千葉市立郷土博物館小企画展「陸軍気球連隊と第二格納庫-知られざる軍用気球のあゆみと技術遺産ダイヤモンドトラスー」まとめ

千葉市立郷土博物館で開催中の小企画展「陸軍気球連隊と第二格納庫ー知られざる軍用気球のあゆみと技術遺産ダイヤモンドトラスー」についてのまとめ
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千葉市立郷土博物館の公式紹介ツイート

千葉市立郷土博物館 @chibashikyodo

【小企画展は明日から開催です❗️】 明日26日(水)からの小企画展「陸軍 #気球 連隊と第2格納庫」、模型に戦前の写真や雑誌など貴重な資料が多く、見ごたえのある内容となっております。 会期中に少しでもコロナが収まり、お客様が安心して観覧できる状況になることを祈るばかりです。【前】 #郷土博 pic.twitter.com/9v6dtS6zdA

2021-05-25 17:03:37
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小企画展「陸軍気球連隊と第二格納庫」紹介① 今回、企画協力を頂いている伊藤奈津絵様ほかより貴重な資料をお借りすることができ、全部で160点を超える展示を行っております。これらは全て撮影可能です(資料保護のためフラッシュ撮影はご遠慮ください)。皆さまどんどん撮影してSNSに上げてください(菅 pic.twitter.com/0ATCZPqASp

2021-05-26 15:29:36
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小企画展「陸軍気球連隊と第二格納庫」紹介② 軍隊では、気球ははじめ敵情の偵察を目的として使われました。昭和19年の雑誌『科学朝日』の「偵察気球隊」では、不釣合いな程巨大な望遠レンズを備えたカメラを積んだ様子や、その隣で双眼鏡を構えた将校が写っています。(菅)#気球展 #千葉市立郷土博物館 pic.twitter.com/0Ep0k4BqcM

2021-05-27 12:33:34
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小企画展「陸軍気球連隊と第二格納庫」紹介③ 飛行機が発達すると、#気球 は地上を繋ぐ繋留索を使って、敵機の侵入を防ぐための浮かぶ壁としての機能を求められるようになりました。これを防空気球または阻塞(そさい)気球と呼びます。雑誌イラストにより、気球の色が濃緑色であることがわかります(菅) pic.twitter.com/y11Tgzd5Zj

2021-05-28 11:09:18
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小企画展「陸軍気球連隊と第二格納庫」紹介④ 球形をしたこの #気球 は、地上と繋がれずに風の吹くまま飛行するもので自由気球と呼びます。これは繋留気球の索が万一切断された場合、無事に地上に降下するための訓練用として運用されました。この後に述べる飛行船員の養成としても使われています。(菅) pic.twitter.com/rlCkPJwblr

2021-05-29 09:02:37
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小企画展「陸軍気球連隊と第二格納庫」紹介⑤ 紡錘形の気嚢にエンジンと舵を積み、操縦飛行を可能にした #気球 を飛行船と呼びます。大正~昭和初期に陸海軍で開発されましたが、飛行機の急速な発達により陸軍では大正末に廃止されました。従って昭和に移転後の千葉の気球隊での使用はありません。(菅) pic.twitter.com/1QGlmlQgAk

2021-05-30 09:00:01
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小企画展「陸軍気球連隊と第二格納庫」紹介⑥ #気球 隊が埼玉県所沢から千葉に移転したのは昭和2年(1927)10月、その時の官民を挙げての歓迎ぶりが、朝日新聞の記事に載っています。また憲兵司令官の報告では、歓迎の一方で気球隊が予想より規模が小さいことに失望する地元関係者の感想もあります。(菅) pic.twitter.com/IfkmCnqbGW

