『インターネットポルノ中毒 やめられない脳と中毒の科学』の感想まとめ

diskunion／DU BOOKS @du_books

新刊『インターネットポルノ中毒 やめられない脳と中毒の科学』（ゲーリー・ウィルソン、山形浩生訳）が今月31日に発売されます。無気力、集中力不足、不安感、うつ…原因は“ポルノの見すぎ”かも？ ステイホームでインターネット時間が増える今こそ読みたい、脳と中毒の関係。diskunion.net/dubooks/ct/det… pic.twitter.com/cBIQJDnunV

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Hiroo Yamagata @hiyori13

本ができたとのこと。解説書いてないけど、結構おもしろいでー。賛成するかはさておき、毎日狂ったように見ていると本当にアレだから、一、二週間間をおくのはよいことです。 pic.twitter.com/Go9uqY38yA

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Hiroo Yamagata @hiyori13

みんなー、適度に間おこうな。毎日見て抜くのは考えものだぜ。 pic.twitter.com/JDqiTShFUf

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前Ｑ（前田久） @maeQ

『インターネットポルノ中毒 やめられない脳と中毒の科学』 amzn.to/3mBlvah いやー……これ、現代の必読書でしょ……。 pic.twitter.com/5hPjvACGP2

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前Ｑ（前田久） @maeQ

マジやばい。 pic.twitter.com/Lo2D7IjdVc

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前Ｑ（前田久） @maeQ

ヤバすぎる……！！！！！ pic.twitter.com/R6WJpm3UiC

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前Ｑ（前田久） @maeQ

真面目にコメントすると、この本を根拠に法規制しろとかそんなことは思わないけど、ポルノ（18禁のものに限らず、なんらかの性的な刺激物）をインターネットで浴びるように触れ続けている人は、読んで我が身を省みた方がいい……。私は今、リアルに体が軽く震えている……。

ジョニー後島 @V1TAMIN_Q

インターネットポルノ中毒、ソシャゲ依存症やイラストレーター大氾濫とも切り離せない話だと思う

＋M laboratory @freakscafe

ゲーリー・ウィルソン『インターネットポルノ中毒』(山形浩生訳 DU BOOKS) エロ動画を見てオナってると、脳の報酬系が影響を受けて、addict(依存、中毒)の症状を引き起こすよ、という話で、「症例」サンプルが豊富に集めてある。ポルノ中毒だけでなく、addict一般がもたらす害について教えられる。 pic.twitter.com/NYAZvAsbDp

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＋M laboratory @freakscafe

中毒は、脳の可塑性の高さがもたらす副産物だ。 中毒が引き起こす脳変化は、敢えて単純で広範な言い方をすると、①増感、②脱感、③前頭葉低活性化、④ストレス系の誤作動の４つである。

＋M laboratory @freakscafe

ここでは神経科学的な説明は端折る。ごく簡単に要点だけを照明すると、ドーパミン過剰とその抑制の失調、そのことに連れての渇望感への抑制力の弱化ーこのことは計画遂行能力の弱化でもあるー渇望が満たされない際のストレス系の過剰な活性化ー「ゴミくずのような気分になる」ーとなる。

＋M laboratory @freakscafe

ーこの４つの神経可塑的変化がしゃべれるなら、「脱感」は「満足が得られないよ」とうめき、「増感」はその人のわき腹をつついて「ねえねえ、おあつらえ向きのブツがあるんですがね」と言うが、それはまさに脱感を引き起こしたものとなる。↓

＋M laboratory @freakscafe

前頭葉低活性化は肩をすくめて「やめといた方がいいが私にはやめる力がない」とため息をつき、「誤作動するストレス系」は「この緊張を和らげるために、いますぐ何かよこせ！」と絶叫していることになる。(131)

＋M laboratory @freakscafe

今の引用部分は、ポルノ中毒にとどまらず、addict一般のもたらす悪しき脳変化である。「ドーパミンハイ」を誘発する物質や行動は、多かれ少なかれaddictの諸症状をもたらすリスクがある。テレビゲーム、ジャンクフード、ギャンブル、ネットサーフィン、SNS、etc...。

＋M laboratory @freakscafe

前記の中毒による４つの脳変化ーポルノ中毒は具体的にどんな自覚症状をもたらすのだろうか。 ・性行動の減少、元気のない勃起や射精の一因。 ・思い切った行動の減少と不安の高まりと同時に、怒りの過剰反応傾向、それらが社交性意識の低下をもたらす。↓

＋M laboratory @freakscafe

・集中力欠如、これは集中力低下と記憶問題の原因となる。 ・やる気欠如、前向きな予想の欠如。これは無気力、先送りにつながり、うつの一因となる。

＋M laboratory @freakscafe

この本には、ポルノ中毒者の証言が数多く集められている。いくつか引いてみよう。 ー１日に何度もオナニーした。オナニー気分ではないけれど、ストレス解消や眠りにつくために、ポルノが興奮を助けてくれる。妻ではもうとにかくダメになっちゃってね。遅漏がひどい問題だった。(28)

＋M laboratory @freakscafe

ー私は人生で何度か中毒と闘った。タバコ、アルコール、その他の物質だ。そのすべてを克服したが、これは中でも最も難しかった。衝動、変な考え、不眠、絶望、憂鬱、無価値な気分、その他多くのマイナスの出来事が、このポルノの場合にはやたらとでてきた。(32)

＋M laboratory @freakscafe

ーやめるまで、一日中一年中クソみたいな気分だった。活力ゼロでやる気もゼロ。毎日一日中無気力だった。まともに食事もしない。運動もしない。勉強もしない。自分の衛生面も気にしない。気にできなかった。(48)

＋M laboratory @freakscafe

こうしたポルノ中毒は、セックスそのものとは基本的に関係のない自閉的な快楽サーキットだ。「増感／脱感」のメカニズムによって、刺激への渇望はエスカレートする。ポルノ中毒者は、徐々に「過激」「異常」な内容のポルノを求めるようになる傾向がある。

＋M laboratory @freakscafe

ーポルノを見る前は、変なモノには興味がなかった。単に同じ歳ぐらいの本物の女の子にしか興味はなかった。いまや巨乳、母子相姦、奴隷、異性装束、デブ、ヤセ、ティーンが好きだ。（63)

＋M laboratory @freakscafe

前ツイートの彼は、じっさいに母子相姦や異性装束の願望があるわけではない、というところに注意が必要だ。それはポルノ中毒がもたらした「過激」「異常」なものへのエスカレートなのである。

＋M laboratory @freakscafe

ポルノ中毒の症状は、「普通の交際、恋愛」への不能をもたらす。それは人づきあい全般への不安、自尊心の低下をもたらす。さらに集中力の低下、計画に沿った行為遂行力の低下、やる気の低下をもたらす。

＋M laboratory @freakscafe

中毒の諸症状は、その対象となる物質や行為を「断つ」ことで、一定の「禁断症状」の期間を経たのち、脳の報酬系は回復する。ポルノを断ってからの改善点として挙げられているのは、 ・コミュ障の大幅な改善ー自信、目を合わせる、あがらずに会話できる、滑らかさ、等々。↓

＋M laboratory @freakscafe

・全般に活力向上。 ・頭がはっきりして鋭くなり、集中力も改善。 ・もっと生き生きとした表情。 ・うつが軽減。 ・女生とつきあいたいという欲求。 ・自然な勃起が戻った！