「大津・草津におけるモビリティの持続的確保に向けて 熊本の共同経営計画に基づく利便性向上の施策を参考に」参加報告2021.07.18

人と環境にやさしい交通をめざす全国大会 in 滋賀の開催記念講演会。おおつ交通まちづくり推進会主催。
1
くうのる @kuunoru

人と環境にやさしい交通をめざす全国大会 in 滋賀 開催記念講演会(おおつ交通まちづくり推進会主催)「大津・草津におけるモビリティの持続的確保に向けて 熊本の共同経営計画に基づく利便性向上の施策を参考に」に来ました。オンラインの大会本体が終わって、駆けつけ。 facebook.com/events/3447055…

2021-07-18 14:09:07
くうのる @kuunoru

最初の講演。「新しい地域公共交通関連法制度の活用方法 ルールを知り尽くし活用し尽くすのは克ちたいなら当然すること」加藤博和さんは、名古屋大学大学院環境学研究科教授、地域公共交通プロデューサ、滋賀大学データサイエンス学部特別招聘教授。 #おおつこまち20210718

2021-07-18 14:12:37
くうのる @kuunoru

× 克ちたい → ○ 勝ちたい

2021-07-19 11:24:39
くうのる @kuunoru

加藤氏>自分がいい仕事をするためにはルールを決めるところに入ることが大事。ルールはよく知ること。 大津にはよく来る。浜大津にて。大津駅、びわ湖浜大津駅の状況を見ると、県庁所在地の中で地域公共交通がきちんとできていないトップ。 #おおつこまち20210718

2021-07-18 14:15:11
くうのる @kuunoru

加藤氏>大津市地域公共交通計画この春できたが、その前の総合連携計画(改訂版)から5年の空白。草津市地域公共交通総合連携計画は、草津市地域公共交通網形成計画(10年計画)へ、2年の前倒し改訂だが理由が不明。 #おおつこまち20210718

2021-07-18 14:17:24
くうのる @kuunoru

加藤氏>(地域公共交通総合連携計画2007→地域公共交通網形成計画2014→地域公共交通計画2020)。3月にできた大津市の計画を読んでみた。1-1に「検討」、これは計画にはNGワード。初年度から2026年までずっと「検討」……。交通計画はどんどん実行して変えていくべきもの。 #おおつこまち20210718

2021-07-18 14:20:31
くうのる @kuunoru

加藤氏>「維持」「維持」……。 草津の計画は、来年度が実施時期になっている。会議議事録を見たがそのための議論がない。検討ばかりしている。4年検討して計画を策定してもこれでは。 ちなみに「大津湖南エリア地域公共交通網形成計画」(2019年3月策定)がある。 #おおつこまち20210718

2021-07-18 14:23:17
くうのる @kuunoru

加藤氏>大津と草津の関連もない。改善が見られないのに検討ばかりしているようだというのが個人的な見解。 なぜこうなるのか。計画は手段、目的は交通を便利にして豊かに暮らせるようにすることなのに。ルールを知り尽くして実行すること! #おおつこまち20210718

2021-07-18 14:25:08
くうのる @kuunoru

加藤氏>昨年11月の法改正で、地域公共交通計画の策定は自治体の努力義務になった。2017年から続けてきて600ぐらいできた。国は皆にやってもらわないと困ると焦っている。自治体はつくる自由が奪われている。これは恥ずかしいこと。 #おおつこまち20210718

2021-07-18 14:27:08
くうのる @kuunoru

加藤氏>着実につくって実行しないといけない。僕は20年ほどこういうことをやっていて、付き合っていた市の職員が至る部署にいる。公共交通の担当者は固定でなく動くのがいい、ただし引き継ぎはできてないといけない。 #おおつこまち20210718

2021-07-18 14:28:58
くうのる @kuunoru

加藤氏>1.地域公共交通を着実に改善するため、計画と戦略は必須、場当たりでは対応できない、担当者の遺言。2.原則30ページ以内。箇条書きなどで簡潔に、メリハリを。3.調査結果をだらだら書かずミッションを明確に。4.地域公共交通に取り組む目的をはっきり書く。 #おおつこまち20210718

2021-07-18 14:30:44
くうのる @kuunoru

加藤氏>数値目標、モニタリング体制。5.調査は(顕在)需要を調べるのでなく、(潜在)ニーズ<ライフスタイル変化>をどう引き出すかを調べる。試行錯誤。6.どんなサービスをどのように実現しようとしているのか書く。7.計画は関係者の合意事項。協議会で意識共有し、共感 #おおつこまち20210718

2021-07-18 14:32:55
くうのる @kuunoru

加藤氏>自分は反対しているという事実を残すのも大事。なあなあはだめ。8.自分たちがやらねばならないPDCAをスケジュールに書く。計画づくりの四つのポイント。例、南信州地域交通問題協議会。飯田市中心に14市町村。合併してないから交通は皆でやる。2008年バス全線廃止表明 #おおつこまち20210718