2021-06-01 11:57:33
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小企画展「陸軍気球連隊と第二格納庫」紹介⑦ #気球 連隊敷地を南側上空より撮影した写真となります。第1、第2格納庫がしっかりと写っています。 もう1枚は連隊本部を真上から写したものです。左上に繋留索が見え、気球からの撮影であることがはっきりとわかります。立派な西洋式庭園にも注目です。(菅 pic.twitter.com/Rz5dTmpZ8C

2021-06-02 17:10:01
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小企画展「陸軍気球連隊と第二格納庫」紹介⑧ #気球 連隊本部の写真です。中央部の建物の屋上では気象観測が行なわれ、出入りのための外階段が見えます。もう一枚は兵舎の写真。一棟のみで隊の規模が小さいことがわかります。一般的な木造下見板張兵舎と違い、モルタルによって仕上げられています(菅) pic.twitter.com/Z1qybsteDj

2021-06-04 14:24:13
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小企画展「陸軍気球連隊と第二格納庫」紹介⑨ 昭和11年(1936)に富士山麓板妻(現在の静岡県御殿場市)で行われた気球にガスを充填する演習の様です。偽装した車両から水素ガスを気球に注入しています。近くの民家の人が珍しそうに見ています。もう一枚はガスボンベを載せた車両から水素を送る様です(菅 pic.twitter.com/eISrDBGw4O

2021-06-05 17:00:53
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小企画展「陸軍気球連隊と第二格納庫」紹介⑩ ガス訓練の続き。多数のボンベから集められた水素は連結官という太い管にまとめられ、#気球 に注入されます。浮上しないよう、周囲には多くの兵たちが重しとなって取りつきます。 もう一枚は高圧水素車。野外で水素ガスを発生させます(菅)#郷土博 #気球展 pic.twitter.com/NQrTHlq0zP

2021-06-06 15:50:35
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小企画展「陸軍気球連隊と第二格納庫」紹介⑪ 千葉の気球隊には気球を入れる巨大な格納庫が2棟ありました。左が昭和3年(1928)完成の第1格納庫、右が今回の調査で昭和9年(1934)完成が判明した第2格納庫です。第1格納庫は昭和30年(1955)頃まで、第2格納庫は昨年まで残り、様々な用途に利用されました(菅) pic.twitter.com/onJjApnZpY

2021-06-08 08:59:04
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小企画展「陸軍気球連隊と第二格納庫」紹介⑫ 第2格納庫の構造部分「ダイヤモンドトラス構造」を精密に再現した模型です。復元図面を基に3Dプリンターを使い製作されました。下の写真は解体時に86年ぶりに姿を現したダイヤモンドトラスの全体の模様です (菅) #気球展 #千葉市立郷土博物館 #郷土博 pic.twitter.com/YrNnPXbnjT

2021-06-09 17:45:05
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小企画展「陸軍気球連隊と第二格納庫」紹介⑬ 第2格納庫で使用されたダイヤモンドトラスの部材を繋ぎ合わせる役目を果たすのがガセットプレートです。部材をよく見ると要のところで5度ほど内側に曲がるように繋がれています。ここが職人の腕の見せ所でした。屋根の半円形アーチ状構造を作るためです(菅 pic.twitter.com/PcQpQSfY29

2021-06-10 17:07:41
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小企画展「陸軍気球連隊と第二格納庫」紹介⑭ 第2格納庫の復元図面を基に外観を忠実に再現した意匠模型です(ダイヤモンドトラスを立体的に再現してはいません)。窓や屋根上の天窓は、気球表面のゴム劣化防止のため紫外線を防ぐ黄色ガラスを使っていたとのことです。構造模型や気球は同一縮尺です(菅) pic.twitter.com/MEJDpiktV5

2021-06-11 16:57:42
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小企画展「陸軍気球連隊と第二格納庫」紹介⑮ 下は第2格納庫の屋根の下地に使われた野地板、上はそれを支える母屋材です。母屋材はトラスに沿って張られていました。野地板には「秋田産杉板 六寸」のゴム印が押され、秋田杉であることがわかりました。写真は屋根材の取外し作業を写したものです。(菅) pic.twitter.com/DuMaqnc4Fe

