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【電子書籍】 電子書籍の課題点を巡るあれこれ 【紙の書籍】

最近勉強中のISBNのこととか、電子書籍の展開方法とか、電子書籍がなぜパッとしないのか、などについて、それぞれスタンスの違う人といろいろディスカッションしてみた。
議事録 ISBN 竹の子書房 電子書籍
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加藤AZUKI@「忌」怖い話卒哭怪談 @azukiglg
@alpha_isc 成人のゲーム離れも同じ理屈で、皆忙しい。可処分時間の細分化が進んでいるので、テレビの前に1時間も拘束されて、他人の合コンを見せられてもなあ、っていうのはあるかも。
加藤AZUKI@「忌」怖い話卒哭怪談 @azukiglg
えー、是非弊社竹の子書房の電子書籍を http://bit.ly/crDS4i RT @RafcoInc: 通勤電車の中でさらさらっと読めて、次の日すぐ続きが思い出せることが重要w RT @alpha_isc: それは「読む時間がない」ってのもある気がします RT
加藤AZUKI@「忌」怖い話卒哭怪談 @azukiglg
ありがとう\宣/そしてありがとう RT @RafcoInc: こうやってさりげなく、自然に宣伝のチャンスを与えてあげるアタシって神。 RT @azukiglg: えー、是非弊社竹の子書房の電子書籍を http://bit.ly/crDS4i RT @RafcoInc: 通勤電車の
加藤AZUKI@「忌」怖い話卒哭怪談 @azukiglg
@takumi_0919 「それで金を貰おうとする中間事業者」が多すぎることが問題ではないか、と思わないでもないです。その割りに末端事業従事者の分け前は多くはないとゆー。
たくみ @bigjoe_uri
着物業界はその悪質さの極地です。 @azukiglg 「それで金を貰おうとする中間事業者」が多すぎることが問題ではないか、と思わないでもないです #kimono
加藤AZUKI@「忌」怖い話卒哭怪談 @azukiglg
@takumi_0919 出版は著者、イラストレーター、編集者、デザイナー、校正者、カメラマン、組版、印刷、営業、小売り、と関わる人が一杯いるから、電子書籍にすればダイエットできるぜ、と言われて久しいんだけど、別の問題が噴出していくと思う(脱線するのでまた今度
@rafcocc
いやもう電子書籍は100時間ぐらい調べたけど、ありゃプラットフォーム争いで自滅だと思うよ。そのうちGoogleさんあたりが何とかしてくれるのを待つしかないです。これがアタシのFA。(´・ω・`)
たくみ @bigjoe_uri
今度話してくださいよぉ。面白そう。 @azukiglg 別の問題が噴出していくと思う(脱線するのでまた今度
@rafcocc
コミケなんか、やってる内容自体はネットで十分コトが足りるはずなんだけど、やっぱり集まるのはどこかでリアルに集まりたいというモチベーションがあるんですよね。 RT @azukiglg: コミケとかねw RT @RafcoInc: この忙しい時代に、みんな仕事や予定を繰り合わせて、わ
加藤AZUKI@「忌」怖い話卒哭怪談 @azukiglg
@RafcoInc あれは祭だから。それこそフジロックと本質部分は同じですよ。「音楽なんかiTunesとニコ動で足りるはず」だけど集まってくるようなもんで。
加藤AZUKI@「忌」怖い話卒哭怪談 @azukiglg
@takumi_0919 ついさっきまで竹の子書房クラスタとしてましたw 作家がInDesign使いこなして電子書籍まで作れば最小ロットで本が作れる、将来はそうなっていくだろう、と思われがちだけどなんでそうならないのかというと、業務が増えるのとプレッシャーとで死んじゃうからだ、と
加藤AZUKI@「忌」怖い話卒哭怪談 @azukiglg
@RafcoInc 同じですお。「同人誌を書いた作家が目の前にいる」みたいな。コスプレイヤーを生で見られる、とか。あと、「フェスでしか会わない友達」がいるように、コミケでしか会わない友達ってのもいます。
加藤AZUKI@「忌」怖い話卒哭怪談 @azukiglg
@takumi_0919 個人が電子書籍作るってのは、ボカロで曲作って絵を描いて動画も作って、みたいなもんだと思うんですよ。いい話を書ける人=いい曲が作れる人が、必ずしも絵がうまくて編集がうまくて動画もうまいとは、限らない。
加藤AZUKI@「忌」怖い話卒哭怪談 @azukiglg
@takumi_0919 そうすると、文章はうまいけどそれ以外のことが苦手なシングルスキルの人は自力で電子書籍出せない。んで、全部が人並み以上にできるマルチスキルな人でないと電子書籍は出せなくなる、とか。しかもミスは全部自分に跳ね返ってきますw
たくみ @bigjoe_uri
なるほど。電子書籍隆盛の世は作家が淘汰されてしまう世界なんですね。きっと。 @azukiglg いい話を書ける人=いい曲が作れる人が、必ずしも絵がうまくて編集がうまくて動画もうまいとは、限らない。