2021-07-18 14:36:13
くうのる @kuunoru

加藤氏>民営バスはひとつもなくなった。路線をどう束ねるかを考えている、委員は14市町村からの60人超。共通ルールを決めて運用。幹線はJR飯田線等、准幹線、支線。小村をサポートして補助金を確保。そして飯田市への通学、通院等を確保。総合時刻表、共通路線番号の付与。 #おおつこまち20210718

2021-07-18 14:39:24
くうのる @kuunoru

加藤氏>本当に必要なものは何かを精査して行っている。いくつかの市町村で一緒にやるものは、地域全体で見た目も揃えないといけない。この地域はこういうシステムだと住民が理解できるようにブランディング。業者委託してもできない。地域で揉んで2年ほどかかる。鳥取で実践中 #おおつこまち20210718

2021-07-18 14:41:45
くうのる @kuunoru

加藤氏>地域公共交通の活性化及び再生に関する法律(2020年改訂)せめて5条までは読んでおくこと。 ◎不採算で担い手不足の公共交通を無理して走らせる必要は?「ありがたい」「いきがいづくり」「うんてんいらず」「えんのしたのちからもち」「おでかけ、おもてなし」 #おおつこまち20210718

2021-07-18 14:43:26
くうのる @kuunoru

加藤氏>公共交通のあいうえお。「ここにひいてほしい」はウソ、乗らない。実際に乗らないのに乗るというウソをつかせない。目的ではなく手段。当たり前だと思わないこと。 #おおつこまち20210718

2021-07-18 14:44:58
くうのる @kuunoru

加藤氏>地域公共交通をおろそかにすると。運転してはいけない人、するのが嫌な人が生きていくために運転を余儀なくされている。そういう人が運転しなくてすむようにするにはどうするか。評論家になるな、それより手伝ってと言っている。やることがありすぎる。間に合わない。 #おおつこまち20210718

2021-07-18 14:46:42
くうのる @kuunoru

加藤氏>20代は出かけない、高齢者は出かけたい。若者をどう引っ張り出すか、高齢者をどう安心安全に動いてもらうか。コロナ禍で若者は移動や外出に対する想いが落ちている。ストリートビューで満足する感覚では公共交通の意味は理解できない。価値があるからお出かけをする。 #おおつこまち20210718

2021-07-18 14:50:13
くうのる @kuunoru

加藤氏>どうやって出かけてもらうかを考える。(写真)姫路駅と彦根駅の違い。城へすっとたどりつけるか。関わった米子ではわかりやすくなった。岐阜も10年続いた。鳥取はこれから。駅を降りた瞬間から、楽しくなるように。「乗って楽しい、降りても楽しい」に。 #おおつこまち20210718

2021-07-18 14:53:43
くうのる @kuunoru

加藤氏>豊田市の幹線・フィーダーバス体系。交流交通(地域間幹線)は基幹バス「とよたおいでんバス」旭・豊田線、稲武・足助線。飲み会1次会後に乗れる、部活後に帰れる。この交通で何が保障されているかが明確になる、ブランディングされていることが計画に書かれるべき。 #おおつこまち20210718

2021-07-18 14:57:02
くうのる @kuunoru

加藤氏>地区交通(地域内フィーダー)は地域バス、旭地域バス。1台を地域で考えて使い倒す。自治体が入らないとできない。ポイントはメリハリと結節。幹線・支線の分化と階層ネットワーク。ただし好例は少ないから慎重に。グリスロに乗れるようにきちんと考えてる地域は少ない #おおつこまち20210718

2021-07-18 14:59:51
くうのる @kuunoru

加藤氏>それができるのはMaaS。乗り継ぎ拠点には今どきWi-Fi、電源、テーブル、明るく心地よい居場所がないといけない。高山市の例。常に誰かいる。高校生が多い。そういうところがこれまでなかったと。これが結節点のこれからの形。支所やホール等一通りのある場所。 #おおつこまち20210718

2021-07-18 15:02:10
くうのる @kuunoru

加藤氏>その上でのMaaS、モビリティ、としての、一つの、サービス。新解釈、もっと、あなたらしく、あんしんして、せいかつできるために。計画者が自分勝手にするのではなく。MaaSは地域旅客運送サービス、これが地域公共交通のアウトカム。これはコンパクト計画そのもの。 #おおつこまち20210718

2021-07-18 15:04:17
くうのる @kuunoru

加藤氏>これができるようにするために昨年に二つの法改正。地域公共交通活性化再生法、独禁法。前者は「やってもいい」が「やれ」になった。今日の共同経営の話は目玉。「地域乗合バスの独禁法除外」はなぜ必要か。 #おおつこまち20210718

2021-07-18 15:08:11