
6時間半で認知症を『擬似体験』できる音楽聞いてみたレポ が話題→「いやそれデマじゃね?」
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CreamDorayaki
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「認知症を疑似体験できる」という音楽を実際に聴いてみたレポです。 心理学者や精神科医が制作に関わり長い時間をかけて完成させたもので、 一部の海外メディアでは話題になったらしいです。 YouTubeに公式で上がっているので、ツリーにURLを記載しておきます。 pic.twitter.com/o85KPXdyEQ
2021-04-13 00:24:56




こちらがその音楽のリンクです。 中断すると意味がないそうなので、 試してみたい方は時間に余裕のある時に聴いてください。 The Caretaker - Everywhere At The End Of Time - Stages 1-6 (Complete) youtu.be/wJWksPWDKOc
2021-04-13 00:25:44
@orc_dietitian 肉赤子ちゃんは作業しながら聴いたよ〜‼️ 多分だけど、今がどのステージなのかは認識しながら聴いた方がいいかも
2021-04-13 10:11:04で、ソースは?
この音楽のWikipedia記事(英語)
概要部分の日本語訳
Everywhere at the End of Timeは、イギリスの電子音楽家ジェームス・レイランド・カービーが、自身が運営するレコードレーベル「History Always Favours The Winners」から2016年から2019年にかけてリリースした、ケアテイカーの一連のアルバムです。
(略)カービーは、アルツハイマー病に関連するテーマにアプローチする同スタイルの音楽をもっと制作する必要性を感じていました。
このシリーズでは、ビッグバンドのレコードをサンプリングして加工し、認知症をアーティスティックに表現している。
ステージが進むにつれて、各トラックのメロディのまとまりが失われ、より実験的なスタイルの音楽へとサウンドが変化していく。最終的には、最後の5分間で、澄んだ合唱曲と1分間の静寂を提示してクライマックスを迎える。
エブリウェア・アット・ザ・エンド・オブ・タイム』の完全版は、「ステージ」と題された6つの個別アルバムに分かれており、認知症患者が苦しむ一般的な症状を音楽で表現している。
(翻訳引用)
Wikipediaが必ずしも正確であるとは限りませんが、この音楽で「認知症の擬似体験ができる」や「心理学者や精神科医等の専門家が制作した」という情報は存在しませんでした。
…デマを撒き散らすのはやめようね!
ちなみに海外(TikTok)では「この音楽を聴くと認知症が治る」という逆のデマも流行っているそうです。
JunkeeのJoseph Earpは、より大きな問題は、認知症患者の記憶を取り戻すためにこのレコードが使えるというような、このアルバムに関する架空のストーリーがプラットフォーム上で共有されていることだと述べている。このシリーズに関しては、インターネット上で様々な都市伝説のような話が作られており、TikTokのユーザーの中には、このレコードによってリスナー自身が記憶喪失の症状に陥ると述べている人もいる。(翻訳引用)
元ツイート本文中の「中断すると意味がない」というのは、TikTokの「◯◯チャレンジ」の一種で「長い音楽をぶっ続けで聴いてみたチャレンジ」としてこの曲が流行したため、誤った意味のまま広まったものではないかと個人的に推測しています。
※この音楽を聴いてレポ投稿者が感じたことやレポそのものに対しての否定の意図はありません。あくまで「擬似体験できる」「専門家が携わった」という部分がデマだよね?という話です。