「商品にはお金を払うのが当たり前」その2の補足

リプライに返事するままいろんな方向に広がった話をしてたので、とりあえずこれから10年ぐらいに限って、今考えられてもない大きな変化はないという前提で、一応の結論出してみたので補足として。 この「その2」とこれの間に色々リプライの飛ばし合いと、リアルでの議論があります。
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こめ @I_R_8

「アマチュア作家が小説業界の裾野を支えるようになるのではないか?」という話について、昨日サークルの人と話し込んで出た部分的な結論を二つ。

2011-08-09 13:15:21
こめ @I_R_8

一つは、アマチュア作家が注目され読まれる土壌が出来たとしても、それを支えるだけの質の高い、もしくは高くなるほど練習を続けられる作家は、出てこないだろうということ。

2011-08-09 13:15:29
こめ @I_R_8

音楽、というかボーカロイド音楽の場合は「そこそこまともな音楽を作れるけど聴いてもらえる場がなかった」という人たちがアマチュアバンドやマイナージャンル、インスト曲は作れてもボーカルを確保できない人などという形でたくさんいた。

2011-08-09 13:15:35
こめ @I_R_8

だからこそ初音ミクという注目される場が出来たときに、それを満たして余りあるだけの参加者を得られた。一方小説では、現在見てもらう場がないけどそこそこ質の高い創作を続けている、という人がほとんどいない。小説書きを趣味にしてる人の数は、音楽を趣味にしてる人に比べて圧倒的に少ない。

2011-08-09 13:15:42
こめ @I_R_8

初音ミクのように一つのシンボルを中心として注目を集める、という形態でないにせよ(それは小説だとちょっとありそうにない)、何らかの形で下手な商業より目立てる小説発表の場が出来たとしても、現状ではそれを支える体力がアマチュア小説業界にない。

2011-08-09 13:15:49
こめ @I_R_8

二つ目は、無料で小説を読める機会が今の数倍になったところで、雑誌はともかく単行本・文庫本に大きな損害を与えることはないだろう、ということ。

2011-08-09 13:15:58
こめ @I_R_8

紙の本は500円~という手頃な値段で、ある程度の都市部であれば、それを買うのは下手をすればデータ化された小説を違法ダウンロードして読むより、簡単。加えてダンロードして聴いてもCDとなんら聴き心地が変わらない音楽と違い、小説を画面上で読むことは紙の本で読むことと大きく隔たる。

2011-08-09 13:16:05
こめ @I_R_8

だから本にお金を払わない人が増えることで出版社が打撃を受ける可能性は低く、小説を発表したいが小部数しか売れない小説を出す余力が出版社にないから代わりにネットで発表する、という作家が増えることにはならない。それで生活できる程には儲からなくても、プロ兼業作家として書けばいい。

2011-08-09 13:16:12
こめ @I_R_8

10年、20年後には電子書籍が普及したり、読書に対する感覚の違う世代が台頭してきたりして状況が変わっている可能性はある。でもそれは有りえる未来の一つではあっても、可能性の高い未来とまでは言えなさそう。

2011-08-09 13:16:28
こめ @I_R_8

それを絶対ないというのもまた違うけどね。以上。

2011-08-09 13:16:35
こめ @I_R_8

また別の話になるけど、「出来の悪いものにお金を払いたくない」「面倒くさいことはしたくない」「違法行為だということだけではその行為をやめる理由にはならない」というのは、人間のわりと基本的な感情だと思うので、本にはお金払って当然!という立場の人も、そのことは気に留めておいて欲しい。

2011-08-09 13:27:43
こめ @I_R_8

それらの感情は、ある程度は理性や羞恥心(常識)で抑えられるとはいえ。

2011-08-09 13:28:10