北条久奈たんの語る諸外国の議会制度と日本の衆参両院制

これの続きです。 北条 久奈さんの突然政治学講義│日本の政治制度の概要について http://togetter.com/li/68756 前半は日本では議員は全員議会に出て、よく居眠りしてるけど、外国ではそもそも出席しなかったりするよ。党議拘束も必ずあるわけじゃないよ、というお話。後半は日本の国会運営の衆議院参議院制度の特徴とメリット・デメリット、55年体制下における運用などについて語っておられます。 本人の名誉のために追記しておくと、普段はこういう人です。 続きを読む
政治
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マルベリー公 @dominus_clavem
イギリスの政治制度の変遷とウエストミンスターモデルの成立とその変容。明治憲法制定から敗戦に至るまでの、日本の政治制度の変遷。さらには王制廃止後の大陸ヨーロッパ諸国の政治制度の変遷についてもっと詳しく調べないとなぁ…
マルベリー公 @dominus_clavem
イギリスの政治制度の変遷とウエストミンスターモデルの成立とその変容。明治憲法制定から敗戦に至るまでの、日本の政治制度の変遷。さらには王制廃止後の大陸ヨーロッパ諸国の政治制度の変遷についてもっと詳しく調べないとなぁ…
マルベリー公 @dominus_clavem
政治制度の研究があまり盛んでないのに、これを比較対照して論じたものはさらに少なくてアレ
マルベリー公 @dominus_clavem
アメリカの下院で、日本の従軍慰安婦問題を非難する決議が採択されたときにわかったが、日本においては他国の政治制度というものがどのような手続きで実質的になされているかという資料自体が少ないというか、まとまった形で調べられるようになってないなぁ、と
マルベリー公 @dominus_clavem
日本では議員は常に議会に出席していて、討論なりを聞くのが当然であるという認識だが、たとえばアメリカの場合、開会の際に定足数が充たされていればあとはほったらかしで、数人しかいない議場に向かって演説を繰り広げたり、重要度の低い決議などはガラガラの議場で異議無し採決がなされたりする。
マルベリー公 @dominus_clavem
こう聴くと、アメリカの議会がとても不真面目に聞こえるが、ぶっちゃけた話、興味もないどうでもいい議題について形式的な出席を求められて居眠りしてるよりは、その時間他の政治活動をしている方が遥かに有意義だろうと思うんだけどなー。
マルベリー公 @dominus_clavem
ちなみにイギリスの場合、議員に対する党議拘束に種類がある。重要度の低い案件は「可能ならば出席されたし」となり、「可能ならば賛成されたし」「賛成されたし」「欠席・反対の際は除名」みたいに重要度が上がるにつれ党議拘束もきつくなる。
マルベリー公 @dominus_clavem
日本の国会においてはどのような案件であれ強い党議拘束がかかる。重要度の高低に関わりなしに。なので、どうでもいい案件でもみんな出席してくる。かといって、諸外国に比べ、議会の活動が活発かというと、そういう事実もない。
マルベリー公 @dominus_clavem
なんでこの分野の研究が低調なのかって、800人近いフォロワーがいて、ただの一人もこういう話に興味示さないんだからわかりきった話と言える気もする。
ぼろ太 @futaba_AFB
@Hisana_ 私は興味津々だったのですが・・・
まようさ @mayousa_desuga
私は興味あるけど、現実に勝てないだろうなーと思って口はつぐんでたなう QT @Hisana_: なんでこの分野の研究が低調なのかって、800人近いフォロワーがいて、ただの一人もこういう話に興味示さないんだからわかりきった話と言える気もする。
マルベリー公 @dominus_clavem
というかブレア政権のイギリス上院改革とか、法服貴族の廃止と最高裁の設立とか、ウエストミンスターモデルの分析に当たって研究すべき分野は山ほどあんのよ!