たくみ @bigjoe_uri
ライブもコミケも「空気を吸いに行っている」と私は考えてます。この漠然としたものにそれだけの価値があるんですよね。ライブ好きとしての一意見。 @RafcoInc あーそれはなんとなくわかる。 RT @azukiglg: 同じですお。「同人誌を書いた作家が目の前にいる」みたいな。
加藤AZUKI@「忌」怖い話卒哭怪談 @azukiglg
@takumi_0919 どっちに転ぶかはまだわからんです。シングルスキル作家が淘汰されてマルチスキルの人だけが残るのか、それとも逆に専業ではない兼業作家が莫大に増えることで、専業作家が淘汰されてしまう可能性だってなくはないです。
加藤AZUKI@「忌」怖い話卒哭怪談 @azukiglg
@takumi_0919 @RafcoInc その例えは的確、と16歳からコミケとライブに通っていたアタクシは賛成します。
加藤AZUKI@「忌」怖い話卒哭怪談 @azukiglg
@takumi_0919 紙の本ですらそうだけど電子書籍は単価が安い&実際に動いた点数しかお金が入ってこない(紙の本は刷りすぎ返品分も普通は先払いでお金貰えます)ので、作家が今までと同じ労力でも得られる報酬が少なくなるので、それ一本の専業作家には厳しくなる可能性が高いです。
加藤AZUKI@「忌」怖い話卒哭怪談 @azukiglg
@takumi_0919 他に本職があり、これだけで食べてるわけではない兼業作家なら耐えられます。兼業作家は年に1回でもいいわけで。専業作家はもっと短いスパンで出さないと食えるくらい儲からない。でも供給過多になっても消費者の人数は変わらないから、パイの食い合いになる。
@rafcocc
もうだって、メチャクチャですもんw RT @kamonegi_blue: やっぱりそうですか RT @RafcoInc: いやもう電子書籍は100時間ぐらい調べたけど、ありゃプラットフォーム争いで自滅だと思うよ。そのうちGoogleさんあたりが何とかしてくれるのを待つしかないです
加藤AZUKI@「忌」怖い話卒哭怪談 @azukiglg
@takumi_0919 結果的に、得られる可処分資産単位が小さくなってますので、電子書籍の印税率が高めに設定されていても、収益は小さくなります。購入者の可処分資産は無限ではないので。
加藤AZUKI@「忌」怖い話卒哭怪談 @azukiglg
@takumi_0919 とまー、電子書籍経済の行く末を考えてると、専業作家はお先真っ暗ではないのかという気がしてきます(^^;)
@rafcocc
ただねぇ、これはたしか双葉亭四迷が言った言葉だと思うんですけど、家庭があって、親や妻子を養わなければならない立場にある人は、たとえ天才であっても作家を目指してはならない。つまり金のために書いてはいけない、作家というのは道楽でなければ作品自体の質が下がるよ、と。
たくみ @bigjoe_uri
価格が下がる=産業として成立しなくなる、価格競争が起きる、ですからね。工業屋としての意見でも「コスト勝負の世界」には余り踏み込みたくないんですよ。 @azukiglg 電子書籍経済の行く末を考えてると、専業作家はお先真っ暗ではないのかという気がしてきます
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コメント

@rafcocc 2011年7月30日
すいません、とり急ぎ無関係な人物の固有名詞に関わるところだけ削らせてもらいました。本筋とは関係ないとこです。
@rafcocc 2011年7月30日
一応さらっと読み返してみた印象ですけど、結局既成概念を取り払えない人というのが当の出版業界にこれだけいるわけで、そりゃ専守防衛にもなるだろうな、と。で、ある日黒船が現れてぶっ潰されるよ、と。いうコトをアタシは常々言って来たです。
@rafcocc 2011年7月30日
で、ぶっ潰されたら一番困る側の人たちが、一番変わらなきゃいけないはずなのに(ry ある意味ギョーカイ鎖国状態なんだなぁということが知れば知るほどわかって来るです。
ex_hmmt @ex_hmmt 2011年7月30日
とりあえず、途中でざっくり「TRPG冬の時代」の話をネタにして課題点を探ってるようだけど、なんか認識がずれてる気がするが、そこは本論じゃないので別にいい……のかなぁ。
加藤AZUKI@「忌」怖い話卒哭怪談 @azukiglg 2011年7月30日
出版業界は明治くらいから業界体制を構築し続けてきているので、一朝一夕には意識変革は難しい、というのが一件。そんで、実はそこに連なる読者も同様に意識の急展開ができるかどうかが試されているのが現状だろうなと思います。
加藤AZUKI@「忌」怖い話卒哭怪談 @azukiglg 2011年7月30日
「電子書籍元年!」「これから本は変わる!」「出版不況の救世主!」と言われて一年経ちましたが、少なくとも「それで食える産業構造」はまだ十分に育っていない気はします。それが育たないうちは、事業者に儲けが出ない持ち出しが続く。
加藤AZUKI@「忌」怖い話卒哭怪談 @azukiglg 2011年7月30日
