小松左京死去に対しての（主に）ＳＦクラスタの人たちの追悼（その１）

笹本祐一 @sasamotoU1

１９６０年代に書かれた「果しなき流れの果に」で、どうして小松左京は平成の大合併を知ってるんだんだろうと話を振ったときの流れ。松浦「小松さん、落ちても落ちても上の砂が減らない変な砂時計持ってるでしょう」小松「ああ、あれ、役に立たないんで古道具屋に売った」

笹本祐一 @sasamotoU1

これをすぐ横で本人の口からじかに聞いて、おお、これだけでもこのイベントの価値はあったと思ったっけ。コンピューター付きブルドーザーと呼ばれた知の巨人、お疲れさまでした。ゆっくりお休み下さい。２０世紀がどんどん遠ざかるなあ。

笹本祐一 @sasamotoU1

「果しなき流れの果に」は、一時期座右の書だった。日本でシナリオ書ける人間で、俺くらいあの作品を理解しているのは他にいないと自負していたから、アニメ企画進行中って聞いたときに「シナリオやらせろ！」って関係者の首根っこ捕まえたこともあったっけねえ。

笹本祐一 @sasamotoU1

「果しなき流れの果に」（「果て」ではなく「果」は４００字詰め原稿用紙換算で６５０枚ちょっと、という計算を見たのは確か小松左京マガジン。そんな枚数であんなでかい話書けるんだ、と衝撃を受けたっけ。

タニグチリウイチ：2023年も引き続き週何日か三鷹通い @uranichi

黙し悼む、小松左京さんを。 VT: http://twitvideo.jp/0679P

タニグチリウイチ：2023年も引き続き週何日か三鷹通い @uranichi

「さよなら、大きな友達。さよなら、 僕らの仲間」。

タニグチリウイチ：2023年も引き続き週何日か三鷹通い @uranichi

「こまけんハレーション」を読み返したくなってきた。

ＰＡＷ @paw2061

小松さんが…

柴尾英令 @baoh

小松左京先生は、一人の作家として、作品をいちばんたくさん読ませていただいた方でした。思春期のころ、日本の姿や宇宙を思う気持ち、いろんなものをぼくにインストールしてくれました。

柴尾英令 @baoh

会報を送ってもらうだけだったけれど、高校生のころは小松左京研究会に入っていたこともあった。

柴尾英令 @baoh

SF作家の小松左京ではなくて、小松左京がSFでした。 RT @Nshatner: 僕もそうです、インストールしてくれましたよね。”思春期のころ、日本の姿や宇宙を思う気持ち、いろんなものをぼくにインストールしてくれました。”

柴尾英令 @baoh

小松左京さんの出演されたイベントは何度か出かけていったことがあった。一番最初は、1979年のMEICON3。一番最後は5年前のロフトプラスワン「小松左京・谷甲州トークライブ」だった。その8ヶ月前、宇宙作家クラブ主催イベントでも、拝見した。

柴尾英令 @baoh

あとにもさきにも、こんな方はいらっしゃらないと思います。 RT @siglic: まさに知の巨人でした。 RT @baoh: SF作家の小松左京ではなくて、小松左京がSFでした。 RT @Nshatner:

柴尾英令 @baoh

2005年11月の宇宙作家クラブのイベントで、「夢の中で星さんが、こっちもいいよ。半ちゃん（半村良）もいるよというんだよね」といわれたときは、ドキッとしたが、翌年7月のトークイベントではずいぶんと闊達な印象だった。そのあたりはブログで。 http://goo.gl/qhA5z

柴尾英令 @baoh

共著のはずの「日本沈没　第二部」を小松左京さんが読み終えたのは、書店に並んで2～3週間後だった。「読み終わってほんとうに感心したなぁ。うちの（女房）が、さきに読み終えたんだけど、最後は泣いたといっていたのがわかる出来だったよ」 http://goo.gl/qhA5z

柴尾英令 @baoh

「日本沈没」も「虚無回廊」も未完だったけれど、終わらない豊かさがあると思うしかない。

柴尾英令 @baoh

自分の中で、上方文化への憧れがあるのは小松左京さんのおかげだし、自分の中のもうひとつのエレメントである万国博覧会体験も小松左京さんのおかげ。SFマガジンのバックナンバーを買いそろえているとき、70年の「国際SFシンポジウム」を知って、激しく憧れた。

柴尾英令 @baoh

小説として小松左京作品を初めて読んだのは「空中都市008」かな。小学六年生で新潮文庫の「闇の中の子供」を読んだときは、訳もわからず、おののいた。そのあと、父親が買っていた日本沈没を読み、冒頭のアダルトなシーンにもやもやしたよ。

柴尾英令 @baoh

新潮社の三重博一が、「自分の趣味を通したぜ」と、新潮新書で「SF魂」を出したとき、そのタイトルと内容にジェラシーを感じたものだった。

柴尾英令 @baoh

大人のための小説で、初めて声を出して笑ったこと、初めて恐怖で寝られなくなったこと、初めて涙が止まらなかったこと、初めて悶々としたこと、そして、小松左京作品には人生の蒙をいくつも啓かれた。

柴尾英令 @baoh

阪神大震災の数多ある被害のうち、いちばん悔しいのが小松左京さんの執筆活動にあたえたものだ。

柴尾英令 @baoh

小松左京さんの作品で、自分は肺がんになって先にウソがばれないうちに死んじゃうつもりだったのに、サイボーグになって生かされて……というものがあったけど、まだまだ、この国や世界をみて考えてほしかったなぁ。

柴尾英令 @baoh

1クリック注文しました。 RT @tsuru1go: 小松左京先生、少し前に文藝春秋SPECIAL夏号に寄稿していただいたばかりだった。 http://instagr.am/p/Is3HU/

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柴尾英令 @baoh

そうか。数年来の小松左京さんを見ていない人には、最近の写真が「ショッキング」に思えるのか。「ショッキング」と称して、URLなど晒している人の温度には辟易。

神谷純 @junkamiya

あああ……ああ……。 RT @makeplex: 作家の小松左京氏が死去 http://s.nikkei.com/pLS3gI