2021年5月24日

【次の斜面】福間健二 #k2fact294

5月14日から23日まで。札幌の余韻を引きずりながら書きだした。大きかったのは、肋骨をバネにして歩くと気持ちも弾んでくる、と教わったこと。バネ、バネ、バネと思いながら書いているうちに、ひとつ気づいたのは、どこかをわざと動かないようにするとバネの力が強くなること。それで「言ってしまう」斜面を転がり抜いたという感じになっていたら、と希望的に思う。 音楽は、The Linda Lindasで「Racist Sexist Boy」。バネならいまはこれが最高。パンクロック、ここまで来るのに時間がかかったとも思う。 https://www.youtube.com/watch?v=sCBn-70_HcE
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福間健二 @acasaazul

草と木は目ではわからない力で動き、すべる足と断崖のつくる劇には負けない。スプーン、考えてみると必要かどうかとなっても曲線で主張する。指と唇の有罪性。わかった。ギャラリー犬養のカフェでピロシキ食べながら。問題の多い人、問題の多い世界を生きているからではない。(次の斜面1)#k2fact294

2021-05-14 10:14:01
福間健二 @acasaazul

このきょう。大きい川、小さい川、どちらを先にわたるか。順番で決まる縛り方。痛くないのではないが、妹が実は弟だとわかるようなこと。問題の多い世界でも、肘をうまく使えばほどけるロープ。爽やかな天気のなかを歩き、バスセンター前のpoolという店のおいしいオムライス。(次の斜面2)#k2fact294

2021-05-15 10:47:28
福間健二 @acasaazul

poolでは、みんな、写真を撮る。あればうれしいのだ。奇跡的に保存されるアイドル性、襲われたと錯覚する動物を安心させる力、そのほか。どんな爆破でも、生まれる弟は遠い夏の自転車だ。このきょうがくりかえされるタイムループからの脱出。できた。できないはずはなかった。(次の斜面3)#k2fact294

2021-05-16 11:44:53
福間健二 @acasaazul

夢見た未来、もう来て行ってしまった。かく申せば。そのままにしていい悲しみは使えない鍵だ。取り扱い注意の音と絵をこの五月に運ぶ、更迭されたはずの亡霊。自動ドアはうまく通れないのにエレベーターであがってきた。対決するな。掃除してしまおう。大きな目があるうちに。(次の斜面4)#k2fact294

2021-05-17 12:38:00
福間健二 @acasaazul

いろは丸。船の名前じゃないとしたら、歴史への挑み方がわからなくなる。やっかいだね。是より先の、罪ある身。一本、二本と数えることができて光るものを堀りだす妖精の手の使いみちも。無理する主義のぼくは何丸。虫とか飛び込む大きな目で見てかえって間違えることがある。(次の斜面5)#k2fact294

2021-05-18 09:57:26
福間健二 @acasaazul

パン屑を払ったテーブルにどんな頭蓋が転がるだろう。穴をあける。何が見えても他者には慎重な報告だ。ドキドキは引きずって雨のハイウェイ。ロスト、でも新しい発見があると言った。四月に亡くなった人。遠心力が何に勝つということなのか。こぼれない油と眠くなる魚のぼく。(次の斜面6)#k2fact294

2021-05-19 16:53:46
福間健二 @acasaazul

きのうまでの斜面は、だれを降りる準備だったのか。両生類、爬虫類。からっぽになりきれないのは、キュンとする胸ができる以前からだ。霧のなかの太陽。屋上からの告知に必要なだけではなく、不完全な空白に入る前触れだ。胸骨、少し動かせるようになったときみは言うけれど。(次の斜面7)#k2fact294

2021-05-20 17:36:14
福間健二 @acasaazul

鳥の時代を十分にやらなかった報いか。見すてられた校舎や工場のなかの低空飛行。それがほとんど日課になって、片付け作業の途中でも夕方には飲みたくなる。何を飲むかよりもだれと飲むかだ。父性、つまり垂直の音をきらう六人が湖からやってくる。入っていい畳の部屋、ある。(次の斜面8)#k2fact294

2021-05-21 08:31:58
福間健二 @acasaazul

距離、危うい。模型の並ぶ野で殴られた記憶がよみがえって、楽器は電子ピアノが一台あるだけ。さしだした腕、縛られていないからだとして、七人のビール好きになる。比喩的には、順番に歌う。もっともっと。大きさじゃなくて、深さ。愛の話。でも、愛してくださいじゃない。(次の斜面9)#k2fact294

2021-05-22 10:26:56
福間健二 @acasaazul

のぞみとターニャ、それぞれ二人いた。事実。非難と一緒に水に溶けて、七人の転がる斜面にその天使性は一度まっくらになってからだ。靴の数が余るくらいじゃないと社会はどうだっていうのか。不死身呼ばわりされるぼくたちの、次の斜面。せめておいしいミルクティーいれるよ。(次の斜面10)#k2fact294

2021-05-23 10:55:21

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