コンテンツ作成事業者(作家)、コンテンツ加工事業者(編集)などにタダ働き、安働きを期待するなら、SNSゲームのような感じの制作費が安くて単価が安いビジネスとして成立する余地もあるかもしれないし、実際その方向に向かうだろうとは思います。
加藤AZUKI@「忌」怖い話卒哭怪談 @azukiglg 2011年7月30日
それとTRPGの「10倍の値段だったものを1/10にすれば10倍買って貰えるという誤解」については、認識違いもへったくれもない話なんですが、この話に触れると今もTRPGをやっている人にdisられた、と噛みつかれるのは毎度のこと。
加藤AZUKI@「忌」怖い話卒哭怪談 @azukiglg 2011年7月30日
TRPGに限らず「価格を1/10にすれば今までの10倍売れる」という認識で電子書籍の価格引き下げを言う人が多いんだけど、百人が千人に、千人が1万人に、くらいまでの規模ならぎりぎり通用するけど、1万人が10万人になったりはしないってことは理解されにくい。
加藤AZUKI@「忌」怖い話卒哭怪談 @azukiglg 2011年7月30日
同じ十倍でも、ひとつのカテゴリについての書籍の市場規模は1万人前後(昔は初版はその2~3倍あったけど今は1万前後。新書は4桁スタート重版なしはザラ)。ちょいと成績よくて2万とか。
加藤AZUKI@「忌」怖い話卒哭怪談 @azukiglg 2011年7月30日
今の出版業界はそのくらいの市場規模(単独カテゴリに対する)で喘いでる状態で、値段を1/10に落とせば10倍売【れる】んじゃなくて、「値段を1/10に落とすなら、元の10倍売【らないと帳尻が合わない】」。でも、単独カテゴリにそんなに市場力はないと思う。
加藤AZUKI@「忌」怖い話卒哭怪談 @azukiglg 2011年7月30日
なぜなら同程度の質で無料のものもあったり、同じ時間やお金を費やす別の娯楽の選択肢があったりで、単一嗜好に対して時間を割いてくれる(能動的にチョイスしてくれる)顧客の規模は、価格の課題を解決しただけで10倍になったりはしないんです。
加藤AZUKI@「忌」怖い話卒哭怪談 @azukiglg 2011年7月30日
100から1000なら10倍でも増えるのは900人。単行本新刊の初版部数の最低値が3000くらいなので、100から1000に増えたなら吸収できます。どんな分野でも3000人は「どんな条件でも本を買う人がいる」ので、その3000人でペイできるように価格設定される。だからハードカバーの本は高いのです。
加藤AZUKI@「忌」怖い話卒哭怪談 @azukiglg 2011年7月30日
千人から1万人は10倍ですが9000人も増やさないとならない。文庫の初版がだいたい1~2万の間ですから、店頭に並びさえすれば内容を確かめずに買ってくれる人や名前買いなども含めてまだなんとか捌けます。今の文庫商売はそのへんでペイする価格設定。
加藤AZUKI@「忌」怖い話卒哭怪談 @azukiglg 2011年7月30日
電子書籍がそれより値段落とすなら、それより顧客を多くしなければならない。単純に1/10のねだんにするなら、10倍。1万から10万は10倍だけど、9万人も増やさないとならない。9000人増やすのはできても、9万人を一過性でなく恒常的に増やさないと市場が維持できないとなると難しい。
加藤AZUKI@「忌」怖い話卒哭怪談 @azukiglg 2011年7月30日
何年かに一度、その時点でのヒット作例えば電車男なりバカの壁なりハリポタなりを買う人は、日常的にはほとんど本を買わないんです。数百万部のヒットを支えているのはそういう普段は本を買わない人だけど、その他の数万部しか出ない本を買いささえている人は普段からその他の本も買いささえている人。
加藤AZUKI@「忌」怖い話卒哭怪談 @azukiglg 2011年7月30日
娯楽として読書をする人が1/10の値段になったら10倍買うだろうというのは一人の読書マニアに対する認識としてはあながち間違ってませんが、買う人が10倍に増えるということとイコールではないので、点数全体の売り上げは伸びるけど1点あたりの売り上げが伸びるわけではないです。
加藤AZUKI@「忌」怖い話卒哭怪談 @azukiglg 2011年7月30日
また、1/10の値段で買った本の分量が1/10しかないわけではないので、値段が1/10でも読むのには今までと同じ長さが掛かります。1冊60分で読めるラノベが、値段が1/10だから6分で読み切れるわけじゃありません。読書好きの読書ペースが価格に応じて短縮され早くなるわけでもない。
加藤AZUKI@「忌」怖い話卒哭怪談 @azukiglg 2011年7月30日
そうすると、買ったものを消化するのに掛かる時間はこれまでと同じなので、1/10で供給される10倍の量のものは、これまでと同じ速さ(増加分に応じて考えるなら1/10の速度比)で消化されることになります。商品がだぶつくってことです。
加藤AZUKI@「忌」怖い話卒哭怪談 @azukiglg 2011年7月30日
この世に娯楽が本しかないのであれば、これはあまり大きな問題にはなりません。他の娯楽と消化時間/可処分時間を奪い合う必要を心配しなくていいからです。ですが現実にはその他の娯楽、特に「お金を掛けなくてもできる娯楽」がたくさんあり、そちらに時間を割いている人のほうが圧倒的に多い。
