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somali_bleu
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Cask Strength の中の人です。ブログの更新・はてなブックマークにブクマしたものを告知したり、競馬の予想をつぶやくのがメインですが、たまに学術的な小ネタも披露する(かも) ※つぶやきの内容は個人の意見であって所属組織の見解を反映するものではありません。RTやお気に入りは必ずしも賛同を意味しません。

これは授業でよく話すネタだが、日本語の数字の昇順は四(し・よん)と七(しち・なな)のどちらもありえるが、降順は必ず「なな」「よん」になる。カウントダウンをやらせると絶対にそうなる。これで日本語のネイティブスピーカーかどうか判別できるくらいの勢いだ。その由来が知りたいけれども。
2021-05-12 00:55:55たしかに

@HanShotFirst_jp 小学校のとき、「よん」と言ったら「し」と言えと訂正を求める先生がいた。 試しに先生にカウントダウンしてもらえば良かった。
2021-05-12 12:32:14
@HanShotFirst_jp 九もカウントアップでは概ね「きゅう」でも「く」になることはあり得ますが、カウントダウンは必ず「きゅう」になるイメージがあります。
2021-05-12 13:50:33
日本文学(近現代)研究者、歌人です。単著『尾崎翠の詩と病理』(BNP 2015)。現在は前川佐美雄や山中智恵子『みずかありなむ』を読んでいます。歌集『追想の島』をresearchmapで公開しています。

「第七官界彷徨」の「第七」の訓みについては、現在は通例「だいなな」と訓まれていて、それでいいと思いますが、発表当時(1931)は「だいしち」と訓まれていた可能性があります。↓拙著より。 pic.twitter.com/2YR57As9Py
2021-05-06 21:13:16

「第七官」ってどういう意味なのか、訓みはどうなのかとは、いずれも卒論の試問や修論書いてるときに日本語学の先生から問われて調べ始めたことなので、古典文学の専攻なら当たり前でしょうけれど、近代文学専攻でも日本文学と日本語学を一緒に学べるのは有り難いと思いました。
2021-05-06 21:13:17
青山学院大学文学部日本文学科教授/日本文学, 万葉集, 万葉学史, 書物, 文学交流, 戦争と万葉集, インド

日本語学の安田尚道氏から、「いち・に・さん・…(しち)」の系列と、「ひ・ふ・み…(なな)」の系列を区別するように、と言われたことを思い出します。萬葉集巻四も、「まき・し」になります。 twitter.com/lalalamiyo/sta…
2021-05-07 16:42:13由来はなんなのか

@HanShotFirst_jp ハチ(ha-chi) シチ(shi-chi) でchの後にshだと唇の微妙な変化が必要で難しい。 逆にchの後のhだと口を大きく開くだけなので簡単。 だからシチ→ハチはできるけど、ハチ→シチは難しいから避けるのかも。
2021-05-12 14:11:36
@HanShotFirst_jp 「よん、なな」は和語で「し、しち」は漢語なのですが、逆順に読ませるようなちょっと頭を使うときには母語である和語が出る、みたいな説明を井上ひさしせんせいが「日本語教室」という著書でしていました。正確なところは覚えてませんスミマセン
2021-05-12 20:30:40
@HanShotFirst_jp カウントダウンの時は読みが長い方が良いとか。他の数字もほとんど2音だからそれに合う。「しち」より「なな」の方が、「し」より「よん」の方が長くはっきり2音になる、気がする…のですが。どうでしょう。
2021-05-12 18:59:08
@HanShotFirst_jp カウントダウンってロケットの打ち上げの秒読みがもたらされるまでは実際に使われる場合はほぼなくて、耳にするのはテレビで聞くロケット打ち上げシーンばかり。そこでは必ずわかりやすいために「なな」「よん」を使っていて、「しち」「し」のカウントダウンは耳にしたことがないからってのは如何?
2021-05-12 17:44:26
@HanShotFirst_jp はちしち、は、どう気をつけて発音しても「はちいち」に聴こえがちです。 伝わりやすさ、ですよね。 英語と日本語の音韻しか分からないけれど、その二つだけでも本当に面白い。 面白さが尽きない。
2021-05-12 15:30:43