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スーパーマリオネーション(人形)版『サンダーバード』の劇場版は２作品存在し、1967年と1968年に日本公開されました。その劇場公開時には、テレビ版吹替とほぼ同じキャストの日本語吹替版が制作され上映されました。しかし、その音源は各権利元に現存しないと言われてきました。
今夏、その劇場版2作品のブルーレイが発売されることとなり、発売元である株式会社ニューラインさんが過去に制作された３バージョンの吹替版と共に、幻の劇場版吹替も何とか収録できないものかとこの機に探索を試みた記録です。
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キャラクター＆映像を媒介として、そのファン層への柔軟かつ幅広い対応をモットーに日夜活動を続けているニューラインの公式アカウントです。最新やオススメ情報等をお届けしていきます。開店休業中だった本Twitterは2020年1月に本格始動。
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『サンダーバード』『サンダーバード６号』Blu-rayにはTV初放送版、ビデオ(LD)版、NHK新録版の各3バージョンの吹替収録が決定しているが、日本公開時の幻の劇場版吹替も何とか収録できないものかとこの機に探索を試みた。制作した東北新社の倉庫で初号プリントが発見されたこともあったようだが(続く) pic.twitter.com/VsLjUuhDSl
2021-05-01 11:36:27
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修復不可能なまでに劣化していたと聞く。原盤は現存しなくてもプリントの１本くらいは他にも眠っていそうなものだが…。先ずはフィルムセンターのライブラリーを確認するが、やはりプリントは所蔵されておらず、35mmは無理でも16mmのレンタル用プリントではと、都内の複数業者に照会。（続く） pic.twitter.com/zqUknmtCaM
2021-05-01 11:37:31
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しかし時代の流れで、いずれも廃業しており、このルートでの発掘も諦めかけたところ、知人が古い映画雑誌で『サンダーバード』のタイトルが載った16mmフィルムのレンタル広告を見つけてくれた。ダメ元で広告の電話番号に連絡すると、名古屋にあるその業者はまだ存在するもレンタル業を関連会社へ(続く) pic.twitter.com/edWt59TMQP
2021-05-01 11:40:00
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移行したとの由。連絡先を伺って関連会社に電話したところ、代表の方がわざわざ過去の資料を調べてくれ、2003年までは配給会社のUIPが『サンダーバード』日本語版のレンタル用16mmフィルムを供給していた事実を確認した。上映時間からTVシリーズではなく劇場版であるのは間違いなさそうだ。（続く） pic.twitter.com/SXEgH40hX6
2021-05-01 11:41:07
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UIP日本支社は2007年末に解散しているが、旧社員から事情を伺うことができ、UIPの非劇場権(フィルムレンタル等)は東宝東和⇒東京現像所と移り、その際に全ての上映素材も移動したことが分かった。但しUIPとMGM(『サンダーバード』劇場版の権利元)との契約が終了した時点で、MGM作品の素材は殆ど(続く) pic.twitter.com/mLxZOIbPld
2021-05-01 11:42:40
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廃棄されたようだった。念のため東京現像所に照会してみたが『サンダーバード』16mmの滅却記録が確認された。こうして一縷の望みも絶たれた訳だが、2003年までは確実に『サンダーバード』劇場版の日本語素材が16mmフィルムとして存在したことが分かっただけでも収穫ではあった。というのも(続く) pic.twitter.com/ZC16brIkyh
2021-05-01 11:45:00
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@newline_maniacs
2003年であれば20年は経っておらず、何らかの事情で滅却を免れた16mmプリントがそのうちヤフオク辺りに出てくる可能性もゼロでないからだ(『空飛ぶ円盤～』のように)。『サンダーバード』ビデオ・LD発売時にもし16mm素材も調査していてくれたらと思うと一ファンとしては返す返すも残念でならないが…。 pic.twitter.com/mYxHsV4fci
2021-05-01 11:46:51
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こうなると、他のレンタル業者から流れたフィルムがネットオークションや蚤の市、フリーマーケットなどで発見される可能性を願うばかりです。