2011/8/6・17：00開始　経済産業省原子力安全・保安院による記者会見

共同すえ「サイトバンカー建屋ヴェッセル洗浄について」
保安院「水が入っていると水素発生の可能性があるので滞留水を洗い流してから　アルゴンガスで水を流す。」

共同すえ「1本交換でどれくらい汚染水出るか」
保安院「汚染したものが来て吸着してタンクに残っている　処理しきれていないものがヴェッセルにある。プロセス主建屋から送られて着てヴェッセルで吸着　吸着しきれてないものがまた元の場所に戻るイメージ」

すえ「ヴェッセルの中を水で流すと容量はふえるが」
保安院「淡水で流すので厳密に言えばプロセス主建屋へ入る量は洗った分だけ増える」

すえ「カウントしている滞留水の残存量には洗浄に使ったものはふくまれているのか」
保安院「含まれている」

読売みつい「一本のヴェッセル接続されていなかったとは」
保安院「キュリオンは4本中1本待機　3本で処理している　弁きりかえ一本インサービスして一本待機することで交換する。本来配管に接続させておきインサービス時に弁を開けなければいけない。弁を占めたままのヴェッセルが一本ある状態だが開けに行ったところ外れていた　影響はなかったが作業上のミス」

？「接続する時点でつなぐのか」
保安院「弁をしめた状態で接続された状態　ベッセルからゾウの鼻というU字こうみたいな形で入ってくるところと出ている所接続を忘れていた」

朝日小堀「九州電力玄海原発再稼働に関してのシンポジウム　佐賀の支社長と古川知事会談時のメモが出てきて　再稼働について6月下旬のIAEA閣僚級会合で国の方から安全だとお墨付きを出して欲しいと働きかけして欲しいと説得工作すべきという内容のメモが出てきたようだが保安院はそういうこと言われていたか」
保安院「内容を承知していない　働きかけあったとは承知していない」

小堀「出された報告書には国の安全対策についてもはいっていたが佐賀県から経産省エネ庁かもしれないが安全性みとめてほしいというようなことは」
保安院「承知していない　IAEA報告書には取ってきた対策記載していろんな議論行われたと理解している」

NHK岡本「1,2号機付近で10Sv/hなど高線量配管見つかったが原因は」
保安院「被ばく管理の観点からそこに近づかない体制とること大事　原因わかっていない」
岡本「配管が放射化か　なにかもれてるのか」
保安院「放射化しているとは考えにくい」
岡本「放射性物質付着しているのか」
保安院「中に放射性物質あるのだろうと　建屋の中には非常用ガス処理系の通っているあたりで高線量」

岡本「他の核分裂生成物についてはしらべないのか」
保安院「炉内にどういうもの残っているかはよくわかってない　がれきにも高い線量出す放射性物質付着したがれき幾つか　そういう物分析しないかという質問受けたことあったがいずれにしろ処理処分行うので核種分析は行うとおもう。いまは被曝しないことを最優先」