志村けんさんの付き人を7年間つとめた乾き亭げそ太郎さんが綴る、今は亡き師匠の思い出
- horriphile
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『我が師・志村けん』を手に取っていただいた皆さん、ありげそうございます あの日からもう少しで1年が経ちます 本を出版したあとにメディア取材を受けて思い出したことや、原稿に書いたけれどカットになった部分を少し呟かせてください #我が師志村けん pic.twitter.com/WpyKej8OVw
2021-03-27 12:12:20# # 初公開?志村けんさんのベンツリムジン!
僕が志村さんに付いて最初に運転したのが、このベンツリムジンです いま見ても長いですね!笑 pic.twitter.com/S5iJEWCPe5
2021-03-27 12:14:00## 付き人が風邪を引いたら1万円で漢方薬を!
志村さんは風邪を引きそうな日はものすごくお酒を飲み、 翌日たとえ頭が痛くても「二日酔いだ」と言ってました笑 僕が風邪を引いた時は、麻布十番の薬局で1回分が1万円もする漢方を買ってくれました 大変恐縮するとともに、「1万円の漢方だからすぐに治さないと!」って、ある意味プレッシャーでした笑
2021-03-27 12:35:44将棋好きの志村さんは、海外にも将棋を持って行きました 台湾に行った時、初めて志村さんと将棋を指しました 相手が僕で油断していたのか、ルームサービスのコーヒー代を賭けた勝負は僕が勝ちましたが、そこから志村さんの負けず嫌いが発揮され、そのあとは1度も勝てませんでした
2021-03-27 12:36:55# なんと番組の前説を、けんさん本人が!
志村さんの番組の前説をやることになった当初、盛り上げられずにいました 見かねた志村さんは、僕より先にスタジオに出てお客さんを和ませ、本番に入りました 終わった後にお礼を言いました。志村さんはニヤリとして何も言いませんでしたが、「こうやるんだよ」というのを見せてくれたのでしょうね
2021-03-27 12:39:12## 巨人ファンだった志村さん、松坂投手のデビュー戦に感動
1999年4月7日 松坂大輔プロ初登板 ロケの合間にホテルの部屋で志村さんと2人で観ました 松坂投手が投げるたびに「すげえな」と呟き、プロ野球界のスター誕生の瞬間をニコニコして観ていました ちなみに志村さんは大の巨人ファンで、そのあと巨人が負けたと知って少し不機嫌になっていました
2021-03-27 12:40:07# 付き人がメガネを壊した! そのとき、志村さんがやったこととは?
ある日のロケ終わり 志村さんのメガネのレンズが汚れていると思い、レンズをきれいに拭きました しかし、ケースに入れるのを忘れて椅子の上に置き忘れ、僕はそのメガネの上に座ってしまいました フレームがグニャリと曲がってしまいました
2021-03-27 12:40:43「すみませんでした」 と謝ってメガネを見せたら、志村さんはグニャリとフレームが曲がったそのメガネをかけて 「あーぁ」と言ってこっちを見ました 僕は吹き出しそうになるのを必死にこらえながら「すみません」ともう一度謝りました
2021-03-27 12:41:26そのあと志村さんは予備で持っていたメガネにかけ替えたのですが、決して安くはないメガネがダメになったときも怒らなかったのです
2021-03-27 12:42:34すっかり忘れていた思い出がふと甦ってくることは今でもありますが、 今日のところはこのへんでおしまいしたいと思います 本を出してから、たくさんの人たちに温かい言葉をかけていただきました この場を借りて改めて心から感謝申し上げます 乾き亭げそ太郎
2021-03-27 12:43:07