なぎなたのジェンダー化についての研究とかってあるんですかね。なんか、なぎなたってリーチが長くて、弁慶とかが持ってるので見た目むしろ剣より強そうな感じするけど、ジェンダー化されてる武道だからなんか研究とかありそうな気がするけど…
2021-05-11 20:17:59@Cristoforou 知り合いが薙刀の研究をやっているのを思い出しました。 ci.nii.ac.jp/naid/130007958…
2021-05-11 20:22:38@Cristoforou クロエ・べレックによる一連の研究が参考になるのでは? repository.kulib.kyoto-u.ac.jp/dspace/bitstre…
2021-05-11 20:24:18@Cristoforou ちょっと探しただけでは分からなかったけど、個人的関心として、新渡戸稲造『武士道』には「婦人の教育および地位」という章があり、なぎなたが一身のため、家庭のために訓練するという動機が言及されています。ここはジェンダー分析の対象であり、クロエさんはされているのかなと思いますね。
2021-05-11 22:38:33@Cristoforou 初めまして。私は武道以前の薙刀の方が専門ですが、ジェンダー視点の日本刀史気になっています。薙刀は南北朝時代までは有用な中距離武器でしたが、その後槍に代わり廃れます。廃れた形式が女子向けの教材になった点は気になります。女には(太)刀を触らせないという気がして。
2021-05-12 10:42:16@Cristoforou 薙刀を女性と結びつける代表に、巴御前と静御前に因んだ形式があります(江戸期にできた)。巴御前所用と伝わる薙刀がありますが、当時であれば武士が薙刀を持つのは当たり前で、同時に太刀も佩いていたはずなのに無かったことにされがちです。(静御前は巴御前と対比させてるだけ)
2021-05-12 10:50:01@Cristoforou 小学生の頃、近所の道場で長刀を習っていましたが、先生は女性で生徒さんもほとんど女性だったと思います(昭和です)。 おっしゃる通り薙刀はリーチが長くて、剣道とは違ってすね打ちができます。 ジェンダーの研究は私も興味あります。
2021-05-12 13:59:03@Cristoforou なんか要約がヒットしましたが、全文どこかで読めるんですかね。これだけで概略はわかった気になれました。 repository.kulib.kyoto-u.ac.jp/dspace/bitstre…
2021-05-11 20:25:55@Cristoforou ja.wikipedia.org/wiki/%E8%96%99… touken-world.jp/tips/54304/ 江戸時代には武芸が非戦争化したから刀になったのでしょう
2021-05-12 14:02:47女子が使っても剣に勝てるから女子が長刀学ぶのは江戸時代にはすでに始まっていた(大奥だけではない)のと、江戸時代の長刀術には男長刀と女長刀の2種類があり、使う長刀も違い、技術も構えなどがちょっと違ったようです。(男女で服装が違うので同じ動作ができない) twitter.com/Cristoforou/st…
2021-05-12 12:27:47なぎなた、ジェンダーと武道という意味では面白いですね。 肥後古流、天道流なんかはあきらかに元は大ぶりな薙刀を使う男薙刀で、維新前の伝承者や稽古者も男性主体なのですけと、現在では女性が主に稽古してますよね。
2021-05-12 12:30:13世間が竹槍、薙刀の話で盛上がっている。 文部省『学校体操教授要目』(1913年)で初めて女子の課外授業に薙刀が導入され、地方でも学校で教授されたのが、 女性主流競技化への大きな布石だったのかもしれない。 山形でも新庄実科女学校(新庄高等女学校)での薙刀(旧藩の穴沢流)教授が注目される。
2021-05-13 00:11:57女学校の薙刀演武写真(笹喜四郎『写真集明治大正昭和新庄 : ふるさとの想い出109』)を見ると袴姿で演武しており、これは女学生として、ある種憧れがあったのではないか。 袴姿がかっこいいと同窓生が証言している。また元々旧藩士の男性が師範だが、学校では女性教師が女学生に教えるようになった。
2021-05-13 00:18:57なぜ薙刀が学校で女性を主対象にしたか、生理的な、道徳的(近代の)な要因として剣道や柔道よりも、比較的体が接触しにくいことではないかと思う。 運動する中でも、お淑やかさを女性に求め(させる大人たちも、学生自身も)、肌が触れ合うことを嫌厭したのではないか。弓道にも同じ事情を感じる。
2021-05-13 00:27:12