加藤AZUKI@「忌」怖い話卒哭怪談 @azukiglg 2011年7月30日
そうなってくると、「1/10に安くしたから10倍買われ、読まれ、消費されるはず」という皮算用が成立しなくなります。ましてや「今まで文字を読むことにお金を払ってこなかった人」を新たに顧客にしよう、てんですから、財布の紐は固くなかなか払ってくれません。
加藤AZUKI@「忌」怖い話卒哭怪談 @azukiglg 2011年7月30日
「なるほど、じゃあ値下げすれば買ってくれるに違いない」かというと、価格だけがネックではないというところがどうにも理解されがたい。電子書籍は1/10にして10倍売れば市場規模は維持できる、というのは都合のよい計算であって実際には、他の娯楽(趣向の違いや、タダでも楽しめるもの)との顧客獲得競争があるので、そううまくはいかないだろう、というお話。
加藤AZUKI@「忌」怖い話卒哭怪談 @azukiglg 2011年7月30日
「価格を1/10にすれば顧客は10倍に増える」と 「価格を1/10にするなら顧客は10倍に増やさないといけない」は、似て非なる話。作者擁護/確保のために印税比を上げたりの工夫がされてはいますけど、母数が小さくなるので事業として専業の人はやっていくのが難しくなる。(一部の成功者とそうでない人の落差が大きくなる)
加藤AZUKI@「忌」怖い話卒哭怪談 @azukiglg 2011年7月30日
「1/10の価格にすれば10倍売れるはず」という誤解で【冬の時代】に入ってしまった前例として引き合いに出しやすいのがTRPGなわけですが(盛り上がった時代と冬に突入していく時代にそこにいたから)、電子書籍に対する「今までより安く出せば今までより多くの顧客が開拓でき、市場規模は維持できるはず」という認識は、その時代のTRPGに関わった人間の認識に、非常によく似ているという話。
加藤AZUKI@「忌」怖い話卒哭怪談 @azukiglg 2011年7月30日
その後TRPGは奇蹟のV字回復を果たしたらしいのですが、TRPGから離れた僕の視界にも入ってくるほどではない程度の規模(顧客の獲得規模)で安定したのか、夏の時代に向かって進軍する途中なのかは、杳として窺い知れません。
加藤AZUKI@「忌」怖い話卒哭怪談 @azukiglg 2011年7月30日
まとめ。1/10にすれば10倍売れるんでなく、10倍売らないと元の市場規模は維持できない。点数10倍を維持すれば質が下がり、産業として成り立たつ市場規模が維持できない場合、ビジネスとしてではなくニコ動やニコ生のように「コンテンツは無料」という形のものに集束するかもしれない。
加藤AZUKI@「忌」怖い話卒哭怪談 @azukiglg 2011年7月30日
例えば作家が、「これが売れれば1年食える」と思って1年掛けて書いた小説で今までは1年食えるだけ稼げたけど、今後は1年掛けてかいても1ヵ月の生活費にしかならない。じゃあ、作家は12倍書けばいいのかというと、そんな速さでは質が保てないか、急に10倍と言われてもそもそも書けないから、今までの執筆ペースだと専業作家は食べていけなくなる。
加藤AZUKI@「忌」怖い話卒哭怪談 @azukiglg 2011年7月30日
だけど12倍の点数の新刊を出さないとビジネスが維持できないから、作家が12人用意されることになる。総額は変わらないが、労働リソース12倍になるので、一人当たりの収益機会は1/12に。お小遣いを貰って帰る、という規模になるがそれでは食えないので、増える12人は兼業作家(他に本業がある)にならざるを得ない。
加藤AZUKI@「忌」怖い話卒哭怪談 @azukiglg 2011年7月30日
コンテンツ作成コストを落とし、商品点数の投入総量を増やし、という形で兼業作家の占める割合が増えていく。専業作家のものは今までの10倍売れないと今までと同じ規模を維持できないが、お金を出して買ってくれる読者を10倍に増やすのがどのくらい困難かは、今それで食べてる人ならピンとくるんじゃないかと。たぶん、僕程度の中小事業者は無理です。
加藤AZUKI@「忌」怖い話卒哭怪談 @azukiglg 2011年7月30日
まあ、兼業作家のほうが専業作家よりもいいものを書けないわけではないので(書く事が義務になってないので)、電子書籍のコンテンツクオリティが劇的に劣化するということではないと思うけど、立ち読みできるわけではないし、知らない名前の著者の本はそもそも視界に入らないので、大多数の兼業作家は何らかの仕掛けがないと世に知られることなく消えていくのではないかと……。
加藤AZUKI@「忌」怖い話卒哭怪談 @azukiglg 2011年7月30日
文学賞の効果は近年賞味期限がどんどん短くなってるのと、大正昭和の文壇があった頃までのような(娯楽の選択肢が今より少ない時代のような)好条件ではないので、そこらへんも難しかろう、と。結局のところ、本っていう小商い(1点あたり)は今後ますます小さな商いになっていくだろう、というのが現状での見通しです。
加藤AZUKI@「忌」怖い話卒哭怪談 @azukiglg 2011年7月30日
