MaaSの原義を突き詰めることと、MaaSの限界を探ること、これは並行してやりたいのだけど、前者がかなり手薄な現状に危機感を覚えている。
2021-05-12 20:06:06MaaSの原義となると、やはり海外の文献にあたらないといけないので手薄になっているのではないかと思います。LRTが安易に用いられるようになったのと同じような流れを感じます。 twitter.com/ukyokyongt/sta…
2021-05-12 21:35:38MaaSの海外文献に関しては、2014年のHeikkilä論文と2017年のビジネスエコノミクス論文は必読と考えています。そのほかは個人的にあまり気にしてはいませんが、どちらかと言えばMaaSの出自を理解する必要があり、特に通信事業の研究は必要だと思っています。 twitter.com/mistp0uffer/st…
2021-05-12 21:39:01@mistp0uffer そのイメージで問題ないです。基本的にMaaSの出自はノキア、また通信政策立案を本流としたフィンランド通産技術庁(テケス)であり、明らかに彼らの影響を受けています。
2021-05-12 21:46:34@ukyokyongt MaaSは人間が作った概念なので、技術的必然性がありつつも、社会の状況や要請で解釈や捉え方も変わるものかなと思ってます。原義といってもそこまで厳密な議論に耐える概念ではない気もしますが、どうでしょう。
2021-05-12 22:28:01@niyalist ありがとうございます。確かにMaaSの定義はあいまいで、いろいろな要請でその意味は変わります。ただ政策システムを研究している身として、それを厳密な議論に落とし込んだとし、社会の要請とどのような齟齬が出るのかについて、知っておきたかったりするのです
2021-05-12 22:37:15MaaSの定義が僕の趣味なのは理解してるんだけど、その定義が行われないと課題が正確に認識されずPDCAが優位に回せない、という点に問題意識があったりする。
2021-05-12 22:39:51@ukyokyongt エンジニアは具体的なモノから概念を整理するし、具体的なモノは技術的制約やらエンジニアの気分やら経営者の方針やらいろいろな要素で大きく揺れるので、MaaSもそのように捉えると思います。 これは、概念や文献から現象を捉えようとする視点とは見方が違ってくるな、と思いました。
2021-05-12 22:44:26@niyalist なるほど… エンジニアの視点と違うのは面白いなぁと思いつつ、どこかの業界からモデルを導入して業界構造をデザインするという概念設計寄りにいる私自身を改めて認識しているところです。
2021-05-12 22:47:20@ukyokyongt 雲の上で概念レベルで戦っている人がいる一方で、実際のものづくりにおいては、相当にエンジニアの裁量が大きいことにも驚くと思います。「あれ、オレがこれを決めたら、世界のみんながこれに従うの?」みたいな事が細部にはたくさんあって、案外その細部の出来が全体の品質を決めたりします。
2021-05-12 22:52:50技術って、作ってしまってから後になってその本質が「発見」されて、それに気付くことで更に発展するって事が度々あるんだよな。自分が体験した中では、Ajaxは、要素となる技術はそれまでにも色々作られてたのに、その概念が整理されてから急速に発展した。 ja.wikipedia.org/wiki/Ajax
2021-05-12 23:11:31Wikipediaも「徐々に判明していった」という書き方をしている。→ 「Web技術者の実験的なコーディングの結果、JavaScript上で非同期通信を記述することで、業務や実用に耐える優秀なインターフェースを備えたアプリケーションをHTML+CSS+JavaScriptで作成可能であることが徐々に判明していった」
2021-05-12 23:12:41きっかけのひとつとなったXMLHttpRequestは、Internet Explorerに自社の都合で実装したAPIであり、それにどれだけの応用可能性があるかが発見されるのには5年くらい掛かっている。この時、Ajaxという言葉が出てきたことで、きゅうそくに理解が広がり、色々な応用が試された。 ja.wikipedia.org/wiki/XMLHttpRe…
2021-05-12 23:15:24