【BMJ】2020年のcovid-19パンデミックに関連する超過死亡：29の高所得国における年齢と性別の時系列分析(2021.5.26作成)

The BMJ @bmj_latest

Approximately one million excess deaths occurred in 2020 in 29 high income countries, finds study. Excess deaths substantially exceeded reported deaths from covid-19 in many countries, say the authors ow.ly/S3LQ50EQNYl

Alzhacker @Alzhacker

bmj.com/content/373/bm… 29の高所得国では、2020年に約100万人の過剰死亡が発生した。超過死亡数は多くの国で報告されたcovid-19による死亡数を大幅に上回っており、死亡率に対するパンデミックの影響を完全に把握するには超過死亡数の評価が必要であることを示している。

Alzhacker @Alzhacker

年齢標準化された過剰死亡率は，ほぼすべての国で女性よりも男性で高かった。 多くの国では、15歳未満の小児の死亡数が予想よりも少なかった。2020年には、ほとんどの国で死亡率の男女差がさらに拡大した。

Alzhacker @Alzhacker

高所得国29カ国において、ニュージーランド、ノルウェー、デンマークを除くすべての国で、2020年に過剰死亡が発生した。過剰死亡率が最も高かったのは、米国、イタリア、イングランドとウェールズ、スペイン、ポーランドであった。ニュージーランドでは、総死亡数が期待値を下回った。

Alzhacker @Alzhacker

ニュージーランドは、男女ともにすべての年齢層で死亡数を期待値以下に抑えることができ、それに伴い男女間の不平等も縮小した。ニュージーランドと韓国でこれまでCOVID-19のパンデミックの管理に成功したのは、早期のウイルス排除政策に起因すると考えられる。

Alzhacker @Alzhacker

米国の介護施設におけるコービッド19による死亡は、米国の総人口のわずか0.6%であるこの人口に占めるコービッド19による死亡の割合が40%を超えており、破滅的であると言われている。米国の老人ホームにおける全死因死亡率は、2017年までは減少していた。

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Approximately one million excess deaths occurred in 2020 in 29 high income countries, finds study. Includes #BMJInfographic showing how different countries experienced very different numbers of excess deaths @will_s_t ow.ly/pEhE50EQObu pic.twitter.com/oI5iCZtUKK

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The BMJ @bmj_latest

In this international comparative study of excess deaths in relation to the covid-19 pandemic in 29 high income countries, all countries had excess deaths in 2020, except New Zealand, Norway, and Denmark ow.ly/Vs1i50EQNZs

The BMJ @bmj_latest

Approximately one million excess deaths occurred in 29 high income countries in 2020, finds this study. Except for Norway, Denmark, and New Zealand, all other countries examined had more deaths than expected in 2020, particularly in men ow.ly/NrvR50EU0em

influenzer @influenzer3

●高所得国29か国のほぼすべてで2020年に超過死亡を確認 →29か国で約100万人の超過死亡が確認されています。 通年性の死亡率増加であり、原因はCOVID-19であると断定可能でしょう。 一方で、COVID-19の制圧に成功しているNZでは、逆に死亡者数が例年よりも有意に減少しています。

influenzer @influenzer3

超過死亡は15-64歳に限定しても多くの国で確認できます。 本疾患が高齢者だけでなく、若年成人にとっても、生命にかかわる脅威である事を示しています。 論文本体のグラフよりも、webページ上で操作可能なグラフが充実しており素晴らしいです。

influenzer @influenzer3

Excess deaths associated with covid-19 pandemic in 2020: age and sex disaggregated time series analysis in 29 high income countries bmj.com/content/373/bm…

influenzer @influenzer3

---- ・2020年の死亡率におけるCOVID-19パンデミックの直接的および間接的影響を推定した。信頼性の高い完全な年齢・性別毎の死亡率データを有する高所得国29か国を対象とした。 ・2016-2020年のHuman Mortality Databaseのデータを用い、死亡率を年齢と性別毎に調整した集計した。

influenzer @influenzer3

・2020年における週毎の超過死亡数をover-dispersed Poisson regression modelを用いて、性別・年齢別に推定した。

influenzer @influenzer3

(結果) ・対象となった29の高所得国において、2020年に推定で979,000(954,000- 1,001,000)人の超過死亡が見られた。 ・ニュージーランド、ノルウェー、デンマークを除くすべての国において、2020年の超過死亡が確認できた。

influenzer @influenzer3

・超過死亡数の絶対数が最も多かった5か国は、米国458,000人、イタリア89,100人、イングランドとウェールズ85,400人、スペイン84,100人、ポーランド60,100人だった。逆にニュージーランドでは予想よりも低い死亡数だった(-2,500人)。

influenzer @influenzer3

・多くの国における超過死亡の推定数は、COVID-19の死亡報告数を大幅に上回っていた。

influenzer @influenzer3

・男性の人口10万あたりの超過死亡が最も多かった5か国は、リトアニア285人、ポーランド191人、スペイン179人、ハンガリー174人、イタリア168人だった。女性では、リトアニア210人、スペイン180人、ハンガリー169人、スロベニア158人、ベルギー151人だった。

influenzer @influenzer3

・超過死亡後の代償性の死亡数減少は確認できなかった。

influenzer @influenzer3

(結論) ・29の高所得国で2020年に約100万人の超過死亡が見られた。年齢で補正した超過死亡率はほぼすべての国で男性のほうが高かった。 ・超過死亡数は多くの国でCOVID-19の死亡報告数を大幅に上回っており、パンデミックの影響を把握するためには超過死亡の評価が必要であることを示している。

influenzer @influenzer3

・15歳未満の小児の死亡数は多くの国で予想値よりも少なかった。 ・2020年にはほとんどの国で死亡率の男女差が拡大した。 ----

influenzer @influenzer3

・人口10万あたりの男女別超過死亡数 超過死亡が多いところほど、男女差が大きいのが分かります。 男性で予後が悪いCOVID-19が主因になっている事を間接的に支持するデータと言えるかと。 NZはCOVID-19とともに恐らくインフルエンザまで完封したために、予想よりも低い死亡数になったのでしょう。 pic.twitter.com/6ABaizbpJj

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influenzer @influenzer3

・各国の超過死亡数(左)と人口10万人当たりの超過死亡数(右) 超過死亡数は米国が圧倒的ですが、人口で補正するとリトアニアが最も多いです。 pic.twitter.com/13dXhGu8a3

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influenzer @influenzer3

・米国の超過死亡(女性(左)、男性(右)) 縦軸は人口10万人あたりの超過死亡数、横軸は日時を示しています。 2020年3月以降は波はありますが、常時超過死亡が見られています。 男女ともに12月に向けて超過死亡数は急増。 pic.twitter.com/q5coj9kvaK

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