アニメ「美少年探偵団」西尾維新を見たら、私が原作では気がつかなかったことを気がつかされた

ティルティンティノントゥン @tiltintinontun

アニメ「#美少年探偵団」、サイトのPV見たらイメージ違うからパスかなと思ったけど、見てみたら私が原作読んでも気がつかなかったことを気がつかせてくれた。

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原作読んでてみんなよく主人公のクズ加減に辟易しないものだと思っていたけど、美学のマナブに出会う前はみんな追い込まれていたのか。#美少年探偵団

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美食のミチルの「落ちてた物食べてた」って昔はストリートチルドレンで美味いもの食べてないし作ることもなかった、美学のマナブに出会って人生変わったんだろうし、出会ってしばらくを想像させられる。#美少年探偵団

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美脚のヒョータも誘拐されたことがあるとか両親が離婚してるとか言ってるし、美術のソーサクと美声のナガヒロは言及されてないけど家庭環境から想像はできる。#美少年探偵団

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探偵団が依頼を受けるかどうか、依頼を成就させてハイサヨナラとなる中、主人公だけメンバーに誘われたのは団則に合っていたからで、団則を基準に性格のクズは関係ない。#美少年探偵団

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ちと話が逸れるけど、林海象監督の映画「二十世紀少年読本」というのがあって、浦沢直樹の「20世紀少年」とは別物なんだけど、この「読本」の中で、#美少年探偵団

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主人公の一人がヤクザだかテキ屋に入ることがあって、イニシエーションが終わった後親分から「1.仲間を売るな2.カネをちょろまかすな3.他人の女に手を出すな、この三つを守っていたら俺たちは最後までお前を守る」と言うシーンがあって、性格は問題ではないというのを思い出す。#美少年探偵団

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いや実は、仲間が敵と闘っているときこの三つを守っていたら、主人公も命がけで仲間を助けないといけないということなんだけど、物語はそこには進まなかった。#美少年探偵団

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でもこれが原作「美少年蜥蜴【光編】」に繋がる。いなくなって連絡がつかなくなった仲間に、とにもかくにも事情を聞かないとと主人公が敵地に潜入する、それは主人公が団則の裏を自分の生き方としてのこと。四人が創始者美談のオドルのようなことを言ったら手を出さない。#美少年探偵団

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で、ここで冒頭に使われた「私はあなたの意見には反対だ、だがあなたがそれを主張する権利は命をかけて守る」が輝く。#美少年探偵団

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「墨汁みたいに暗そうな女を連れてきたんだな」#美少年探偵団

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そう、最初は四人もそうだった、話を聞いたら美少年探偵団が受けるにふさわしい案件だった、その仕事中や仕事が終わった後の依頼人の態度は#美少年探偵団

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「私はあなたの性格・態度には反対だ、だがあなたがそれを主張する権利は命をかけて守る」#美少年探偵団

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絶対に「黙れ」とは言わない。それは彼らの存在理由に反するのだろう。#美少年探偵団

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そうだ、「映像研には手を出すな」でも「友達じゃありません。仲間です」ってセリフがあったな。あれも大生徒会の制作不許可の圧力とは戦ったけど、仲間のために公開しないことを選ぶ一幕があった。