渡邉哲也代表戸締役による世界同時株安の解説（20110806）

世界株安今世界で何が起きているのか構造の説明を致します。世界の金融市場は実体資金の50倍という巨大な架空資金で出来上がっています。例えば証拠金を使った信用取引やデリバティブなど実体のない資金も資金にカウントされているのですね。

2011-08-06 04:39:03

世界株安その２金融不安が高まると、信用取引の規模を縮小し（デレバレッジ）、ハイリスク先からの資金の引き上げ（リワインド）、いざというときに備えて手許現金を厚くする動きが生まれます。そうなると、もともと存在しない信用部分のお金は消えるのです。

2011-08-06 04:41:34

渡邉哲也 @daitojimari

世界株安その３リーマン・ショックの際には５０倍あった架空のお金が３０倍程度まで小さくなったと言われています。そうなると、世界の資金量が不足して、株価や債権の下落が発生し、リスクの高い投資先からの資金の引き上げが強まるのですね。

2011-08-06 04:44:00

渡邉哲也 @daitojimari

世界株安その４一言で言えば高金利＝ハイリスクですので、新興国など高金利の商品が暴落するわけです。先進国と新興国の関係においては、先進国資金が新興国バブルを生み出し、成立させている。この基本構造が崩壊する可能性が高いわけです。

2011-08-06 04:45:51

渡邉哲也 @daitojimari

世界株安その５今回の株安では、最後のバブルと言われる南米も大きなダメージを受けています。 ■世界一の富豪スリム氏、４日間で80億ドル失う－メキシコ株の下落で http://is.gd/m2UviQ

2011-08-06 04:46:53

渡邉哲也 @daitojimari

世界株安その６また、アジアでも同様の動きが拡がっています。■香港ＨＳＩボラティリティ指数が大幅上昇－韓国とインドも http://is.gd/jr1mPT

2011-08-06 04:47:37

渡邉哲也 @daitojimari

世界株安その７逆に日本やスイスといった債権国では、通貨高に悩まされる結果にこれはリスクを逃避した実体資金が流入と還流をしていることを意味するのですね。何らかの国際的な合意なりメッセージが必要な局面ですが、まとめ役であった日本がこの状況ですから、進まないのですね。

2011-08-06 04:51:27

渡邉哲也 @daitojimari

世界同時株安、以上簡単な説明でした。詳しく知りたい方は、私の著作 http://is.gd/91rAp7 をご購入いただけると幸いです。

2011-08-06 04:54:01

渡邉哲也 @daitojimari

今回の株安の構造理解をするために１０分間でわかる世界経済 http://is.gd/zXGfHh http://is.gd/hMPtjP #R_JPN #mpj

2011-08-06 04:57:58

渡邉哲也 @daitojimari

今回の株安の構造理解をするために１０分間でわかる世界経済 http://is.gd/zXGfHh http://is.gd/hMPtjP２５分でわかる欧州金融危機解説 http://is.gd/V5yYoV #R_JPN #mpj

2011-08-06 05:01:24