⚙からくりサーカスまとめ🎪
シーボルトは丸山の遊女、滝との間に娘のイネを授かるが、国外追放となったため彼らが再会するのは30年後(その間、シーボルトはオランダで別に家族をもうけており、3年日本に滞在した後、帰国) 。イネは西洋医学を学び、日本初の女性産科医となる。#からくりサーカス #シーボルト #楠本イネ
2021-08-09 21:21:21【シーボルト事件】 鎖国下の長崎。商館医シーボルトは高橋景保から世界周航記と交換に得た禁制の日本図を国外へ持ち出そうとしたため国外追放された。景保は2/16に獄死、遺体は塩漬けにされた。 #からくりサーカス #シーボルト pic.twitter.com/m1vB6c5vez
2021-08-09 21:01:19最終的には、アルレッキーノが最期に、「機械仕掛けの神もおわすらしい」と言ったように、悲願は叶い彼等も救われた。悲劇は繰り返されずにハッピーエンドで終わる。
2021-06-21 00:30:46アルメンドラはしろがねが達がサハラで(ほぼ)全滅する運命も、オートマータが人間のサーカスに関わって滅びる運命も知っていた。勝がこのままだと死んでしまうことも。 観察者だったアルメンドラが白金から勝を守ったことで運命が変わり、地獄の機械の分解が始まった。
2021-06-21 00:26:30と、ここで登場するのが、 【deus ex machina(機械仕掛けの神)】 元々、話が錯綜して混乱した時に物語をうまく収束させてくれる存在を意味する演劇用語。よく見るとアルメンドラ(イヴォンヌ)のテントに書かれている。
2021-06-21 00:18:21そして時は流れ、舞台も終盤。 このままだと、勝が白金を殺す、勝としろがねが結ばれるという悲劇が⁉︎ 藤田先生は悲劇が悲劇で終わるのが嫌い。うまく、ハッピーエンドにならないと!ただ、話がこんがらがってしまって一体どうしたら、、?
2021-06-21 00:13:50白金は色々あって、父のように頼れる白銀には歪んだ憎しみ、母のように甘えられるフランシーヌにはいびつな愛を抱くようになり、全ての始まりの悲劇が起こる。白金は小さい頃に白銀と旅に出た分、親の愛に飢えていたと考えられるので余計に拗らせていたのではと勝手に思ってる。
2021-06-21 00:10:24【地獄の機械】 ギリシャのオイディプス王の悲劇(父の殺害、母との結婚)を基にしたジャン・コクトーの戯曲。後に"エディプス・コンプレックス"という言葉も生まれた。 白金は地獄の機械に運命を操られていると嘆いていたが、このコンプレックスを抱えていたのでは?
2021-06-21 00:06:24からくり屋敷の事件後、「坊やから頼まれた用は、片付けてずらかりますんで…」と阿紫花さんが勝に言っている。「この左腕を保存してほしいんだ。鳴海にいちゃんはもしかしたら、もしかしたら生きているかもしれないから!」と勝が懇願したとしたら…⁉︎ ※これは勝手な願望です
2021-05-29 11:55:31【からくりサーカスの表紙の⚙④】 最終巻の43巻。3人が笑顔で、菜の花畑にいる姿を見るだけで泣けてくる。フランシーヌ人形は菜の花畑で造物主に首を絞められたけど、黄色はやっぱり笑顔が似合う🌼そして鳴海の左腕は勝が冷凍保存しておいた生身の腕💪✨
2021-05-29 11:46:36【からくりサーカスの表紙の⚙③】 単行本38巻だけ「からくりサーカス」のロゴの「からくり」部分の模様が違う。ちょうどパンタローネが初めて人を助けたあたり。運命の歯車の周り方が変わり始めたことを想起させる⚙
2021-05-29 11:37:56【からくりサーカスの表紙の⚙②】 単行本6巻では勝が、38巻では鳴海が薔薇の花を持っている🌹ヘビ魔王のように心に花が咲いているのに、自責の念からそれを見せまいとする鳴海の気持ちを考えると切ない。
