- poli_pro_info
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杉江さんの一連の「下読み中」ツイート。すごいなあと感心しながら読んだ。こういうのを言語化する力はさすがとしか言えない。 どれもそのとおりの至言なのだが、こんなもんは誰に教わるでなく感覚でわからなきゃ話にならんよね。プロ(新人賞含む)はこの先の基本からズラした場所での勝負。
2021-05-03 00:46:52プロアマ問わず物を書く人には必読のツリー。チェックリストとして貼っておきたい。 twitter.com/from41tohomani…
2021-05-03 09:31:23下読み中。すごもり生活の反映なのか、作者の私生活をそのまま描いたものが散見される。でもね、あなたがよほどの有名人ではない限り、私生活は平凡で退屈な題材なのです。日常をそのまま書いておもしろい作品は存在するが、それは文章が素晴らしいから。文章の天才でないのなら物語性で工夫しないと。
2021-05-01 10:16:57この一連のツイート、本当にすごい。ここまで言語化してもらえることはなかなかないです。永久保存版。 twitter.com/from41tohomani…
2021-05-03 12:30:43杉江さんの下読みツイートツリー。商業作家を目指すうえで基本的かつ大事かつ、商業作家になっても忘れがちなことが凝縮されている。
2021-05-02 09:24:47この一連のツイートは必見です(耳が痛いのもある……)。通常、1次予選では講評がもらえないので、「1次予選で落ちる原稿はどんな感じなのか」という貴重な情報が得られます。 twitter.com/from41tohomani…
2021-05-02 21:54:47ホンソレ。俺の小説には皆無だもんね(笑)。 twitter.com/from41tohomani…
2021-05-04 03:39:28下読み中。年配男性の応募作に無駄なセックス描写が多いのを不思議に思っていたのが、サービスの意図なんだと思う。今の読者はそんなにセックス描写をありがたがらないのではないか。筋立てを骨とすると文章は肉。その肉に何を選ぶのかがセンスだが、セックスありがたがりの小説には加齢臭がする。
2021-05-01 12:21:54これだよな、大切なのは…。偉そうなことは言いたかないが、これがスムースにできるかどうかがプロとアマの違い。 twitter.com/from41tohomani…
2021-05-04 04:00:40下読み中。歴史小説は俯瞰の眺めを描くのは得意でも(それは史実だからだが)等身大の視点から人間たちを描くのが下手な作者が多いような気がする。出来事を追うことに汲々とせず、どうやれば数百年前に生きた人間に感情移入させることが可能か、といっぺん考えてみるべきではないだろうか。
2021-05-01 17:16:50杉江さんの下読みツイートを「上から目線」って言ってる物書く人が散見されてひっくりかえってしまった。当たり前でしょー! コンテストに出したら審査されるんだぜ! へりくだってお茶出して頭撫でてくれる審査があるかよー(あったらそれは役に立たない審査)
2021-05-02 18:43:00書き物の事に関しては少々マッチョになってしまいますが、ヤワなこと言ってんなよと思います。何かを作って他人に読ませるというのは、バトルですよ。勝負です。こっちがうまく殴れるときもあれば思い切り殴られることもある。
2021-05-02 18:44:26別に下読みや新人賞の審査員に限らず、あらゆる読者は何かを読む時「自分はこいつより賢い」と思ってかかっています。マジで。実際はどうあれ。きみの書いたものは常に幾百幾千の上から目線に晒される。それが他人に読まれるということだと思います。
2021-05-02 18:50:05さる書評家さんの下読み連続ツイート。プロとしては重々承知のつもりでも、ついうっかりやらかしそうなことばかりで勉強になる。一方、小説技法にまるで無知、漫画感覚で上っ面の軽さとギャグしか求めなかった某ジャンプノベル編集の指示通りに書いてたら、該当しまくる大駄作になったろうなとも思う。
2021-05-03 17:08:25これ杉江さんのツイートが参考になるのはもちろんのこと、すでに充分な成果を上げている諸先輩が襟を正して読んでいるのを見て刺激を受けた。 togetter.com/li/1708577
