縦スクロールマンガは日本や世界のマンガ市場を席巻するのかという話
発端、国内でもwebtoonのプラットフォームの躍進はすさまじいという話
今週の授業でデジタルマンガに関わる人がゲスト講師をしてくれた。驚いたのはボクらの見えている世界からはうかがい知れない「縦スクロールマンガの台頭」だ。 月間で1億円も売り上げる作品も結構あるとか。読んでいるのは10代20代が中心で50代のマンガ関係者からはその実感が湧かない。(続く
2021-05-28 12:00:49ワールドワイドでは縦スクがもうデファクトスタンダードで、見開きマンガはガラケー化している。これも、ボクらの視点からは見えていない。例えると、田舎で人力車を走らせて生計を立てているうちに、都会では蒸気機関車によって人力車は絶滅寸前、みたいな。(続く
2021-05-28 12:01:30縦スクの流儀は見開きとはまるで別物。寿司職人とパティシエくらい離れている。同じ「マンガ」で括ってはいけないものだ。 とにかく、こういう実情を知っただけでもすごく特をした気分だ。(続く
2021-05-28 12:02:48昨日の縦スクロールに関するツイートが思いのほか反響があった。良くも悪くも。ボクは見開きマンガを否定するつもりは無い。しかし、世界では紙のマンガを読む文化のない(少ない)地域が多い一方スマホの所持率は高い。そこにスマホに特化した「縦スクロールマンガ」が浸透していくのは必然だと思う。
2021-05-29 09:03:47同じマンガのようで「見開きマンガ」と「Webtoon」はまったく別物。見開きマンガをコマ単位で分解して縦に配置すればいいというものではない。それぞれの流儀がある。そこを勘違いしてはいけないと思う。
2021-05-29 09:07:50Webtoonを見開きマンガのモドキだと考えたり、格下に見ている人も多い。これも心配だ。例えるなら5年くらい前のYouTube配信をシロウトが作ったものでテレビより格下だと考えていた流れに近い気がする。
2021-05-29 09:10:35縦スクロール漫画の月間売上が1億円を超える作品もあるってのはピッコマの日本だけの売上でもすでにあるらしい。記事は2020年5月 prtimes.jp/main/html/rd/p… pic.twitter.com/bw4WZAlA0s
2021-05-30 14:31:00なおピッコマは現在縦スクロール漫画はwebtoonではなく、SMARTOONという名前で売りだしている。どうもwebtoonが商標を取られた関係で使えなくなったらしい。
2021-05-30 14:33:01@keiichisennsei 私もピッコマで縦スク漫画読んでます、1話61円で毎週金曜に1-2話、月計5話ほど更新されるんですけど、更新半日で20万いいねぐらい集めてて、毎週半日で1200万程度売り上げてる計算で、漫画家はコミックスの売り上げで儲けるみたいな世界と全然違う世界があるなって思ってました
2021-05-28 13:39:50完全無料作品もあるがピッコマにおいては途中からや最新数話有料配信されるパターンが現在のメインコンテンツ
国内マンガアプリでも多くが採用している課金モデルだが、
人気作品ともなるとかなりの課金者がいるもよう。
これにくわえて広告収入などがあるわけだ
でここで問題になるのが客になりうる読者をどれだけ引っ張ってこれるかという点
各国得意なことが違うもので、例えば日本人は漫画描くのは得意だけど、漫画のプラットホームつくるのは韓国に惨敗していたり、どの国も得手不得手があって、完全な楽園はない。
2021-03-03 01:26:26LINEマンガを抜き売上日本No.1になったピッコマで2020年最も読まれた作品から見えるもの(飯田一史) - Y!ニュース news.yahoo.co.jp/byline/iidaich… ★どちらにしろ日本の漫画アプリ1位&2位はずっと韓国系でして、常々「外資系企業に文化のプラットフォームを握られるのは危険だ」と言う私は頭を抱えています
2020-12-26 23:04:47GAFAなど外資系企業にプラットフォームやアプリを寡占化されると、もちろん「海外独特の価値観による創作物規制(=自由に描けなくなる)」が一番心配ですが、創作物以外でも、地名や歴史などの表示権も奪われてしまうのが困ります。寡占化された後「嫌なら使うな」が恐い。あと納税先問題もある。
2020-12-26 23:31:56国内のマンガアプリの利用者数、ユーザー数は3位以下は出版社系のジャンプ+、マガポケ、マンガワン、マンガBANG!(日本文芸社)に、韓国系のcomicoが時期、集計サイトによって入れ替わるが
1位と2位はここ数年ピッコマとLINEにしめられている。
LINEは今はヤフージャパンと経営統合して本社は日本にあるが、webtoonの問題に関しては韓国発のコンテンツなので、韓国系アプリというとこに重箱の隅をつつくようなことはさけてもらいたい
よくいわれるが課題は国内出版社のマンガアプリがあまりに多くわかれすぎていることだろう。
集英社であれば少年向けのジャンプ+、青年向けのヤンジャン! 女性向けのマンガMee、過去の名作を無料で読めるのが売りのセブラックなどにわかれている。
講談社も少年向けのマガポケ、雑誌のサブスクと青年向けをあわせたコミックDays、女性向けのパルシィといった具合だ
アプリによってはブラウザで読めないこともあり、数少ないお目当ての連載のためだけにアプリを入れ、毎度立ち上げるのはなかなか負担である。
ピッコマやLINEマンガはブラウザで読める範囲はかなり制限されているが、アプリ内は男性向け、女性向け双方の作品がならび、旧作メインではあるが多くの出版社と提携した無料作品も多くそろっている。
アプリをあまり入れたくない人にはうってつけだ
ただし言うまでもないが、ピッコマやLINEマンガのマンガが全部縦スクロールではない。
とくにLINEマンガのオリジナル連載で日本人作家の連載の大半は従来の右開きタイプのものである。
LINEマンガやピッコマが日本国内だけでもユーザー数はジャンプ+ほかのマンガアプリにWスコア以上差をつけている。 ただしLINEマンガもピッコマも国内では縦スクロールマンガより日本のページ式のマンガのほうが多いのが現状
2021-05-30 15:41:02