アセファル

Bangi23備忘録
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磐樹炙弦 Bangi V. Abdul @bangi23

腸は進化生物学的に脳とは別系統の自律系であり、脳の神経発火現象としての「私」からみれば「体内の他者」。腸は食物のInputから最も原初的なGo/Not判断を行い、神経物質分泌と排泄をOutputとして「私」に命令する「生まれなきもの」正しくは「頭なきもの」アセファルなんよ

2011-06-18 12:53:36
磐樹炙弦 Bangi V. Abdul @bangi23

腸が提示するシグナルは、脳の中の「自己」にとっては全く不合理で理解不可能だが、それは最も根源の「生死」に関わる意志決定であり、補佐役として発達した脳神経系はそれに従わざるを得ない。放射能と下痢に病理学的関連性はないとする見解は、思い上がり混乱した「脳内自己」の戯言でしかない。

2011-06-18 12:58:32
磐樹炙弦 Bangi V. Abdul @bangi23

腸の強制力は凄い。自身の腸を機械の一部のように捉える人体観は、人生を極めて錯綜させ、理解不可能なものにする。腸と語らうこと、アセファルを召喚しその啓示に頭を垂れることは、心身の健康にとって是非とも必要な至上命題である。間違いない。

2011-06-18 13:04:54
磐樹炙弦 Bangi V. Abdul @bangi23

腸(はらわた)が煮える、腹が決まる、腹黒いなどの言葉が示すように、日本人はこの体内の他者 - 真の自己をよく知っていた。切腹は腹を開き見せ潔白を証すと同時に頭を切り落とすアセファルの供犠儀式だ。

2011-06-18 13:28:10
磐樹炙弦 Bangi V. Abdul @bangi23

1970年、岡本太郎はアセファルの塔をたて、三島は頭なきものとなった。この時、頭脳主導型の高度経済成長に対して、腸の叛乱、断罪があったことは間違いない。今、全国を覆う「下痢の影」もまた、アセファルの非情にして声なき声であろう。

2011-06-18 13:30:41
磐樹炙弦 Bangi V. Abdul @bangi23

アセファルがいる 三輪にも熊山にもそこかしこに

2011-06-20 01:11:33
磐樹炙弦 Bangi V. Abdul @bangi23

そしてアセファルは勿論我々一人一人の体の中にいる むしろ我々がアセファルの体内にいるのだ 何故今なのかなんて問いは野暮 アセファルには今しかない 心理学的魔術的な遡行でAtopic/Acephalicな記憶層に到達することができる どう活かすかは人次第だが命令するのはあちらさん

2011-06-20 01:34:35
磐樹炙弦 Bangi V. Abdul @bangi23

頭がなければ空間もない 我々が一本の管だった頃の記憶 つーか我々は深層では依然一本の管である はてさて

2011-06-20 01:38:13