- higashiyami
- 24149
- 29
- 13
- 252
金田一京助はアイヌ語の語彙を収集するために、子どもらにわざと無意味な絵を見せて「何?」を意味する語を引き出した、そしてそれを使って色々な語を話者から引き出した・・・という逸話を昔どこかで読んで、以前から出典が気になっていたので探した。 原文を見ると、いやぁ、いい話ですねこれは。 twitter.com/_sotanaka/stat… pic.twitter.com/ddR5GzLlmr
2021-06-12 21:37:05アイヌ語の基本語彙は既に知られていただろうにどうしてそんなことが必要だったのか、というのも不審だったのだが、北海道アイヌ語ではなく樺太アイヌ語の調査だったということも分かり、得心がいった。
2021-06-12 21:40:10先述のようにこれは「片言をいうまで」という随筆の一節だが、その後「心の小径」に解題され(読めば分かるが、絶対こっちの題の方がよい。原題も悪くないが)、同名の書籍に収められた。 これが国語の教科書に長らく採用されたこともあって人口に膾炙したようである。残念ながら私は習わなかった。
2021-06-12 21:42:03@_sotanaka (脇道へそれますが)「と叫ぶんではないか」でママとされている「ん」は、「ではないか」を「でねが?」とすると自然に聞えるのではないですか。79年から7年間仙台にいたときの記憶からそんな気がします。
2021-06-12 21:49:52@mori_taksi ありがとうございます。まったく内省が利かないのですが、ン付きの「んでねが」は疑問だけでなくこういう感嘆の場でも使うのですか?(なおママは全集ではなく私が付けたものです)
2021-06-12 21:54:31@_sotanaka 仙台出身のわたしより十数歳若い科学史研究者に、感嘆でも「ん」は入るのかどうか訊ねたところ、語感としては「ん」が入るのが自然なように思うとのことでした。金田一氏は岩手(南部)出身ですね。
2021-06-13 09:45:05@mori_taksi @_sotanaka 横からすみません。金田一先生と同郷のものです。地元の言葉の感覚からすると、これは感嘆を現した表現のように思えます。「~なんではないか」を「なんと~ではないか!」と驚きのニュアンスで使うのはままあることですね。
2021-06-13 15:11:21良い話
なるほど、こうやればいいのか。何?がわかれば、あとは素直な心で前に進めるのか。 twitter.com/_sotanaka/stat…
2021-06-13 12:53:53未知との遭遇、のテーマは「言葉」だった。3カ国語が入り乱れる冒頭、もどかしさを吹き飛ばすような合唱からの空を一斉に指す、言葉にできないイメージに取り憑かれ、家族から排除される男、叡智を動員しての宇宙人語との通訳。光は観客を油断させ、言葉は緊張させる。さすがスピルバーグ。 twitter.com/_sotanaka/stat…
2021-06-13 12:09:21なんか微笑ましいなあ。 あと、こうやって言葉を引き出すのかあと。海外で子供たちと遊ぶ時に役立ちそう。 twitter.com/_sotanaka/stat…
2021-06-13 11:58:34@_sotanaka @nyakaji_1973 小学生の時 国語の授業でこの話しを知りました。50年以上昔の話しでございます😀
2021-06-13 11:57:17@i5MILTOuCo5YOii @_sotanaka とても興味深いお話ですね😊 この歳になって初めて聞きました!
2021-06-13 16:19:37