抽象化は「(1)複数の具体的な概念や現象の共通性を見いだして,(2)不要な情報をそぎ落として一般化し,(3)それに適切な名前をつける行為である」と僕は定義しました.SWEBOK 2004では,1,2 は含まれますが,3 は含まれない.http://bit.ly/d2f8EM
2010-04-27 15:10:28前に言っていた、上位フィーチャの話ですね。 QT @zacky1972: はたして名前をつけない抽象化はありうるのか?というのが,今の僕の疑問です.
2010-04-27 15:30:56「不要」は主観的な表現ですから、表現としては「枝葉の情報をそぎ落として」とするか「共通性の本質を見つけ出して」とするとか、が良いのでは? @zacky1972 不要な情報をそぎ落として
2010-04-27 15:38:42@YoshiWoods コメント読みました.ちょっと調べて考察してから返事を書きたいと思います.
2010-04-27 15:49:27@tfujikura UML 2.0 のメタモデルを初めて見たときに,彼らは何て細かい概念(たとえば NamedElement, PackageableElement)にいちいち名前をつけているんだ,ご苦労なこった,という感想を持ったのを思い出しました.
2010-04-27 15:53:10他の要素との関係が名前付けの助けになるということですか? ならばそう思います。 RT @akiyama924: @zacky1972 モデル化までいけば必ず名前が付くけど、抽象化だけでは付けにくい場合がある。
2010-04-27 19:12:38@akiyama924 @zacky1972 一方、対応する概念に合点がいったのでモデル化できたということもあるでしょう。
2010-04-27 19:15:06結論: 名前付けは抽象化から分離した方がよさそう.名前付けは名前付けで重要なので,別途トレーニングする教材を作ることにします.
2010-04-27 19:42:18@zacky1972 「ことばの科学―単語の形成と機能 (SAライブラリー) (大型本) ジョージ・A. ミラー (著), George A. Miller (原著), 無藤 隆 (翻訳), 柏崎 秀子 (翻訳), 青木 多寿子 (翻訳) 」です
2010-04-27 22:14:32@zacky1972 この本をネタに変数名やクラス名の付け方に関する記事を書こうとしたことがあります。未だに書きかけです。
2010-04-27 22:18:08@YoshiWoods 他の要素との関連性もありますが、抽象度だけで物を特定することは困難だと考えています。モデル化するときにはそれに加えて視点と粒度を固定しますがそうして初めて名前が付けられるように思います。逆に言うと頭の中で視点と粒度を固定している時には抽象度だけでOK。
2010-04-27 22:20:39@zacky1972 実体概念にせよ動作概念にせよ、抽象化は包含集合の拡大、具体化は包含集合の縮小ですよね。ですから、名前操作以外でも、抽象化-具体化の操作は可能といえば可能です。例えば、サイヤ人にスーパーをつければ「スーパーサイヤ人」。
2010-04-28 06:22:24@zacky1972 形容詞とか副詞をつければより具体的な概念を示せるし、外せばより抽象的な概念を示せる、という意味ね。
2010-04-28 06:30:39