「南京事件/慰安婦問題」について、統一戦線義勇軍・針谷大輔氏vs植松青児氏の議論(11年8月)

2011年8月7日~9日、主に南京事件について。
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植松青児 @uematsuseiji

@giyuugungityou 針谷さん、初めまして。いただいたご意見ですが、麻生邸ツアーは「無許可デモ」ではないでしょう。本当に無許可デモだったら当然起訴されたはずですが、起訴されなかったのですから。…そうそう、せっかくメンションをいただいたのでこの機会にお聞きしますが(続)

2011-08-07 12:52:28
植松青児 @uematsuseiji

@giyuugungityou わたし、一応戦争犯罪/歴史修正主義問題のアマチュア研究者でもありまして、針谷さんは過去に「従軍慰安婦問題」の存在を否定する発言をされていたと思うのですが、現在もその認識を保持されているのでしょうか?それともその後認識の変化があり、同問題(続)

2011-08-07 12:57:51
植松青児 @uematsuseiji

@giyuugungityou (承前)が旧日本軍の犯罪行為として存在する、という認識でしょうか?お聞かせくだされば幸いです。ついでに、37年の南京事件についてはどのように認識されてますか(30万人説については、日本の歴史学者でも皆懐疑的なので、30万人説への見解は不要です)

2011-08-07 13:04:52
針谷大輔 @giyuugungityou

@uematsuseiji この話は長くなるので(そろそろ出掛けますので)端的にいえば、貴殿らとは考えを異にすると思います。ベトナム戦争、GHQを見ても分かるように、兵士が行く所にはヘルスもソープも必要です。→

2011-08-07 13:07:48
針谷大輔 @giyuugungityou

@uematsuseiji 現在でもその慰安施設はそこら中にあり、慰安婦の方々は働き稼いでいますね。戦前の日本もそうでしたが、家族の為に女子が赤せんに売られる。悲しい話です。日本軍の関与を言うなら占領米軍もベトナムの韓国軍も軍が関与したというなら理解出来ます。

2011-08-07 13:11:28
針谷大輔 @giyuugungityou

@uematsuseiji 南京事件については無理が有ります。私は全て0にしてしっかりともう一度検証したらいいと思います。東京裁判でも25000人しか認定出来なかったもので、まして日本軍に取って銃弾は貴重品、ガス室があるなら別ですが。

2011-08-07 13:16:55
植松青児 @uematsuseiji

@giyuugungityou 針谷さん、昨日のご意見へのリプライです。まず南京事件ですが、「ゼロ」から検証し直す必要はないと思います。なぜなら、南京事件の存在は、日本軍側の証言・史料だけでも明らかですから。例えば→http://t.co/xRJn3gd

2011-08-08 14:51:36
植松青児 @uematsuseiji

@giyuugungityou さきほどのURLにありますが、第6師団の谷師団長自身が「敗兵と難民」を一緒に殺したと書き記しており、日高参事官が「荷物を市民に運ばせて、用が済んだら撃ち殺してしまう」と書き記している。市民虐殺については「ゼロ」から検証し直す必要はないでしょう。

2011-08-08 15:03:10
植松青児 @uematsuseiji

@giyuugungityou また、南京事件においては性暴力も深刻でした。陸軍中枢の阿南陸軍人事局長が現地調査して「掠奪、強姦たえず」と報告しています。前述の谷師団長が「掠奪、強盗、強姦はかえって士気を盛んにする」と軍の教育機関で講演しているほどですから(続)

2011-08-08 15:20:40
植松青児 @uematsuseiji

@giyuugungityou (承前)、性暴力については個々の兵士のみならず、軍全体の責任が問われると思います。谷の講演内容は→http://t.co/msjcTy2

2011-08-08 15:23:55
針谷大輔 @giyuugungityou

@uematsuseiji なんだ追撃戦ですね。本当に民間人を巻き込んでしまうから戦争に綺麗事は無いですね。では沖縄戦においても沢山の民間人が追撃戦で虐殺された訳ですね。ベルリンでも、サイパンの洞窟の中にいた民間人も

2011-08-08 15:31:19
針谷大輔 @giyuugungityou

@uematsuseiji 南京事件と当時でも言われた位ですから、一部の部隊では強姦、暴行等は有ったんじゃないですかね。非常時な戦争という状況、平時の考えでは述べれないと思います。私は単なる分析屋として、分析するしか出来ません。

