南相馬市小高区「厩舎みちくさ」 ー東日本大震災から10年となる3月11日に寄せてー(追記:他の牧場の被災馬たち)
福島県南相馬市小高区にある乗馬牧場「厩舎みちくさ」。NPO法人「引退馬協会」(千葉県香取市)から被災馬の世話のため南相馬に派遣されていた渡部南さんが、小高区の避難指示が一部解除された2016年7月、それと時を同じくして、「厩舎みちくさ」を立ち上げた。
南相馬市小高区「厩舎みちくさ」には、被災馬が暮らしています。
新規預託馬受付中。避難指示解除後の2016年、借金からスタートした小さな個人事業です。 馬達と作り上げた新しい小高の景観で常磐道横から日本に元気と、頑張る福島をお届けします🐎🌿預託に関するお問い合わせ乗馬予約、お仕事のご依頼はダイレクトメッセージ📨まで 🏞福島が大好きです
震災から10年。普段は殆ど、被災馬です、とか助けられた馬です、とか言いませんがお預かりしている🐴テン、ティアラが警戒区域になる前にポニー牧場に避難したこ。お預かりしている、おにくんそしてうちのでこちゃん、マロンが警戒区域からの搬出馬です。写真は坊ちゃん。 mainichi.jp/graphs/2020042…
2021-03-11 17:44:37画像の説明:警戒区域内から区域外に運ばれ、馬主に引かれる相馬野馬追に出走する馬。栄養不足のためあばら骨が浮き出るほどやせて、毛並みが乱れていた=福島県南相馬市の馬事公苑で2011年5月2日午前11時46分
10年前、避難させれる場所が無く警戒区域に残らざる終えなかった馬達が、一人の飼い主さんの働きかけのお陰で浪江と南相馬、合計33頭、4軒の家の馬達が無形文化財の為の特例措置と言う事で、国、県、市の許可を得て正式に20キロ圏内から避難することが出来ました。 pic.twitter.com/MfY107kVjs
2021-03-11 17:47:49それでも、でこちゃん、マロン、おにくんのいた厩舎は津波の被害も酷くご飯を食べれない期間もあったので避難するまでに同じ厩舎にいたこの1/3が亡くなりました。でこちゃん達はその生き残りで私は当時被災馬の支援をする引退馬協会から現地のスタッフとして南相馬にやって来ました。 #震災から10年 pic.twitter.com/NzT1sIh7AF
2021-03-11 17:50:59避難したその後は南相馬市馬事公苑にいる馬達に関して現地が自衛隊の駐屯地になっていることもあり報道規制がしかれ、馬達や飼い主さん達を待っていたのは本当に大変な日々でした。当時はとても10年後の今の姿など想像も出来ませんでした。みちくさの厩舎は当時は牛達が暮らしていましたが今はいません pic.twitter.com/nyzar1LCvk
2021-03-11 17:56:25本来なら命の線引きなどあってはならない事ですが、当時はどうしても変えられない現実が20キロ圏内にはありました。行政主導で行われたペットの避難ですら、馬達が助けられたずっとあとのことでした。牛達が生きていたこの場所で、助けられた馬達が今生きている。 pic.twitter.com/re27xdIfIQ
2021-03-11 18:01:09そのことは他の震災遺跡には無い特別な意味があります。建物や地域を少し見渡しただけで大家さん、牛を飼って来た方の思いや牛を大切にして来た想いが色んな所に残されています。大事なのは忘れられないこと。 #震災から10年 pic.twitter.com/F64vb27Y9C
2021-03-11 18:03:58私に出来ることは本当に限られたことですが、これからも一番にはここを「続けること」そして「伝えること」それから「繋げる」こと。いつも相変わらずの同じ目標ですが、変わらず同じ目標で地域に根付いて頑張ろうと思います🐴 pic.twitter.com/R9QrOEiDcy
2021-03-11 18:07:29「獣魂碑」
原発事故放射能の存在すら
知ることもなく空腹に鳴き続け
息絶えた牛たちよ
人間のため試験に供され
命を絶たれた牛たちよ
全て人間の身勝手により絶命した
牛たちよ許して下さい。
と記されている。
普段はそんな大変だった出来事を微塵にも感じさせない馬達にいつも元気をもらっています。楽しいことが大好き❗地域の皆様に愛され過剰なまでのご当地アイドルとしての自覚😓今はコロナ情勢が厳しいですが、馬達をきっかけに小高に、南相馬に行って見たいと思って頂ければ嬉しいです❗📷は昨日の馬達🙀 pic.twitter.com/eT6UfVTvEM
2021-03-11 18:17:04書籍「被災牛と歩んだ700日 東日本大震災における 畜産農家の苦悩」
「被災牛と歩んだ700日 東日本大震災における 畜産農家の苦悩」は、2012年度東日本大震災対応「特定課題」の助成対象プロジェクト「警戒区域で生き延びた牛たちと畜産農家の戦い(700日の記録 ―牛と共に生きる)」(代表者:半杭一成氏・懸の森みどりファーム)の成果物として発行された。
福島県や南相馬市の畜産関係者3名による震災後から現在まで(2015年1月発行)の報告、14名の畜産農家の手記が掲載。家族同然に思っていた家畜たちへの思い、震災から避難、一時帰宅の際の様子が克明に記されています。
在りし日の、小高区大富の牛達の姿です。 #震災から10年 pic.twitter.com/3VcVqrIdON
2021-03-11 18:23:58牛への愛情を感じる写真の数々。 #震災から10年 pic.twitter.com/Q4h1ONF7SU
2021-03-11 18:24:42「被災牛と歩んだ700日」 #震災から10年 pic.twitter.com/sZa4aOPdg1
2021-03-11 18:31:41東日本大震災の被災馬で、震災で健康手帳が紛失してしまったため、生年月日も父母名もわからなかった「おにくん」。2017年、「ナイキプラネット」と判明しました。2006年5月24日生まれ。現在は、福島県南相馬市小高区の「厩舎みちくさ」に入厩しています。rha.or.jp/n/2017/03/post… #福島 #厩舎みちくさ pic.twitter.com/qJKyaB4U2k
2020-12-08 18:15:04「厩舎みちくさ」さんと交流のあるこちらの牧場でも、被災馬たちが暮らしています。津波と原発事故により、犠牲になった馬たちもいました。
🐎相馬野馬追🏇⚐ お知り合いの方は一言ください☺︎
1厩舎にいるこの子達は東日本大震災前からいて津波に浸かりながらも生きてくれた。8頭助けられずお父さんと何日も泣き探し回った。原発から20㌔圏内の動物は全て殺処分を言い渡されたあの日。父は役所に何度も頭を下げ守ってくれた。明日で9年7ヶ月。みんなに会いたいです #東日本大震災 #馬と生きる pic.twitter.com/No0nTl2Agq
2020-10-10 16:03:35