テレビがタダで視聴できたり、広告がたっぷり入った雑誌が割と好き勝手できたりしてたのは、制作費を視聴者/読者が負担しなくてもコンテンツ作成費を贖って来れたから。広告が入らなくなれば雑誌は潰れ、タダのテレビは広告を入れてくれるとこに都合のいいものを流すようになり、カネがないから「楽な手段」に逃げる。
加藤AZUKI@「忌」怖い話卒哭怪談 @azukiglg 2011年7月30日
コンテンツ作成者に負担を強いる形でコスト引き下げを達成して安く、或いはただ同然にした商業製品は、当然ながら(顧客ではなく)スポンサーの意向が反映されやすくなる。 これに対抗して最初からタダで作られたコンテンツ(事業としての負担を強いない)は質や内容にばらつきはあるけどスポンサーの意向に左右されにくくなる。
加藤AZUKI@「忌」怖い話卒哭怪談 @azukiglg 2011年7月30日
電子書籍は、その意味でクリエイターが趣味や道楽で作るコンテンツが増えていくだろうと思う。ビジネスで作ったコンテンツはビジネスが成り立たない程度にしか出ないので、かなり厳しかろう、と。 ともあれ、電子書籍に期待する人はバブルの遺伝子wを持っていがちなので、「最先端にいる我が道程の後に道はできる」という気持ちになってることに気付いたら、深呼吸はすべきだと思います。
@rafcocc 2011年7月30日
えっとね、短く言うと、出版業界から見てWeb業界が現状「並列の敵」なんですよね。TVの代わりにWebが現れた、さあどう闘う?っていう。でもWebはフィールドなんです。敵じゃない。そこで何をやる?っていう発想への切り替えが必要だと思うです。
ex_hmmt @ex_hmmt 2011年7月30日
単純に言って、TRPGが冬の時代を迎えた理由は、「価格を下げて数を売ろうとしたから」ではないでしょう。疲弊したユーザに魅力的なコンテンツを提供できなくなった時期が存在した、というのは事実だと思いますが。
ex_hmmt @ex_hmmt 2011年7月30日
そもそも価格を1/10とかにして売ったシステムの最たるものであるところのソードワールドあたりは、価格を1/10にしたら10倍売れたどころの騒ぎじゃない、89年に発売して94年には10万部、最終的には20万部とかいう話です。リプレイ・小説等関連書籍まで含めればそれこそ何部出たのかわからんくらい。
ex_hmmt @ex_hmmt 2011年7月30日
で、最終的に冬の時代を迎えてTRPGが売れなくなったのは事実だと思います。が、それはTRPGが「安くすれば数が掃けるだろう」を繰り返した結果なのではなく、より魅力的なコンテンツが出現し、そちらにユーザを奪われた結果である、単に「飽きられた」結果であるとしか言えないのではないか。
ex_hmmt @ex_hmmt 2011年7月30日
「安くする」を介在しなくても、同様の現象は常に置き続けています。たとえばコンピュータゲームのSTGブーム→格闘ゲームブーム→音ゲーブーム という移り変わり。これは価格帯に左右された結果では無いが、TRPG→TCGという移り変わりと同様の結果です。
ex_hmmt @ex_hmmt 2011年7月30日
TRPGに限って言えば「安くすれば売れるだろう」は(結果として)事実であったし、そしてその終焉を迎える要素として「安くして売ろうとした」事に理由を求めるのはあまり妥当ではないだろう、と考えます。
加藤AZUKI@「忌」怖い話卒哭怪談 @azukiglg 2011年7月31日
お気持ちはわかります。 が、売れなくなって低いところで安定している状態(下げ止まった)という現状に変わりはないです。まあ、これについては認識が云々という話の繰り返しになりますが、「TRPGがなぜ失敗したのか」は、他の分野の展開を考える上でのケーススタティとして今後も有効活用されるだろうと思います。
加藤AZUKI@「忌」怖い話卒哭怪談 @azukiglg 2011年7月31日
これ、別のまとめでも書いた話だけど、TRPGの斜陽は単純に飽きられたってだけではなくて、TRPGは「人数、時間的/場所的制約、1プレイに掛かる拘束時間の長さ」が際だって足枷になった結果、その足枷がない娯楽が選ばれていった、ということだろうとも思います。1回に何時間も拘束される娯楽を趣味として優先的に選ぶ人は、消滅はしていないだろうけど今後もマジョリティになることはないです。
加藤AZUKI@「忌」怖い話卒哭怪談 @azukiglg 2011年7月31日
2時間の映画を映画館に見に行くよりご家庭でDVDで見るようになり、DVDを見るよりは5分の動画をニコ動で見るほうがよい、という感じで【可処分時間】単位の細分化最小化は年々進んでいます。まとまった時間がいくらでも取れて暇を持て余していた時代はTRPGでもよかったと思うんですが、移動の5分、食後の10分という具合に可処分時間が小さい単位になってくると、長時間拘束される娯楽は選ばれにくいです。
加藤AZUKI@「忌」怖い話卒哭怪談 @azukiglg 2011年7月31日
