第44回勉強会「『大学図書館で研究データ公開支援をする』って、いったい何のことですか?~基礎の基礎から国内外の情勢まで~」
- chibaokota
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本日は約1年5か月ぶりの「北海道の図書館職員を中心とした有志による自主的な勉強会(仮)」です! #44_hokuto pic.twitter.com/QAkLldMasW
2021-03-09 17:40:58話し手は北大の三上絢子さん。 「『大学図書館で研究データ公開支援をする』って、いったい何のことですか?~基礎の基礎から国内外の情勢まで~」というテーマでお話しいただきます。19時頃まで実況ツイートする予定です。#44_hokuto
2021-03-09 17:45:07三上さんは先月開催された「第3回 SPARC Japan セミナー2020」でも発表されました(資料はCC-BYで公開されています)。nii.ac.jp/sparc/event/20… 今回の企画は、ここ2年ほどの間に自身が学んできた研究データ管理・公開の動きを共有したいと三上さん自ら持ち込んでくれたものです。 #44_hokuto
2021-03-09 17:47:20【今夜は勉強会!】 お久しぶりの勉強会は、北大の三上さんから研究データ公開支援のあれこれをお聞きします。 (つい先日四苦八苦して畜大リポジトリに登録したばかりなので楽しみにしていました) #44_hokuto
2021-03-09 17:58:29本日は勉強会始まって以来のZoomを使った完全オンライン開催となります。ありがたいことに道外からもたくさんの申込をいただき、多彩な参加者の顔ぶれとなっています。 勉強会中、参加者からのご質問は随時LiveQで受け付けます。こちらも初めての試みです。 #44_hokuto
2021-03-09 17:59:25まずはアイスブレイク。チャットで参加者同士あいさつを交わしています。お願い事項の説明のあと、いよいよ三上さんへバトンタッチです。 #44_hokuto
2021-03-09 18:10:41研究データとは何か?
例題で考える「何をどうする、研究データ?」
三上さん「研究データ公開支援について知る機会がなかったり、自分で調べても難しかったりしたので、今日の話では自分の勉強した範囲ですが少しでも考える手がかりになればと思っている」 #44_hokuto
2021-03-09 18:14:48三上さん「従来、図書館では研究成果としての論文は扱ってきたが、研究データは研究者に管理が任されてきた。研究データの対象は広く、公開・共有・管理が求められる場面が増えてきている。」 #44_hokuto
2021-03-09 18:21:03三上さん「論文を投稿するにあたって研究データの公開も必須となっている場面が増えてきている。また、Sherpa Julietによるとおよそ半数の助成機関が研究データの公開を必須・推奨としている。国内においてもAMED・JSPSが研究データ公開に関するポリシーを定めている」 #44_hokuto
2021-03-09 18:23:54三上さん「研究データの公開を義務付ける流れの背景には、研究不正の疑いが生じたときに証拠となること、公的資金の成果は一般に公開されるべきという考え方がある。研究者側のメリットには自分の研究を知ってもらえる、共同研究者を探せるなどが考えられる(が、不明な部分も多い)。」 #44_hokuto
2021-03-09 18:27:05三上さん「図書館が研究データの公開に関わる理由としては、オープンサイエンスの一環であるという点がある。機関リポジトリの運用により培ってきたメタデータや出版社ポリシーの動向に関する知識は、研究データの公開においても役に立つ。また、ほかに適切な部署がないこともある。」 #44_hokuto
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