本当に、狩猟採集社会で発達障害者は活躍できたのか?
- miura_sakana
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発達障害が狩猟採集民族で活躍できるっていう話、ウーンみがある。 民族誌参照すればするほど、多くの複雑化した狩猟採集社会は平和や平等には程遠い。 資源にアクセスするには、自分が「その資源を所有し厳格に管理するクランの出身」だと主張する必要がある。 つまり集団への帰属意識が高い。
2021-07-01 23:55:09はっきり言って、発達障害者は過去の狩猟採集社会では活躍できていた!みたいなのは幻想だと私は思う。 それは現代で、IT関係に天才的な感覚を持ってる発達障害者がほんの一握りだってことと同じ類の話で、 たまたま狩猟に適応を示した発達障害者が想定できるってだけの話だと思う。
2021-07-02 00:00:21なんか、狩猟採集社会は平等だった!みたいな幻想あるみたいだけど、全然そんな事ない。 助け合いで生きてた、っていうのも内実は「貸し借り」のルールに縛られてるから。 現代と同じで、食料をもらったら必ず「返礼する」ルールが多くの狩猟採集社会に存在する。 返さなきゃ負債として積もるだけ。
2021-07-02 00:07:25そういう厳しい社会で、殆どの発達障害者が英雄的に活躍できてたかって言ったら、なんか信憑性が薄いよなぁって笑 儀礼や先祖との交信を担うシャーマンも、たまたまその職種に適応できた天才的な発達障害者が付くことはあったかもね、 でも全員が全員そうなわけじゃないよ笑って感覚。
2021-07-02 00:12:36みんながイメージするマジで穏やかな共生的な狩猟採集社会とか、焼畑農耕民社会が民族誌から引用されてるの、 少なくとも私は今まで見たことない。 殆どの民族の暮らしには「互酬性」が付いて回ってる。 借りた分が返せないならそれが「負債」になって自分の立場が低くなってくイメージ。
2021-07-02 00:17:11完全に趣味の話だけど、noteに書こうかな。 狩猟採集民族と、発達障害者の話。 多分ねー、あんな厳しい社会で活躍できる発達障害者はほんのひと握りだよ。 狩猟だけやってりゃ生きていける環境でもないわけだから。
2021-07-02 00:19:26だからね、先史狩猟採集社会に限らず、 どんな時も大多数の発達障害者は大変だったと思いますよ。 でも大変でも、発達障害者が社会に連綿と存在し続けているのは何か意味があると思うのよ。 という帰結の仕方!笑
2021-07-02 00:33:16ってゆーか普通に民族人類学の研究になりそうだよなー おもろいと思うから誰かやりませんか? 「先史狩猟採集社会における発達障害者の存在について」 これで博論書けるくらいの面白さなのでは?
2021-07-02 00:35:59