「テスラコイルと馬の骨」第一章 消えた総帥 第三話

第三話
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お富士 @fujishiro1127

「うん。」マスターはカップを置き、口の前で腕を組んだ。。「そろそろ本題に入ろうか…。」眼鏡の奥で、マスターの瞳がギラリと光った。 To Be Continued…

2011-08-06 00:38:19
お富士 @fujishiro1127

だが、彼は別にマラカス踊りが専門なわけではなく、研究員として極めて優秀で、多くの謎に包まれている、ということも知っていたので、今回はかなり身構えてきたのだ。「あの…。」しばらくコーヒーを飲みながらたわいもない話をしていたが、少しの沈黙の後、僕が口を開くと、

2011-08-06 00:36:24
お富士 @fujishiro1127

しかし、彼は新年会、歓迎会、忘年会、とことあるごとに宴会に出て、先ほどのようなマラカス踊りを披露するので、そういったところでは毎回姿を見かけていた。そしてそのように目立つ人物であるので、噂は山のようにあり、大体はでたらめだろうが、さまざまなことが耳に入ったりもしていた。

2011-08-06 00:32:07
お富士 @fujishiro1127

「申し訳ありません。僕なんかのためにマスター自ら…。」「えー!!いいのいいのそんなこと気にしなくて!」呼び出したのはこっちなんだからさあ、と、マスターは快活に笑った。僕は、マスターは研究部署が違うので、直接会う機会は今までなかった。

2011-08-06 00:29:04
お富士 @fujishiro1127

「はあい!どーぞー?」「あ、どうもありがとうございます…。」マスター秋山は、自ら僕にコーヒーを入れてくれた。なんだかものすごく手際が悪く(というかおっちょこちょい?)、コーヒーの豆をぶちまけたり、お湯をその辺にとびちらせてあっちっちとかやっていたが、コーヒーはおいしかった。

2011-08-06 00:26:42
お富士 @fujishiro1127

マスター秋山こと、秋山勝彦主任研究員。彼は、立場こそ大幹部とは言えないが、総帥がUNIONを始めた頃からの仲間の一人で、総帥や他の幹部たちからもかなりの信頼を得ていた。

2011-08-06 00:23:49
お富士 @fujishiro1127

※主人公の名前を付けずに、彼、とか研究員とかするのがだるくなったので、今話から主人公が自ら語る形式にします。ご了承ください!

2011-08-06 00:21:36
お富士 @fujishiro1127

「テスラコイルと馬の骨」第一章 消えた総帥 第三話

2011-08-06 00:20:28