2011-08-08 16:20:50
植松青児 @uematsuseiji

@giyuugungityou「南京事件と当時でも言われた位ですから、一部の部隊では強姦、暴行等は有ったんじゃないですかね」ということは、つまり南京事件については「ゼロから考え直す」ではなく、事件の存在を前提にする、というスタンスである、と理解させていただきます。さて問題は(続)

2011-08-08 20:45:01
植松青児 @uematsuseiji

@giyuugungityou さて論点は、事件の規模と悪質性、非常時の事態なのか否か、などと思います。まず規模。「一部の部隊」と言いますが、谷が率いた第6師団は、ざっと2万人規模です。第6師団より遥かに悪名を轟かせた第16師団も同規模ですから、これだけで4万規模(続)

2011-08-08 20:49:15
植松青児 @uematsuseiji

@giyuugungityou そして掠奪、性暴力だけではなく、日高証言(先に紹介)にあるような遊戯的殺人の存在もあったわけです。そして留意すべきは、性暴力も遊戯的殺人も戦闘時ではなく、占領時の出来事です。非常時という言い訳が通じる出来事ではないのです。

2011-08-08 20:55:35
針谷大輔 @giyuugungityou

@uematsuseiji さて、強姦、略奪を働いたのは、日本兵なのですか?証言の中で、誰がが抜けていますし「機動隊を殲滅せよ」と言って戦う三里塚同様、師団長の発言は行き過ぎで有っても、

2011-08-09 00:13:55
植松青児 @uematsuseiji

"@giyuugungityou: 仕事から戻りました。「強姦、略奪を働いたのは、日本兵なのですか」という問いかけをいただきましたが、これは性暴力と略奪の存在は認めたうえで、主体は日本兵か中華民国兵か?が論点である、ということだと思います。(続)

2011-08-09 00:29:48
植松青児 @uematsuseiji

@giyuugungityou まず、阿南陸軍人事局長の報告は、明らかに日本軍兵士の蛮行についてです。「軍紀風紀の現状は皇軍の一大汚点なり。強姦、略奪たえず」田中軍事課長も「陸軍における多年の積弊が支那智事変において如実に露呈…」http://t.co/boU5jaA

2011-08-09 00:40:45
植松青児 @uematsuseiji

@giyuugungityou また、日高参事官の証言も、当然日本軍兵士についてです。日高が南京に入ったのは37年12月17日、この時点で南京は日本軍が全面占領した状態で、中国兵が市民を使役した末に遊戯的殺害することなど不可能です。

2011-08-09 00:56:41
針谷大輔 @giyuugungityou

@uematsuseiji →それに近いものなのでは無いですか?また最初の追撃戦ですね。は貴殿の話に返した言い方。やはりここで話すのは無理みたいですね。私は分析屋として、人の証言からの推論は、幾つかのパターンを考えますが、結論として決めつけるのはどうかと思いますよ。

2011-08-09 00:17:43
針谷大輔 @giyuugungityou

@uematsuseiji この近代国家でも、3.11後に略奪や強姦等起きています。全ての人を含めての意味です。

2011-08-09 00:41:27
針谷大輔 @giyuugungityou

@uematsuseiji 勿論、残念ながら、日本兵にもそのような兵士達がいたと考える私は一人ですが、その混乱期、全てを日本兵のせいにする分析手法は正しくないと思っています。戦争とは、酷い現実が付き物なのでは無いですか。

2011-08-09 00:51:33
針谷大輔 @giyuugungityou

@uematsuseiji だから、大袈裟にいう事と現実有ったのかの世界は、別では無いですか。三里塚で「機動隊を殲滅せよ」という事と、結果として神奈川県警の警察官を殺害した事、有れやはり虐殺なんですね。

2011-08-09 01:00:06
針谷大輔 @giyuugungityou

南京事件の事で質問され答えてみているが、ツイッターでは非常に難しい。相手の方も真摯に対応してくれているようだが、どうしても「そんなに人の命を想い戦争犯罪を考えたいのなら、なぜシベリア抑留や満州、樺太、それに米国の無差別爆撃を先に言わないのか」と思ってしまう。

2011-08-09 01:05:25
植松青児 @uematsuseiji

@giyuugungityou 「全てを日本兵のせいにできないのでは」というご意見ですが、略奪、性暴力、遊戯的虐殺のうち、性暴力と遊戯的殺人はほぼ全て日本兵によると思います。なぜなら、南京陥落後数日のうちに、敗走した中国兵はほぼ全てを捕縛され、その大多数は殺されているからです。

2011-08-09 01:05:03