「良いコンテンツが提供されれば飽きられることはなかったはずだ」という思考は、もちろん間違ってはいないのでしょうが、その「良いコンテンツ」の定義は提供者側が思っているのと消費者側が思っているのとではだいぶ乖離があるのではないか、とも思います。他に娯楽の選択肢があり、多くのインフラの違う娯楽同士が消費者の時間を奪い合っているのが現在の娯楽産業です。
加藤AZUKI@「忌」怖い話卒哭怪談 @azukiglg 2011年7月31日
ここでの主題である電子書籍は、かつての「読書習慣」という娯楽の専有していた時間を奪い去った携帯ゲーム、携帯電話ゲームなどと対決していかなければなりません。それはコンテンツさえ良ければよいということではなく、「細分化された可処分時間をいかに奪うか」ということでもあります。その意味で可処分時間の細分化に対応できずに沈降していったTRPGから学ぶ点は大いにあるとomっています。
加藤AZUKI@「忌」怖い話卒哭怪談 @azukiglg 2011年7月31日
TRPGが完全に消滅したわけではないことは存じていますが、メジャー争いからは退き、今は「熱心な人達の厚意によって支えられている」ものであることも存じています。どんな娯楽もゼロになることはなく、消滅しない程度に支えてくれる熱心で献身的な消費者が残る、ということも存じています。が、事業上の競争が起きにくいそうした小さなマーケットは、今電子書籍が将来の手本とする分野ではないだろう、とも思っています。
加藤AZUKI@「忌」怖い話卒哭怪談 @azukiglg 2011年7月31日
TRPGは「昔人気があったけど今は旅番組でレポーター役をやるタレントさん」という位置づけ。昔の栄光を否定するものではありませんし、今も存命であることはよく知っています。たまに顔をお見かけすると、まだ元気なんだな、頑張れ、と応援したい気持ちにもなりますが、現役のトップタレントを押しのけてヒットチャートを駆け抜けることは、もはやないだろうとも思ってしまうのです。
加藤AZUKI@「忌」怖い話卒哭怪談 @azukiglg 2011年7月31日
そんなわけで僕がTRPGについて触れるときは、それは「栄華を誇った時代もあった分野が、なぜ衰退し、第一線を維持することができなくなったのかについて考える題材、手本」としてです。当面、それは揺るぎません。早く、TRPGがTCGを押しのけてWBS辺りで取り上げられたり、日曜の朝辺りに小学生向けの専門番組ができたり、テレビCMを単独で打てるようになったりする日が来ることを期待して応援しています。
加藤AZUKI@「忌」怖い話卒哭怪談 @azukiglg 2011年7月31日
Webというフィールドに電子書籍(タイトル)がある、ということを、消費者に認知させる方法の開発(お金があまり掛からない、しかし関わった人に収益の分け前があるような)が重要だよね、とは思っています。まあ、「これからは電子書籍の時代だから紙の本は滅んでいく」っていうような勝利宣言をする人が多いので、それで紙業界が意固地になっちゃってる点はあるかもしれないです。慣習と伝統の業界だしなあw
ex_hmmt @ex_hmmt 2011年7月31日
ですから、その「飽きられた」事の前提としての分析に「価格を安くした」を持ってくるのは不適当ではないですか、と申しております。同様の経緯で「飽きられた」コンテンツは他にも山ほどありますが、それらが全て低価格戦略を持ってきたわけではない。
ex_hmmt @ex_hmmt 2011年7月31日
単純にさらに新しいものが出てニーズにそぐわなくなり、その変化に対応できなくなったから衰退した。これだけであって「価格を安くする」は失敗の要素としてカウントする必要が無いように思う。「「TRPGが失敗した」そのこと自体は、何も異論はないですよ。
ex_hmmt @ex_hmmt 2011年7月31日
逆だって言えますよね。少なくともTRPGは一度は成功した。その成功のための重要な要素として、「価格を安くすること」が必要であった。そして、同様に成功したほかのコンテンツが衰退した事とあわせて考えると、「価格を安くすること」が衰退の主原因であるとは考えにくい。
ex_hmmt @ex_hmmt 2011年7月31日
TRPGの失敗に学ぶのは良いと思いますが、引き合いに出すケースとしては間違っているのではないでしょうか。むしろ、成功には「価格を安くすること」が要因である、というケースとして導けてしまいますから。
加藤AZUKI@「忌」怖い話卒哭怪談 @azukiglg 2011年7月31日
TRPGは価格を下げたことで売れたけど、「遊ばれた」わけではなかったわけですね。問題は多分そこ。 買った人がさほど遊ばなかった。その結果、「価格を引き下げれば手に取る人が増え」の後の「手に取る人が増えれば遊ばれる数も増えるはず」の目論みに繋がらなかったのが、課題点の1。
加藤AZUKI@「忌」怖い話卒哭怪談 @azukiglg 2011年7月31日
TRPGの明確な失敗は、価格引き下げで増えた人数を維持できなかった点と、次々に参入したクリエイターが市場規模に対して供給過多になった点じゃないですかね。 また、価格引き下げは結果的にクリエイターが十分に食えない事態を引き起こしたようにも思います。安易な価格引き下げによる市場拡大は、つまりはTRPGの一過性の市場拡大に見える状態からの転落と同じ事態を引き起こす可能性があるわけですね。
