「インターネット心理学のフロンティア」を読む

読書した本の引用の個人的なまとめ。
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ちゃちゃき @chachaki

今から読む読む。 - インターネット心理学のフロンティア―個人・集団・社会 / 三浦麻子 http://htn.to/AFsRpq

2011-07-30 19:30:00
ちゃちゃき @chachaki

インターネット時代の心理学として、「インターネット・パラドクス」研究(1995~1997)があったのか。「オンラインの対人関係」は「対面の人間関係」に比べ、精神的健康を支えるのに十分な親密さが獲得できないため、インターネット利用が増えると精神的健康が悪化する、という立場。

2011-07-30 21:38:31
ちゃちゃき @chachaki

しかし、その後調査の1年後のフォローアップ研究(1998)では、インターネット利用と対人関係に有意な差はなくなっていた。変化がみられたのは「ストレス」の増加だけで、「孤独感」「うつ状態」については変化がないか、むしろ改善がみられた。

2011-07-30 21:44:26
ちゃちゃき @chachaki

調査を行ったクラウトらは、インターネット環境の変化によるものと結論。対面人間関係においても、メールなどインターネットを利用したコミュニケーションを行うようになったため、とした。あくまで、対面よりネットの人間関係は希薄、という立場 (まぁWin95以降、ってことかなぁ。

2011-07-30 21:48:12
ちゃちゃき @chachaki

インターネット・パラドクス。ほむほむ。 / 平成13年度 国民生活白書- 内閣府 http://htn.to/RNTWVr

2011-07-30 21:49:55
ちゃちゃき @chachaki

後続研究でも、向上していたり悪化していたり、結論がまちまち。導きうる結論は「インターネット利用は精神的健康に影響を及ぼす場合がある。その影響の出方は、条件によって異なる」 (た、玉虫色だw

2011-07-30 21:57:33
ちゃちゃき @chachaki

『インターネット利用目的が「コミュニケーション目的」が多い場合、精神的健康の悪化と関係することが多い。一方、情報獲得や娯楽用の目的が多い場合、悪化は見られずむしろ向上していることもあった。』ははー

2011-07-30 22:05:01
ちゃちゃき @chachaki

「孤独感」と「うつ状態」を分けて考える必要があるのか。ほむほむ。孤独感は利用目的の種類にかかわらず、インターネットからの影響はみられないが、「うつ状態」はコミュニケーション関連の利用が多い場合に悪化がみられた。

2011-07-30 22:32:54
ちゃちゃき @chachaki

(えー、でもこれが正しいとしたら、mixiとかfacebookとかみんなうつ状態助長装置だよね。。。だからみんなゲームとか娯楽に走るんかなー

2011-07-30 22:34:09
ちゃちゃき @chachaki

「孤独感」はこうありたいという自分の願望が十分満たされないという状態から生じる。「うつ状態」は個人が不快に思う出来事全般から生じる。その状態にあることで本人が非常に辛く感じ、対人関係に問題を抱えやすい点は共通。ふむ。

2011-07-30 22:37:07
ちゃちゃき @chachaki

既にあきみちさんが概要を書いていた。 / Geekなぺーじ : インターネット心理学のフロンティア http://htn.to/RiyMe9

2011-07-30 23:53:51
ちゃちゃき @chachaki

ワークショップ「インターネット心理学のフロンティア」 - akoblog@はてな http://htn.to/DRbUUR

2011-07-30 23:55:05
ちゃちゃき @chachaki

自己開示と自己呈示。前者は「他者に対して言語を介して伝搬される自分自身に関する情報、およびその伝達行為」。後者は「他者からの肯定的なイメージ、社会的承認や物質的報酬などを得るために、事故に関する情報を(意図的に調整して)他者に伝達すること(非言語行動含む)」。ふむ。

2011-07-31 00:11:49
ちゃちゃき @chachaki

あー、そうか。結局使いやすい、便利簡単という側面以外のIT技術の利点を見出したいんだな。だからこの本がしっくりくるのか。使いやすさはユーザビリティな方面で進むけど、それ以外の面から考えてみたいんだな。

2011-07-31 01:56:54
ちゃちゃき @chachaki

第三章面白い。CMC (Cmmputer-Mediated Communication)の非言語的手がかりが少ないことが、自己呈示効力感の向上に寄与している。これにより、「話しやすさ」が生まれている。

2011-07-31 02:00:56
ちゃちゃき @chachaki

自己開示の促進、自己呈示のコントロール。これは鍵だなぁ。

2011-07-31 02:02:28
ちゃちゃき @chachaki

リッチなことは、本当にいいのか。この先、skypeなどで「リッチな」通信手段が出た時に、それはどんな意味を持って、使用する人にどんな心理的な影響をもたらすのかを考えないとなぁ。

2011-07-31 02:04:43
ちゃちゃき @chachaki

よし、やっと読みたかった匿名性の話にw あ、あれもうこんな時間。。。

2011-07-31 02:20:39
ちゃちゃき @chachaki

匿名性の三段階の階層構造モデル。視覚的匿名性、アイデンティティの乖離、識別性の欠如。電子メール、チャットなどは視覚的匿名性が顕著。ハンドルネームなどをベースとしたオンラインゲームやブログでアイデンティティ乖離が、さらに識別性が欠如すると2ちゃんねるのようになる。ほむほむ。

2011-07-31 02:27:01
ちゃちゃき @chachaki

さて、インターネット心理学のフロンティア( http://t.co/0AEh67L )を引き続き読む読むオレンジ。

2011-07-31 10:48:28
ちゃちゃき @chachaki

従来の人間関係では重要だった物理的な距離が、インターネットによって構築・維持される人間関係では必ずしも影響を与えない。だとすれば、趣味などの関心の近接性によって規定される「社会的距離」がその代わりをするのではないか。ふむ。

2011-07-31 10:51:20
ちゃちゃき @chachaki

直感的な予測と逆の結論は難しいなぁ。

2011-07-31 11:24:25
ちゃちゃき @chachaki

CMCのみを通じた自己開示が、他者に対する印象の形成にどのような影響を及ぼすか。話題の種類(個人的話題or政治的・哲学的話題)、構成(話のまとまりがあるorない)、情報の数の3つの観点から検討。期間は7週間。短期的な影響と長期的な影響を分けて分析。

2011-07-31 11:28:09
ちゃちゃき @chachaki

短期的な影響と長期的な影響は乖離。毎週の評価に対して影響を与えたのは自己開示の話題の種類のみで、その評価も類似性の判断に対してのみだった。しかも、政治的・哲学的な話題の自己開示よりも、個人的な話題による自己開示の方が、弱いながら自分と相手の類似度が低いと判断され、予測とは逆。

2011-07-31 11:31:50
ちゃちゃき @chachaki

個人的話題は身近であり、普段から経験があるため深い情報処理が可能。哲学的・政治的話題では、普段から考えていないため、浅井情報処理となる。メッセージ作成時と類似性判断時に、情報処理の深さが関係しているのではないか。ふむ。

2011-07-31 11:38:00