マルベリー公 @dominus_clavem
.@futaba_AFB @mayousa_desuga @tuboch おお、興味がある人が三人もいた。ならある程度続けるしか
マルベリー公 @dominus_clavem
日本の憲法制度とだけにらめっこしてたら、参議院の強すぎる権限という発想は出てこないし、なぜ国会審議があれほどまでにくだらない論争に終始するのかということの原因も見えてこないのよね。
ぼろ太 @futaba_AFB
@Hisana_ 久奈さんの政治のツイートは意味がわかるけれども、感想がそうなんですか!?ばっかりで、日本のこことここは共通してますねとか、そういうことを言えないので、Replyを送るのを躊躇しちゃうのですよ
マルベリー公 @dominus_clavem
参議院がなぜ強すぎるかというと、憲法上の衆議院の優越にしても法案について再可決のハードルが高すぎること、衆議院先議の内閣提出法案について、衆議院での議決後は内閣に修正の権限がないこと、内閣に参議院の議事を促す手段がないこと、衆議院に対する解散のようなカードもないこと、があげられる
マルベリー公 @dominus_clavem
つまり、参議院は事実上の拒否権を内閣提出法案について握る一方、内閣にはそれに対抗する手段が法案については衆議院での2/3以上の多数による再可決しかなく、しかも、法案以外のたとえば国会同意人事については参議院に対抗する手段は一切ない
マルベリー公 @dominus_clavem
さらに、参議院の問責決議にいたっては内閣に対抗する手段は全くない。憲法は参議院と内閣の対立関係について解決する手段を一切用意していないのよね。
マルベリー公 @dominus_clavem
ここまで強い権限を与えられた参議院を持ちながら、それでもなお日本の国会審議が活発なものであったとは言い難い。これは国会という審議の場が単なるセレモニーとしての機能しか持たないことに原因があると言える。
大韓朝帝国皇帝王 @DAIKAN_CHO
元が大日本帝国の貴族院だからなのかなあ?<権限とか RT @Hisana_: さらに、参議院の問責決議にいたっては内閣に対抗する手段は全くない。憲法は参議院と内閣の対立関係について解決する手段を一切用意していないのよね。
マルベリー公 @dominus_clavem
.@DAIKAN_CHO んー、その点はノーね。参議院の権限はGHQと日本政府当局との折衝でこうなったもので、GHQのイメージとしてはアメリカ議会と大統領との関係を想定してて、だからラインが2/3になった。議事促進の手段をもたないのもアメリカにはそんな権限大統領に無いからね。
マルベリー公 @dominus_clavem
先ほどもいったように、衆議院先議の法案について、参議院送付後には内閣は修正の権限をもたない。これは国会法に定められている。これが何を意味するかというと、参議院の審議の場においては、当該法案について原案通り可決するか否決するかの選択肢しか取れないということ。
マルベリー公 @dominus_clavem
つまり、参議院においては国会審議によって妥協案を成すという選択肢そのものが排除されているといえる。ならば衆議院でやればいいと思うかもしれないけれども、衆議院でもそのような審議は行われてこなかったのよね。その原因は党の強い党議拘束にあると言える。
マルベリー公 @dominus_clavem
日本の与党、この場合特に自民党においてはどの政府提出法案に対してもまず先に自民党総務会での了承のうえで閣議決定がなされ国会に提出されるという手続きが取られていたのだけれども、総務会の了承の時点で党所属の全国会議員に出席して賛成する義務が生じるのよね
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コメント

いふぇねこ⋈VRC @ifeneko_vrc 2011年8月11日
親切な人に追加していただいたので、説明を大幅に加筆修正しました。このまとめ→http://togetter.com/li/69120も併せて読むと久奈たんがもっと好きになるよ!(・∀・)
s.j. @uo_kawa 2011年8月11日
日本の理想は英国型で、それを憲政の常道(死語?)と言う。そして、今拒否権を持っているのは参議院だが、戦前は衆議院。55年体制の悲劇は、野党第一党の社会党に政権を担当する意志が微塵もなっかた。故に自民党内の政権交代で代行。 米国の大統領は政治学上世界最弱の権力者。しかし戦時は最強(独裁状態になるから)。日本の地方議会は米国型。故に大阪、名古屋などは揉めるばかりで前進しない。 私の持っているほぼ全知識です()´д`()ゲッソリ・・・
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