加藤AZUKI@「忌」怖い話卒哭怪談 @azukiglg 2011年7月31日
当時のTRPGの失敗の逆をいっているのが実はハードカバー単行本で、「どんなに高くても必ず買う熱心な読者」に提供するもので、作者の収益をある程度確保する、という。ハードカバーの単価が高いのはいい紙を使っているからではなく、そういう事情。そしてTRPGも結果的に「熱心なユーザーに出費を強いる」という形で延命を図っており、ようやく下げ止まった、とそういうように見えます。
加藤AZUKI@「忌」怖い話卒哭怪談 @azukiglg 2011年7月31日
「価格引き下げ路線で一瞬でも読者は増え、読者拡大には寄与したから一時的でも成功だ」と仰りたい気持ちはわかりますが、その後規模縮小したTRPGが消滅せずに踏みとどまるために採用した選択肢は、結局のところ価格引き下げ路線を真っ向から否定したものなのではないでしょうか?緒戦の勝利だけを見て作戦が正しく戦争に勝ったと言うのは、真珠湾攻撃の成功だけを見て二次大戦に日本が勝ったと言うのに等しいです。
加藤AZUKI@「忌」怖い話卒哭怪談 @azukiglg 2011年7月31日
電子書籍についても、低価格路線と紙の本と同じ価格で出す路線に二分化していて、結構強気の価格設定をしている電子書籍も珍しくなくなってきました。結果的にDL数は強気設定のもののほうが少ないだろうとは思うんですが、強気設定のものは価格分の収益を確保できるので、ビジネス的には「大成功はしないが大やけどはしない」という戦績に落ち着いて行くだろうと思います。
加藤AZUKI@「忌」怖い話卒哭怪談 @azukiglg 2011年7月31日
低価格路線は最終的には無料のものが最強です。無料にならないなら、50円でも「欲しくない本は選ばない」に向かう可能性はあるわけで、クリエイターの延命のためには「欲しければどんなに高くても買う」人達の命を削るような、高価格路線に向かう可能性は高いです。TRPGがそうした形で延命していることは、産業戦略としては競争から脱落しているけど、踏みとどまって延命する戦術としては正しいのかもしれない、とは思います。
加藤AZUKI@「忌」怖い話卒哭怪談 @azukiglg 2011年7月31日
ただそれは、緒戦で成功したと評価された低価格路線は、最終的には間違っていたということを裏付ける反証にもなってしまうわけで、長期的な評価としては「低価格路線で目論み通り読者が増えたように見えたこと」は、成功ではなかった、ということになるのではないかと。むしろ、増えたことが産業としての枯死を早めたのではないかと思うと、いろいろ残念でなりません。
加藤AZUKI@「忌」怖い話卒哭怪談 @azukiglg 2011年7月31日
そんなわけで、よろしければTRPGの話はもういいんで、電子書籍の今後について是非ご薫陶をお願いできれば幸いです。是非そのご慧眼からいろいろ学ばせていただきたいと思います。
ex_hmmt @ex_hmmt 2011年7月31日
いいえ。一度は低価格路線に走り、人口を爆発的に増やしたからこそ、TRPGは現在も持ちこたえられているといえるので、失策とは言い切れません。そこから先の業界全体としての展開に失策があったからといって、それが低価格路線の問題とはいえない。
ex_hmmt @ex_hmmt 2011年7月31日
第一、低価格路線の走りであり、日本で最も売れたTRPGであるソードワールドは、現在にいたっても2.0として新版の展開を続けています。これは一度低価格路線から単行本版「完全版」として高価格路線へ転換しましたが、「2.0」では再び文庫化し、低価格路線へ復帰しています。
ex_hmmt @ex_hmmt 2011年7月31日
2008年に出た2.0は、2009年には関連書籍含め50万部を突破したそうですから、やはり「低価格路線の弊害」は当たらないように思います。つまり、やはりこの論におけるTRPGの失敗の要因の分析が間違っている蓋然性が高い。
ex_hmmt @ex_hmmt 2011年7月31日
TRPGのケースを分析して、電子書籍の今後についてを考察しているのですから、その分析が間違っているという指摘は、直接的に電子書籍の今後についての分析について影響を及ぼしますと思いますが、これは(まとめた本人ではなく)これを読む読者が判断すればいい事ですね。
加藤AZUKI@「忌」怖い話卒哭怪談 @azukiglg 2011年8月1日
方法論が成功だったら、同じ手法で後追いしたものが全て同じように売れて市場を維持できていると思います。ところが、「成功者以外は全て駆逐されてしまった」。この時点で、産業としてみた場合に成功していないように思います。電子書籍でも言える話で、佐々木俊尚とホリエモンは電子書籍で成果を上げているけど、彼らの手法を他の人が同じように後追いできないので、電子書籍は産業として成功できていない。
加藤AZUKI@「忌」怖い話卒哭怪談 @azukiglg 2011年8月1日
