- Uroak_Miku
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人格を有さない存在に人格を認めるのがアメリカのフィクショナル・キャラクター理論で、これが映画の発展とともに comic strip と animated cartoon を発展させた。 夏目さんがおっしゃるような自然発生的なものではないのです fictional character は。
2021-05-05 21:42:42ちなみに2021年現在の日本においても、本当に理解できている者は皆無と見ます。なぜそう言い切れるのかというと、このテーマについては私が(おそらく)世界で最初に気づいたからです。
2021-05-05 18:41:26@_yuto_0214_ 1900年頃にNYの新聞連載漫画移籍騒動があって二紙が法廷で争って、芸能人の事務所所属と同じ考え方をまんが主人公に当てはめるとすっきり判断できると次第に関係者が気づきだして、それが今でいうキャラクターの「発見」でした。[続く]
2021-05-06 09:46:37@_yuto_0214_ [続き]西洋の法体系は「人権」を絶対的公理において体系化されたものですが、まんがキャラクターを著名芸能人と同じに見なす法理論は、すなわち人権を有さないものに人権を認めるのと同じで、まさに20世紀アメリカが生んだ法理論の鬼子。 pic.twitter.com/Cz3kT76cUj
2021-05-06 10:10:33@_yuto_0214_ まんがキャラクターに人権を認めるとは、すなわちキャラクターの自律化ですね。「ミッキーはこういうときこういうことを言うだろうな」「こうするだろうな」と大衆の想像をかきたて、それがミッキーの自律化をさらに進めていく…こうやって comic strip や animated cartoon があの国で大進化。
2021-05-06 10:13:20@_yuto_0214_ ミッキーくんを特許申請しても受理されない。発明品とはおよそ呼べないから。そこで芸能人と同じだと理屈づけて「うちの事務所の所属だから無断で商品にするな」と指し止めを正当化するわけです。ミッキーはうちの事務所と契約関係にあるぞ、と。
2021-05-06 10:17:08@_yuto_0214_ 契約関係にあるとはすなわち、ミッキーくんは自分の意思でそうしているんだってことですよね。むろんそんなのオカルトですが、ウォルトはあの手この手でその主張を大衆に向けてアピール。 pic.twitter.com/ACI6391V3j
2021-05-06 10:19:49@_yuto_0214_ そして何か海賊商品がでたら即座に裁判をおこして、判例を揃えていって理論武装。さらには世界各国に兄ロイを派遣して同じ手でグローバル・スタンダード化。
2021-05-06 10:24:20@_yuto_0214_ キャラクター論は百花繚乱ですがどれも欠陥品。昔の『猿の惑星』でヒトがサルに進化したという学説があって、主人公(地球人)が呆れる話がありました。あれと同じ。私のキャラクター論はサル→ヒト史観です。
2021-05-06 10:27:36@_yuto_0214_ 「キャラクターがやがて自律しだした」のではなく「自律させたことでキャラクターが生まれた」のです。
2021-05-06 10:28:21@_yuto_0214_ ちなみにこの史観を思いついた時、脳裏を過ったのがこれでした。 pic.twitter.com/Y01mA1vedw
2021-05-06 10:55:02