尾に「わ」か「のよ」をつけろ、とデスクが命じる。
🧙‍♂️🧙‍♂️🧙‍♂️峰淳芽@嵩岳社🧙‍♀️🧙‍♀️🧙‍♀️ @mine_junga 2011年7月31日
またずれた話しちゃってごめんなさい! 10年前くらいに渋谷とかで10代男女の会話盗み聞きして気づいた日本語の男女の言葉の違い→仲間内のツッコミでね、男子は「殺すぞ」って言うの。女子は「死ねよ」って言うの。
深野樹里 @juri 2011年8月1日
F1ドライバーのコメントがそろいも揃ってフランクな口調になっているのと同質ですね。 小林可夢偉だって日本語のですます調で普通にしゃべっているはずなのに記事になると語尾が変わっている。
なくたく @nakkhtak 2011年8月3日
「言文一致」を目指してきた日本の近代文学が,「お約束」としてコード化されるに伴って徐々に口語とのズレを起こしつつある,という現実。もとより,完璧な口語による文章の表現というのは困難なわけで,ある意味普遍的問題?
undo(らぶほーほけきょ) @tolucky774 2011年8月3日
古い小説なんかは女性言葉でok 。けど現代と近い小説でやられると違和感あり。古い小説を現代語っぽく翻訳されるのも微妙だか
N2@knigh_ykk @knight_ykk 2011年8月4日
近代小説で語尾が「~だわ、~のよ」だとオカマになってしまうのよ…逆に女性ではなくなってしまう。ギャルゲだと未だに「~わよ」は使うけどギャルゲだから。
きゃっつ(Kats)⊿11/17乃木坂大阪個別 @grayengineer 2011年8月4日
ちなみに広島で育った人が東京に行くと、東京の男の人の言葉が女っぽく聞こえるんですよ。「~だよね」とか「~でしょ」とかは、地方によっては女性しか使わないので
satakein:limbotemple @satakein 2011年8月4日
⑨「あたいってば最強ね!」
ミッキー @t_micky 2011年8月4日
オネエ言葉としてではなく、男が「~だわ」って使うじゃん?使うよね?それってどういう経緯で使われるようになったんだろ。ベンジーとかチバユウスケとかよく使うよね。
狩野宏樹 @KAN0U 2012年3月8日
前にもどこかで紹介したように思うけど、『放送研究と調査』2009年3月号の『ウサイン・ボルトの“ I ”は、なぜ「オレ」と訳されるのか ~スポーツ放送の「役割語」~』(太田眞希恵) http://www.nhk.or.jp/bunken/summary/research/kotoba/016.html は、NHKの中の人が調べただけあって詳細な分析。読んで損はない。
りつい @ritui_42 2012年6月11日
私はむしろ「ガイジン」がその辺にいる女子と同じようにしゃべった方が違和感w一年前の記事だけど興味を引いたので。
西本 @west_book_ 2012年11月20日
原文読んだらしっくり来た。英語的「ちょいハイ」なノリを表すのに、「わ」「のよ」はしっくり来る。英語での自分の発言を母語で考えるとき、そもそも日本語のときとノリが違うので、自然に脳内で「わ」「のね」を付けて訳してたりする。丁寧語の「ですます調」は違うと思う。http://togetter.com/li/167524
LOLWUT!? @LOL_W_U_T 2013年8月25日
寝付けなかったのでこれ読んでた。「「翻訳された女」は、なぜ、「~だわ、~のよ」語尾で喋っているのか。」思うところをちょっと書く。
KRTさん@サブ垢 @KRTsun30 2016年9月10日
洋ゲーの女性の台詞の日本語字幕が男言葉だと「手抜き」と思われる件。http://www.nicovideo.jp/watch/sm16057067
hirom @thirom11 2016年12月11日
「小説で会話が続くときに誰のセリフかわからなくなるから役割語は必要」っていう人は、同性の会話があったら識別できなくなって困ってるんだろうか。あと2016年にリリースされたポケモンGOですらオネェ言葉が出てきていて面食らいました。
歴史 言語@እንጀራ @histoire_langue 2016年12月28日
ふと、東京の人が日常生活で終助詞「ぜ」を使ってる話を聞いて、ありゃあドラマの中だけやあらせんだんや驚いたのんを思い出した。 関東来たら、子ども等がみんなして不良みたいな喋り様に聞こえるし。 なんや、私の育った場所から見りゃあよっぽどこの「山の手ことば」のが現実的やったなあ。そんくらい「ドラマの喋り方」は現実には使わへん思うてた。
@gatirogrth 2018年7月15日
郭言葉とかから転じて大正時代の女子学生の間でつくられて流行ったのが~ざます とか ~ですわよ みたいな奥様お嬢様言葉だったんだよ 逆に江戸時代 六方詞っていうヤクザな男言葉使う町娘がモテるから流行したりもしている
八〇二@五月雨元年 @mk_802_ 2018年7月15日
一人称がオレやワシ(にされる)の方々
Ragi's Q・装甲竜's A @Ragi_Mari 2018年7月20日
西村京太郎「正直すまなかった」 語り口で女が喋っている記号として「ですわ」を付けると仰ってたのですわ
いぬ研究所 @head_jockaa 2019年7月9日
私は再三言うがこれはジェンダー問題だけでは済まない。文法上criticalな部分の多い「てよだわ言葉」によって日本語の構文規則が壊された挙句、言語消滅の危機に直面するだろう。
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