2021-05-03 17:56:49これを読んで、ああもっともだと思い、自分の作品の書き出しをどうしているかと考えてみたのですが、どうしてもどう書きだしたか思い出せないものがいくつか(恥)。本棚から自分の著書を引っ張り出して確認しました。 twitter.com/from41tohomani…
2021-05-03 16:52:13下読み中。何度も書くのだけど、書き出しは小説の玄関だから魅力的じゃないと読者は踵を返して帰ってしまう。8行、いやせいぜい6行。そこで読者は読むかどうかを決める。何も掴みで事件を起こせとは言わないが、綺麗な描写を見せるとか、読者の気を惹くことが何かできないか考えても罰は当たるまい。
2021-05-01 11:43:12一番すんなり思い出せたのが、『時計を忘れて森へいこう』の書き出しでした。語り手が、木登りをしている大好きな人を驚かせないよう、そっと声をかけるという場面でした。
2021-05-03 16:54:21読者の気を惹くことができる魅力的な書き出しかどうか自分ではわかりませんが、この作品の全体のトーンを決める書き出しだったな、とは思います。
2021-05-03 16:55:32『イオニアの風』の書き出しは、この話の背景となるギリシャ神話の紹介からで、『最後の願い』の書き出しは、さだまさしさんの「もう愛の歌なんて歌えない」の引用からでした。私、書き出しは(書き出しも)あまりうまくないですね。この2作の場合はどちらも、それで始める必然性はあったのですが。
2021-05-03 16:59:09杉江さんの、長い長い『下読み中』ツイートがとてもためになります。小説を書くことに興味がある人はぜひ! twitter.com/from41tohomani…
2021-05-01 20:10:39下読み中。書くべきテーマが明確にある作者には好感を抱くことが多いのだが、それが先走らないように自分を律してもらいたい。声音を落とし、登場人物が主張することはエピソードの形に改め、直接語る部分を減らして物語の結末によって暗示するにとどめる。言わないほうが伝わるってこともあるのだ。
2021-05-01 18:49:05杉江さんの下読みレポート面白いです! ツリーでずっと読んでいくと、なるほどなあと気付かされることが多いです。メモメモ(^^) twitter.com/from41tohomani…
2021-05-01 18:34:34杉江さんの新人賞下読みについての一連のツリーには目を通してほしいけど、私から特に強調したいのはこれ。なかなかこれができない応募者が多い。自分が書き手でなく読み手だったら、こんな書き出しの小説を読み進める気になるかを考えてから執筆してほしい。 twitter.com/from41tohomani…
2021-05-01 20:01:45ここから始まる杉江さんの下読みツイートは、新人賞に応募する作家志望者は必読。無料なのがもったいないほどの知見です。ひとつ付け加えるなら、応募する前に読書家の知り合いに読んでもらうといい。自覚できない独りよがりな部分や「小説になってない」部分が、他人の目が入ると浮き彫りになります。 twitter.com/from41tohomani…
2021-05-02 23:53:33職業は書評を中心としたライター業です。東方project奮戦中につき、ツイートは東方成分多し。現在は地霊殿中です。普通の日常報告についてはブログでどうぞ。他に言及する話題は古典芸能や、翻訳ミステリーについてなど。フォローもリムーブもご随意に。【新規】ゲラなどの送付物はプリントアウトでいただけると助かります。
下読み中。すごもり生活の反映なのか、作者の私生活をそのまま描いたものが散見される。でもね、あなたがよほどの有名人ではない限り、私生活は平凡で退屈な題材なのです。日常をそのまま書いておもしろい作品は存在するが、それは文章が素晴らしいから。文章の天才でないのなら物語性で工夫しないと。
2021-05-01 10:16:57下読み中。わしの知識を分けてやるゆえ拝聴せよ、と教えを垂れてくださる作品に行き当たるたび、別に知りたくないぞよ、小説は情報ではないぞよ、と面倒臭い思いになる。作者だけが楽しんでいて読者の気持ちは置いてきぼりというパターンだ。私家版で手元に置くだけなら別に構わないんですけどね。
2021-05-01 10:19:26下読み中。新しい法律ができて世の中が変わったのでこういう舞台設定です、という作品は「なぜそうなったのか」がだいたい不足している。作者の都合でそういう舞台にしたいという我がままを通すためには、そのための辻褄合わせが必要なのだが、もしかするとSFを読んだことがないのかもしれない。
2021-05-01 10:21:45