ex_hmmさんが仰っているのは、「TRPGの成功」ではなくて「ソードワールドの成功」。また、「累計50万部」というのは「50万人のユニークユーザーの獲得」とイコールではありません。関連書、例えばサプリメンタルルール、アドバンス版、リプレイ集、そういったものを実際に買っているユニーク数は、恐らく2~3万に届かないと思います。さらに、遊んでいる人はさらに少ない。
加藤AZUKI@「忌」怖い話卒哭怪談 @azukiglg 2011年8月1日
「遊んでいる人などいなくても、売れているならいいじゃないか。のべ50万部売れてるなら、50万人が買っているのと変わらない」と言われるのであれば特にありませんが……。今、文庫本の初版て恐らく3万に届いてないのがほとんどですよ。重版が早い段階で掛かるようであれば、もっと押せ押せでジャンルが拡大されてますって。出版社は商売でやっているのですから。儲かるものにはリソースを割くし、儲からないものはやめるか、熱心な有力者の意地でやるかです。
加藤AZUKI@「忌」怖い話卒哭怪談 @azukiglg 2011年8月1日
で、低価格路線の問題点は、1点辺りの収益単価が小さくなる、それを埋め合わせるために部数を増やす必要があり、さらにそれは「拡大させ続ける」必要とセットになる。ところが、「拡大させ続ける」ということに「期待していた潜在市場」が耐えられなかった。そこについては電子書籍の話からは離れるんですけれども(というか、このまとめは電子書籍についての話をしているので、TRPGに拘泥するのは空気を少し読まなすぎかなあとは思いますが)
加藤AZUKI@「忌」怖い話卒哭怪談 @azukiglg 2011年8月1日
で、引用としては「安易な低価格路線は【市場全体として見た場合に】事業収益規模を小さくしてしまうので、ビジネスとして旨味が小さくなり、後続事業者が参入しにくくなる。また、事業益を確保するためにタイトルを乱発しても、市場規模が拡大し続けないので同一ユーザーの資産を集中的に溶かし続けることにしかならず、消費者が疲弊するため、熱心なユーザーも堪えきれなくなってしまう」、ということの端緒の部分が「低価格化による市場拡大という戦略」ということになります。
加藤AZUKI@「忌」怖い話卒哭怪談 @azukiglg 2011年8月1日
ソードワールドに絞れば、リプレイ集やその他の「周辺関連書籍」が売れたのであって、これも「TRPGという分野が売れて【市場拡大に寄与し続けている】わけではない」ということです。わかりにくいかもしれませんが、売れたのはソードワールドであって、TRPGではありません。衰退分野の中にあって生き残り策を講じたものに、成功の原因を見つけて分析することはできます。その意味で、「関連物を出し、同じ消費者の財布を漁り続ける」という戦略はビジネスとして正しいと思います。
加藤AZUKI@「忌」怖い話卒哭怪談 @azukiglg 2011年8月1日
しかし、「低価格化のおかげ」ということではないようには思います。3000部市場を2万部以上にしたのだから、市場拡大に寄与した、という点を本気で評価するのだとしたら、その後に補足すべきは「2万部で頭打ちになった上に、ソードワールド以外の市場リソースは全てソードワールドを生き残らせるためだけで手一杯だった」ということになるのかなあ、とも思います。そんなわけで、部分的成功が全体の失敗の遠因になっている、ということです。
加藤AZUKI@「忌」怖い話卒哭怪談 @azukiglg 2011年8月1日
電子書籍の今後についても、一個の分野、1人の作家が囲い込める市場の規模を考えると、価格1/10にしたらすぐに市場規模が10倍になるとは思えず、「成功例だ、わーい」と飛びついたら酷いことになる、ということです。携帯向け電子書籍のコミック原作30話分の、1年の収益合計が5桁を越えないのです。紙の本なら1年分合計額は6か7桁相当ですが、低価格路線の電子書籍から得られる収益はそんなもんなのです。
加藤AZUKI@「忌」怖い話卒哭怪談 @azukiglg 2011年8月1日
以上を鑑みれば、「安易な低価格化が、必ず市場拡大を約束する」ということは【な・い】ということです。そして、まだ続きがあるのであれば、電子書籍についての意見を拝聴できれば有意義と思います。 TRPGのルールブックなど、それこそ電子書籍にすれば場所も食わない、検索も楽です。価格を100円くらいにして出せばいい。なぜそれがされないのか?というのを考えると、「低価格にしたから市場拡大が出切るわけではない」という指摘の意味がおわかりいただけるんじゃないでしょうか。
ex_hmmt @ex_hmmt 2011年8月1日
一言だけで止めておきますが、結局のところは電子書籍という「メディア」の話をするのに、「TRPG」という「ジャンル」の話を、それも失敗の原因についてあまりに単純化しすぎた形でするのはまったく不当である、という事を言いたいのです。その話を持ち出してくること自体が的外れでしょう。
加藤AZUKI@「忌」怖い話卒哭怪談 @azukiglg 2011年8月1日
自分が好きだったものを失敗だなどと言われたくない気持ちはよくわかります。 後は、http://togetter.com/li/165342 こちらでお伺いします。