動画『資本主義は道徳的か?』を訳してみた。

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動画『資本主義は道徳的か?』(2015年9月公開)を訳してみた。資本主義は道徳的か、強欲か? それが拝金主義や利己主義に基づくものなら、代わりとなる経済体制は何なのか? 社会主義? 資本主義が道徳的であるなら、その理由は? 経済学者のウォルター・ウィリアムズが説明します。 youtube.com/watch?v=fJr2RO… pic.twitter.com/A5MDgd2L1V

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自由市場資本主義は利己的で、道徳に反するとさえ考える人が多い。資本主義とは、すなわち欲望であり、金と権力であり、富める者を助け、貧しき者を傷つけるのだと。しかし、それは違う。自由市場は、経済的行動を体系化する他の方法よりも経済的に優れているだけでなく、道徳的にも優れている。 pic.twitter.com/8C9M7Fkdjg

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その理由を説明しよう。自由市場では、個人と個人の間の自発的な行為が求められる。無理強いはない。もし私があなたに何かを望めば、私はあなたのために何かする必要がある。それが自由市場だ。 たとえば、私が芝を刈り、あなたが私に$20払うとしよう。この$20は何を意味するのか? pic.twitter.com/ZbiXZbw1R1

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私は食料品店に行ってこう言う。「ステーキ肉を4ポンドくれないか?」。店主は次のように言うはずだ。「多くの人手がかかっているんだ。牧場主、トラック運転手、肉屋、梱包業者。彼らにお金を支払う必要がある。君は周りの誰かのために何をしたのかね?」 pic.twitter.com/oSfANKtKcc

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私は「ある人の庭で芝を刈ったよ」と言う。店主はこう言うだろう。「証明してみろ」。そこで私は$20を差し出す。このお金は、あなたが何かを履行したことの証明書だと考えることができる。あなたが誰かにサービスを提供したという証明である。 pic.twitter.com/ScaqJiSedF

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自由経済はゼロ・サム・ゲームだから非道徳的だと非難する人がいる。ポーカーのように、あなたが勝てば、誰かが負ける、というのだ。しかし、自由市場はゼロ・サム・ゲームではない。プラス・サム・ゲームだ。 pic.twitter.com/FUMqFtG7hx

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あなたは私に何かいいことをしてくれる。たとえばステーキ肉をくれる。そして、私はあなたに何かいいことをする。たとえば$20をあげる。私はステーキ肉を$20より価値があると考えているので得をした。あなたは$20をステーキ肉より価値があると考えているので得をした。私たちは2人とも得したのだ。 pic.twitter.com/9SDshh6qO0

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皮肉なことに、私たちの経済でゼロ・サム・ゲームを創出するのは自由市場ではなく政府である。食料配給券、農業補助金、企業救済策などを獲得するために政府を使った人は得をする。他の市民を犠牲にして。 pic.twitter.com/FdacsR7v1L

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自分の製品に対する権利を主張するなら、誰かにサービスを提供しなければならないとする方が、サービスを提供しなくても権利を主張できるとするよりも道徳的なのではないか? pic.twitter.com/0Qy9p37nHM

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しかし、多くの人はこう尋ねるだろう。巨大企業はどうなのか? 彼らが私たちの暮らしに対して持つ力は大きすぎるのではないか? 自由市場においてはそうではない。なぜなら、自由市場においては、企業の運命を決めるのは顧客である私たち一般市民だからだ。 pic.twitter.com/CcvZvaMYFp

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自由市場資本主義では、顧客を満足させられなかった企業や、リソースを効率的に利用できなかった企業は懲らしめられる。成功を目指す企業は、その規模にかかわらず、ドル紙幣を使って投票する人々に対して説明責任を負う。そして、ここでも、邪魔をするのが政府である。 pic.twitter.com/C6pu4xgcEg

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米国の自動車産業を例にとろう。2009年、この産業は生き残ることにすら四苦八苦していた。なぜか? 彼らの製品が十分な数の人々を満足させられなかったからだ。自由市場なら彼らは破産していたはずだ。市場はこう言うだろう。「君たちは終わりだ。もっと良い仕事ができる誰かに工場と資材を売りなさい」 pic.twitter.com/Z0dYhkzxSo

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しかし、クライスラーやGMが破綻したとき、彼らはワシントンD.C.に行き、政府に救済してもらった。彼らにとって、政府の救済措置は基本的に次のことを意味する。「あなたは顧客や株主に対して説明責任を負う必要はない。あなたの製品がどれだけ低品質でも、あなたがどれだけ非効率的でも…」 pic.twitter.com/6aLhd0wM0L

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「…事業を継続できるように私たちが納税者のお金を入れてあげよう」。このような形で政府が介入すると、人々は力を奪われ、市場での競争に負けた企業に褒美が与えられることになる。 pic.twitter.com/pNMWmAzdYU

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政治家、巨大な労働組合、会社の経営陣にとってはいい話かもしれない。しかし、納税者にとっていい話であることはめったにない。だからこそ、自由市場体制は、小さな政府のもとでのみ機能する。小さな政府のもとでは、どの会社が生き残るのかをあなたや私が決めるのだ。 pic.twitter.com/0Ek2TEzPyf

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それが、建国の父たちが思い描いたアメリカである。アメリカ合衆国憲法第1章第8条に具体的に言及、または列挙されたいくつかの権限だけを持つ小さな政府だ。歴史上最も豊かな国を産み出したのは、この優れた小さな政府の考え方である。 pic.twitter.com/TjC8gssk98

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自由市場では、政府ではなく市民の意欲と自発的な努力が経済を推進する。すなわち、人々が持てる能力の全てを発揮して、自分たちの運命を決めるのだ。 十分に道徳的であるように私には聞こえるのだが。 ジョージ・メイソン大学のウォルター・ウィリアムズでした。(了) 英文: prageru.com/video/is-capit… pic.twitter.com/c47c2BcNdW

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