ちなみに日本は戦車が歩兵の支援をするのが主な仕事だったので、突撃砲のような兵器というのはほとんど開発されていません。
2011-07-30 01:04:39ほとんど、としたのは、一応突撃砲と近い仕事をする兵器や、それから区分けされた「駆逐戦車」にあたる兵器などが開発されていたからですね。代表的なのが二式砲戦車「ホイ」、4.7cm試製五式自走砲「ホル」ですね。
2011-07-30 01:07:39二式砲戦車は戦車部隊の火力支援を行い、対戦車陣地などを破壊するために開発されました。一応副次任務として対戦車戦もありますけどね。ただ、これはあくまで「戦車隊の火力支援」をするための兵器の開発なので、似てる仕事ながら突撃砲とは分類が違うので入れるかどうか悩みました。
2011-07-30 01:11:05そして4.7cm試製五式自走砲「ホル」は九五式軽戦車「ハ号」の車体を流用、操縦室から後部を30mmの装甲板で覆い、更に実績のある4.7cm一式戦車砲を改修した一式戦車砲Ⅱ型を使用。砲塔を持たないそれは完全に駆逐戦車そのものです。ドイツから概念を輸入したんでしょうか?
2011-07-30 01:16:05車体の方も履帯の幅を広げて走破性を良くした改修を行ってるようですね。しかしこちらは実用試験の結果として戦闘室内の狭さが問題となり、それの改修をしているうちに終戦してしまったようです。
2011-07-30 01:19:18@bouninng まあ実際はⅣ号戦車に近い兵器だったのも理由の一つなのですよー、おやすみなしあ。
2011-07-30 01:21:43英国にもそんな車両があったような。 RT @Nyarlathotep_44:(略)ただ、これはあくまで「戦車隊の火力支援」をするための兵器の開発なので、似てる仕事ながら突撃砲とは分類が違うので入れるかどうか悩みました。
2011-07-30 01:23:54ああ。マチルダCSだ…………幾ら、効率化のために二ポンド砲用榴弾を作らないからって、榴弾砲専用マチルダを作るのは本末転倒じゃね?
2011-07-30 01:25:35ちなみに四式中型装軌貨車「チソ」を改造し、上部にボフォース社製の7.5cm m/30高射砲をコピーした「四式高射砲」改修した「五式戦車砲(長)Ⅱ型」を搭載した「7.5cm試製対戦車自走砲『ナト』」が開発されていたりします。
2011-07-30 01:26:19@yukikazemaru 英国にも似た戦車があるんですか?ちょっとA国戦車は分からないので何とも言えませんが……巡航戦車がその役割を与えられてるんでしたっけ?
2011-07-30 01:28:28どっちかと言えばこの「ナト」はドイツのハーフトラックに対戦車砲を乗せたタイプと似ている気がしますねー、何でも流用しようという発想になるとどの国も似てくるんでしょうか。
2011-07-30 01:31:24@Nyarlathotep_44 いえ、歩兵戦車です。歩兵戦車のマチルダに二ポンド砲搭載→榴弾がない→じゃあ、榴弾発射可能砲(三ポンド砲)搭載型マチルダ作る、っていう流れでした…………何を考えているのやら……
2011-07-30 01:32:24で、この「ナト」なんですが、実射試験にて砲撃をしたところ、反動で砲架の取り付け部分に亀裂が入ってしまい、更にボルトが砕けるという結果に終わっています。こちらもなんとか製造までにはこぎつけたようですが、結局は双方の素体とも開発が遅れたため、一輌も作られることがなく終戦しています。
2011-07-30 01:34:00@yukikazemaru 英軍の初期~中期の戦車事情は日本よりも複雑怪奇ですからね……なんで英軍はあれだけ迷走をしたのか、私には分からないのですよね。
2011-07-30 01:35:59とまあ、日本の「突撃砲」に近い分類の車両を紹介してみましたが、旧軍兵器はこれの他にもまだまだ面白い兵器があるんですよ。だけど今日は時間が時間なので、ここらへんにしてまた次回に語ることにしましょうか。
2011-07-30 01:37:53