
山田章博先生に伺ったところでは、「地球樹の女神」執筆中、平井和正は「ラノベを書いています」と語っており、山田先生は「先生、これラノベと違いますけど」と返しながら挿絵を描いていらしたそうです。 twitter.com/rucke/status/1…
2021-04-01 23:33:35
平井和正先生が『地球樹の女神』執筆中に「ラノベを書いています」と語っていたとは驚き。ライトノベルについて、「言葉として聞いたことはあります」「小説にはライトもヘビーもないと思います」「ライトノベルという言葉は好きになれませんが」と話していたのに(『ライトノベル完全読本』2004年)。 twitter.com/ebunko8/status… pic.twitter.com/H0NLD2Kyyq
2021-04-02 22:20:27


ライトノベルの命名は「1990年初め」(Wikipedia)だそうで、山田章博氏が最初に『地球樹の女神』のイラストを描いたカドカワノベルズ版(1巻~6巻)は1988年~89年出版なんだよねえ。山田氏は徳間書店版の1990年出版分の途中まではイラストを担当されていたけど。平井先生の発言はいつ頃だったのだろう。
2021-04-02 22:46:04
「地球樹の女神」執筆期である1990年前後にライトノベルという単語が巷間に浸透していたかについてはかなり疑問を覚えます。山田章博先生が平井センセーの言葉としてここであげている「ラノベ」は実際には現在でいうところのラノベを示す当時の単語(YA小説とか)だったのではないかと推測しますね twitter.com/lovesummerI/st…
2021-04-02 22:51:49
そのうえでカドカワノベルズと当時のスニーカー文庫の距離感はそんなに遠くはなかったのですよね。スニーカー文庫の方にも「神々の血脈」みたいなそれこそ新書サイズで刊行されていてもおかしくない内容の伝奇シリーズとかありましたし
2021-04-02 22:59:31
1980年代後半から90年代前半の角川書店の文芸は中間小説寄りの(笑)SF・伝奇からYAまでが「野性時代」とカドカワノベルズを軸に緩やかにつながっていた、、のだけれど、バブル崩壊とお家騒動のダブルパンチで一般文芸が勢いをなくし、ラノベの方が遊離していく形で確立していった、、という認識
2021-04-03 02:31:51
増刊扱いから定期刊になった「ザ・スニーカー」が残って「野性時代」本誌の方はいったん休刊になったわけですからな、あの時期、、 でまあ、平井センセーはといえばその段階では「地球樹の女神」改竄事件のせいで角川とは縁を切っていたわけですが
2021-04-03 02:34:55