2021-06-12 17:01:53
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小企画展「陸軍気球連隊と第二格納庫」紹介⑯ 左は第2格納庫の下部の腰壁部分に、右は敷地外周を巡る塀に使われていたコンクリート片です。鉄の網を芯に入れ両面をモルタル塗りで仕上げた鉄網コンクリートと呼ばれる、今では見られない工法です。今でも亀裂がほとんど見られない優れた材料でした。(菅) pic.twitter.com/N7T6L1OKBp

2021-06-13 08:46:50
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小企画展「陸軍気球連隊と第二格納庫」紹介⑰ 右は第2格納庫の屋根に使われた、波型石綿スレートです。関東大震災以降瓦やトタンに代わる不燃・軽量の屋根材として普及しました。防水のため下にはアスファルトルーフィングが敷かれます。 左は屋根に使われた金物(ボルト、釘、ねじ)です。(菅) #気球展 pic.twitter.com/LtbsToucSA

2021-06-14 09:29:42
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小企画展「陸軍気球連隊と第二格納庫」紹介⑱ #気球 連隊兵士の「軍隊手帳」とそのケースです。履歴からこの持ち主は昭和11年(1936)に徴兵され、翌12年8月より15年5月まで中国各地を転戦し帰国後満期除隊。翌16年に再び臨時召集され、防空 気球の業務に従事し翌年召集解除となったことがわかります(菅) pic.twitter.com/Bveak5CYRE

2021-06-16 10:14:55
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小企画展「陸軍気球連隊と第二格納庫」紹介⑲ #気球 連隊兵士が所有していた在営記念のアルバムです。昭和11年(1936)1月20歳の時に徴兵され入営してから、翌昭和12年8月に日中戦争に出征するまで、千葉の兵舎での生活や訓練の模様を写した写真が入っていました。(菅) #気球展 #千葉市立郷土博物館 pic.twitter.com/bKf6tccm2Y

2021-06-16 16:01:45
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小企画展「陸軍気球連隊と第二格納庫」紹介⑳ #気球 連隊兵士の「軍隊手帳」と一緒に保存されていた「技術証明書」です。入隊後、気球に入れる水素ガスの発生と圧縮担当として4年の経験を積んだことで、現役満期除隊後の昭和15年(1940)5月に中支派遣団部隊長名で発行されました。(菅) #気球展 #郷土博 pic.twitter.com/3RvjoEgPwN

2021-06-17 15:08:34
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小企画展「陸軍気球連隊と第二格納庫」紹介㉑ 兵士が兵役を終えて除隊する際、お世話になった知人等にお礼として盃を記念に配ること(除隊記念の軍盃)が広く行われていました。#気球連隊 ではこのように、#気球 をデザインした軍盃が何点かあったようです。(菅) #気球展 #千葉市立郷土博物館 #郷土博 pic.twitter.com/1Dryk9xjlR

2021-06-18 16:35:43
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小企画展「陸軍気球連隊と第二格納庫」紹介㉒ 気球連隊の除隊記念の軍盃。内側には繋留気球と自由気球がデザインされています。実際に使われたようで絵が消えかけたものもあります。外側には本居宣長の歌「敷島の大和心を人問はば 朝日に匂ふ山桜花」が彫られています。(菅) #気球展 #千葉市郷土博物館 pic.twitter.com/sjfaBUmX0L

2021-06-19 15:00:00
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小企画展「陸軍気球連隊と第二格納庫」紹介㉓ #気球連隊 兵士の「軍隊手帳」と一緒に保存されていた「陸軍下士官適任証書」です。この兵士は昭和16年(1941)2度目の召集を受け、1年後の召集解除時にこの証書を受け取りました。これにより、この後に召集を受けた場合には下士官に進級できました。(菅) pic.twitter.com/9tfbaOInv1

2021-06-20 15:46:14
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