映画芸術436号（11年７月30日発売）、掲載内容の紹介

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【次号告知】お待たせしました、明日７月３０日より映画芸術４３６号発行いたします。只今より次号の告知ツイートを連投させていただきます。TL上を荒らしてしまうかもしれませんが、何卒ご容赦ください。定価１５００円。ハッシュタグは #eigei436　（中山）

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【更新情報】436号表紙と目次です！　B5判／192頁／増頁特別定価1500円 　http://t.co/ImGeVcd　#eigei436

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【表紙】先日の爆音映画祭での先行上映をはじめ、ついに公開される『サウダーヂ』！　タイ人ダンサーのエネルギッシュな表紙が目印です。空族の富田克也監督、相澤虎之助さんを交えた座談会も掲載しておりますが詳細は後ほど。　#eigei436

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【震災異論】３月11日に発生した震災後、現地へ向かった方々に寄稿いただきました。執筆者（敬称略）：山崎裕（カメラマン）、相澤虎之助（空族）、大宮浩一（映画監督『無常素描』）、富田克也（空族、映画監督）、伊勢真一（映画監督）、安岡卓治（プロデューサー）【続く】#eigei436

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（続き）　藤本幸久（映画監督）、綿井健陽（ジャーナリスト）、樋口泰人（boid主宰）、今関あきよし（映画監督）　映画、映像、写真、言語を用い表現されてきた方々の眼にこの震災、原発の問題はどのように映り、語られるのか。非常にストレートな動揺、葛藤もあれば…　#eigei436

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…そこで出会った人々の息遣いを生々しく伝えようとする方もます。作り手としての決意を固めるかたもいれば、ある種の無力を感じられるかたもいます。そのような作り手としての一人一人の在り方や動きを見ることの意味は、原発がいま始まった問題では断じて無いように…　#eigei436

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…この震災だけに限られるとは思いません。表現自体が果たして何十年と繰り返し触れられるべき意味を持つのかにも反映されることです。また作り手の方々がいま何を見、語るのか、同時代に生きる人間として知りたい方も多いと思います。ぜひご一読いただけましたら幸いです。 #eigei436

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【震災異論】賛否はさておき震災後話題の二作品に関して、重要な視座を設ける批評を掲載。柄谷行人氏の書評などでも話題の「災害ユートピア」（レベッカ・ソルニト　亜紀書房）について、文芸評論家の中島一夫さんが論じる「自然災害の狡知」。（続く）　 #eigei436

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…河瀬直美監督がカンヌで製作発表したプロジェクトを、安川奈緒さんが論じる「『３分11秒の映画』について いくつかの考察」。日本での対応と重ねられもした「災害ユートピア」、ビクトル・エリセの参加が特に評判の「ア・センス・オブ・ホーム・フィルム・プロジェクト」…　#eigei436

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……手放しでその言葉を受け入れる前に、辿るべき思考があるのではないでしょうか。安川さんの文章を引用しますと… #eigei436　

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「ほんとうにこの震災を受けて、一篇の作品を成立させたいと意志できるほどの時間が、これらの企画に参加を表明した監督、俳優たち（少なくとも日本にいて、日本語メディアの環境の中にいた人たち）の中に流れたのだろうか（略） #eigei436

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（略）「企画」として、「主題」として震災が回収されるのが、早過ぎたのではないのだろうか」（安川奈緒さん） #eigei436

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【サウダーヂ座談会】表紙を飾った「サウダーヂ」、空族の富田克也監督、相澤虎之助さんに加え、脚本家の真辺克彦さん、向井康介さんを交えた座談会を収録！撮影時にTL上でも盛り上がったあのハプニングにも迫る！　「ナックルズに載せたほうがええんちゃう　笑」（真辺さん）　#eigei436

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『サウダーヂ』、土・水・風というキーとなるモチーフや、中上健次の影響、群像劇としての結末についてなど御２人の取材や経験に基づいた「サウダーヂ」創作の秘密満載でお送りします。収録後の打ち上げで聞いた絶対に書けない（自主規制）裏話がアツすぎてチョット残念ですが…　#eigei436

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【サウダーヂ】手塚敦史（詩人）さんによる批評「やまなしの水は」を掲載。甲府市街で生活してきた手塚敦史さんによる、「無尽宴会」や商店街のハロー・キティなど、実感の伴ったうえで丁寧に本作を分析した内容となっています。 #eigei436

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【連載：宮台真司の超映画考】第９回のテーマは宮台さん御自身も出演されている『サウダーヂ』。「日本はおかしな国だ。」という、ストレートな一文からこの国の「ペテン」を指摘し、本作を見る上で欠かせない現状が記されていますので、鑑賞の際はぜひご一読を！　#eigei436

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【平野勝之『監督失格』】座談会：安岡卓治・高槻彰・井口昇（敬称略）　平野監督と深い関わりがあり、その製作過程の葛藤にもおそらく触れられた方々の座談会を収録。 #eigei436

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（続き）突然の震災を眼にした映画人の思いを寄稿いただきましたが、平野勝之監督もまた、唐突に亡くなられた林由美香さんへの思いと向き合い、『監督失格』を撮ります。平野監督作品を振り返りつつ、林由美香さんとそのお母さんと平野さんの関係なども語っていただきました。　　#eigei436

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『監督失格』座談会、井口監督が「通過儀礼というか、一回全部原点に戻らないと先に進めないという感覚」と語るラストへ向けて、どのような展開を迎えるのか、９月３日よりTOHOシネマズ六本木ヒルズにて先行ロードショー。http://t.co/okUyaYk　#eigei436

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【『おんなの河童』】撮影にクリストファー・ドイルを迎えたドイツとの合作ピンク映画、しかもミュージカル！ということで話題の本作について、いまおかしんじ監督にインタビュー。予告：http://t.co/0P2xmuZ　#eigei436

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（つづき）「とにかく陽気なオッチャン」ドイルのエピソードに加え、いまおか監督作品の重要なモチーフ「死」と「奇跡」が、映画ならではの面白さ、悦びが語られます。「おんなの河童」予告：http://t.co/0P2xmuZ　#eigei436

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【映画評】まず日本映画は『デンデラ』（天願大介、公開中）、『わたしたちの夏』（福間健二）、『アジアの純真』（片嶋一貴） #eigei436

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『デンデラ』評はにいやなおゆきさん（アニメーション作家）。『人喰山』にて鬼の饗宴を文字通り鬼気迫る勢いで描いたにいやさんの眼に、姥捨山の物語のその後ともいえる『デンデラ』はどのように映ったのでしょうか。「山姥」、にほん昔話でトラウマになったことを思い出した…。 #eigei436

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福間健二監督最新作『わたしたちの夏』評は沖島勲監督。試写で拝見させていただいたとき正直、胸を打たれるものがありつつかなり戸惑ってしまったのですが、評の題はズバリ「批評しにくい、映画……」。#eigei436

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（続き）「こんな話の何処が面白いのかと言われればそれ迄だが」と身も蓋もない前置きをしつつ、その語りにくさに対し、福間監督の出自を連想させつつ踏み込んでいく沖島監督の筆に思わず唸らされます。 #eigei436