2021-05-29 11:28:54【からくりサーカスの表紙の⚙①】 単行本5,6,11,13巻は勝のサーカス編メインだからか、表紙に「幕」がある。 この中に、ストローサーカスでスケット参加して演じた「えんとうそうじ」、それをベースにした仲町サーカスの「えんとつそうじとヘビ魔王」が描かれている🐍🌹
2021-05-29 11:19:56うしおととらでは「背中を守るようになる者との出会いからそうなるまでの過程🐮🐯」、からくりサーカスでは「守られる側の者が背中を守れるように強くなる過程⚙🎪」を描いているのもまた良い✨
2021-05-28 23:30:03両作の繋がりについて。うしおととらで「満足する死とは何か?」という問いを投げかけ、「泥なんてなんだい!」と答えた。実際に満足する死を迎えたキャラも🐯続くからくりサーカスでは更に多くのキャラがそれぞれの満足する死を迎えている。
2021-05-25 23:16:33「土」といえば、うしおととらの「人間は土に生まれて土に死ぬ。その土からさえ立ち返ってくるもの。それが妖怪」という言葉。宗教観はさておき、『からくりサーカス』と『うしおととら』が繋がってくる⚙🎪🐮🐯
2021-05-25 23:06:11【土は土に。人形は人形に還せ】 キリスト教の葬儀では土の塵から作られたアダム(人間)にちなんで“Earth to Earth, ashes to ashes,dust to dust(土は土に。灰は灰に。塵は塵に。)”という言葉を使うそう。人形もあるべき人形の姿へ、という白銀の願いがしろがね達へ移って…
2021-05-25 22:42:50熱心なお祈りを捧げ、「天にまします神様よ♪」の子守唄を唄う敬虔なキリスト教徒のフランシーヌは自死という大罪を犯した。白銀は彼女が信じたもの(キリスト教)を理解してたから「地獄」の彼女の元へ行った。天使のような彼女しか知らない白金は「天国」にいると思ってた。
2021-05-25 22:10:59更に、あるるかんを模して白金が作った完全版あるるかん。こっちの足元には薔薇ではなく、聖ジョルジュの剣が付いている。純粋に歪んだ愛を持ち続けた彼にとってはこれが完全版。
2021-05-25 05:27:27思えば、フランシーヌ人形が教会で十字架にかかったキリスト像を見たシーン。あれは偶像崇拝の否定と同時に、愛することを知らない彼女と知っている人間との対比になってる。
2021-05-24 23:38:59白銀からルシール、アンジェリーナ、しろがねへと受け継がれてきたあるるかん。ギイのママン、アンジェリーナのデスマスクをつけられたオリンピア。愛する人を守るために流した血は、悲しくて辛くても世界一美しい。
2021-05-24 23:29:27あるるかんの足やオリンピアの頭に薔薇が付いていてずっと気になってました。気になって調べると↓ 【赤い薔薇】他を救うため自分を犠牲にして十字架にかかったキリストが流した血は赤い薔薇に喩えられ、愛・殉教を意味するように= 世界一美しいバラの花byアンデルセン。
2021-05-24 23:19:13絵のない絵本16夜「道化役の恋」 プルチネッラとコロンビーヌ、アルレッキーノの3人の三角関係の悲劇だった😯コンメディア・デッラルテ(仮面即興演劇)の配役名からキャラの名前がつけられてるのは知ってたけど、アンデルセンも書いてるとは思わなかった!
2021-05-22 15:15:52サーカスやからくり関連が多い参考文献の中で、アンデルセンの「絵のない絵本」があった📚 アンデルセンといえば、マッチ売りの少女。藤田先生の原点。うしおととらもここから生まれた🐮🐯 しかもこの「絵のない絵本」は月が語るお話を絵描きが絵本にした本→後の月光条例🌛!
2021-05-22 09:04:54アンデルセンが「羊飼いの娘と煙突掃除屋さん」という二つの人形の駆け落ち話を書いていた。しろがねが倒れていた小さな人形を元に戻すシーンを思い出した👫 #からくりサーカス
2021-05-22 00:02:54