2021 NBAファイナル PHX vs MIL Game 5 まとめ [PHXのMUMのブラッシュアップ、CP3の命運]
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PHX vs MIL Game 5 ぼちぼちレビュー D-BookのDrop Attackingで始めるPHX Giannisをスクリナー&オフボールビッグとして動かすオフェンスで始めるMIL お互い妥当な立ち上がり。 Giannis & Lopezでshort PNRをやる仕掛けもあり、MILの強みを活かすオフェンスを展開できるかどうかが鍵
2021-07-18 14:21:37short PNRを潰したり、Lobをインターセプトしたり、D-BookのTagディフェンスが冴え渡っている開始冒頭。
2021-07-18 14:25:04CP3は割とせめあぐねている場面が多いが、タフなパスを通してもC&S 3ptを度々決めてくれるCrowderに相当助けられている。
2021-07-18 14:29:42Crowderの3P%、Game 1こそ0/5だけどGame 2は60%、Game 3は85.7%とかで、Game4までの総合で57%だったらしい。 キャリアでは35%弱の選手なので、そこまでCrowderに決めてもらっておいてここまで2-2のタイというのがちょっと苦しいPHX。 twitter.com/MBTResearch/st… pic.twitter.com/iOR9QRdBqY
2021-07-18 14:32:37TO明けはCP3がMILのDeep Drop & Chase相手に薄氷のFloaterを決めるが、得点レースに追いつくためにこれをCP3が決め続けなくてはいけないのはやっぱりちょっと無理があるように感じてしまう。 他のスコアラーを頼りたくなってしまう要因。
2021-07-18 14:36:54このゲームでもD-Book vs ConnaughtonのMatch Up Makingが機能。 一方でConnaughtonがお返しの3ptを決めたりもするので、的にされているのは分かりつつもMILも使いたいという諸刃の剣なのだろう(Game 4までのConnaughtonのFG%は50%ジャスト、3P%は試合平均2.75/5.75で脅威の48%) pic.twitter.com/P5gsMr9l2U
2021-07-18 14:46:12PHXのMUM戦略。 最初のChicago Actionで中にAyton vs Tuckerを作り、D-Book vs Giannisをそのまま攻めずにD-Book vs Connaughtonに変えてオフェンス。 このシーンのようにそのまま決めるもよし、AytonのPut Backを見るもよしの二段構え。 pic.twitter.com/f8uuzp1dDJ
2021-07-18 14:51:06CP3/AytonのPNRで、GiannisがLate Switchに乗ってくれたので、Ayton vs TeagueのサイズミスマッチにFeed。 Late Switchに乗ってきてくれてMUMのゲームにしてくれる相手なら、CP3も上手く通用するんだけど、LopezがGame 2以降乗ってくれないのでその時間帯にはCP3が機能停止するのが難点。 pic.twitter.com/bJRZhYA1pY
2021-07-18 14:57:47D-Book vs PortisのMUM、思ったより攻めれていないけど、CreigがC&S 3ptを決めてフォロー。 1Qはそこまで上手くいっていない展開でもCrowderやCreigなど周りのC&Sでフォローし、何故かMUMに付き合ってくれたMILを穏当にカモって得点を重ねたPHX。 pic.twitter.com/VkOm0kW6ev
2021-07-18 15:12:34このPHXのCreigのプレーはバスケの中でも1、2を争う戦犯行為。 アウトサイドのシューターがそのままOREBに行くと、このシーンのようにセーフティーが崩壊しやすい。 もしそれをやるなら、絶対に奪取するか、せめてアウトオブバウンスにしたい。 pic.twitter.com/tzRS2A9si8
2021-07-19 20:12:39Lopezがスイッチに乗らない以上、CP3はこの手のContested Pull-upを決め続けないといけないことになるが、それは流石にゲームプランとして厳しい。疲労が溜まって来れば尚のこと不利であろう。 pic.twitter.com/KcYgVUccSj
2021-07-19 20:16:20なぜかスイッチに乗ってくれるPortisを使ってMUM。 ベストな感じはしないが、開き直ってこの形を受け入れるしかないだろう。 pic.twitter.com/viRILNPELJ
2021-07-19 20:21:24Payneのvs Drop 良いオフェンスかと言われたら微妙だが、少なくともCP3がハンドラーではこのようなスコアリングを期待しにくいのは確か。 pic.twitter.com/1Pzl0g5W1Q
2021-07-19 20:26:05もはやこのシリーズで見飽きたD-Book vs ConnaughtonのMUM。 きちんとAytonがスクリーンをキャンセルしてCrowderがスクリーンに向かうチームの意思統一感がベーシックで良い。 pic.twitter.com/7bUWtmY6WH
2021-07-19 20:30:25これはちょっと面白い場面、 通常、このAytonのような、『せっかく起きたスイッチを解消させてしまうようなRe-Screen』はMUMの観点からはエラーに分類されるんだけど、そこを逆手に取ってこのシーンのようにSlipが決まり得るという構造もあるのか。 pic.twitter.com/Xskiwh0gdo
2021-07-19 20:35:26このCP3のSnake - Pull-upが決まり続けないと勝てないことになっているPHXのゲームプランにはやっぱり無理があるように思う。 (まあシュートが決まり続けるHolidayというのもこのゲームの誤算といえば誤算なのだけれど。) pic.twitter.com/vofrrN9Mx3
2021-07-19 21:24:23まあ一方のD-BookはSnake - Pull-upを決めてしまうわけだが。 だがこれは、マークしているのがHolidayなのかTuckerなのかという違いもある。 シンプルに、Holidayにマークされていない方で攻めるとかの方が無難なのだろうか。あるいは、Holiday↔︎Tuckerでスイッチさせてから攻め始めるとか。 pic.twitter.com/0sbspj2PY0
2021-07-19 21:29:41PHX: Stack Out - Curl pic.twitter.com/BE0EcvdS51
2021-07-19 21:36:23vs Tucker, vs Middletonでどんどん点を捥ぎ取っていくD-Bookの兄貴を見て、CP3がボール託して見つめているのが何か寂しく感じた。
2021-07-19 21:38:09ずーっと戦術:ブッカーのPHX。 まあもちろん、Tuckerがマークしてくれてるこのチャンスを活かさない理由がないので妥当of妥当ではある。
2021-07-19 21:40:13Holidayが延々と決め続けてたので、流石に気になってスタッツをカンニングしたら、FG 12/20の60%、3P 3/6の50%って流石に異次元。 Game 4までの平均がFG 5.75/17.25の33%、3P 1.5/5.5の27%なんだから、これはMILにとって嬉しすぎる誤算だったはず。
2021-07-19 21:48:21AytonのRollの二連続得点、ただ決めただけではなくてLopezに前に立たれたまま決めてる形なのが良い。 LopezがDeep Dropを徹底してくる以上、前に立たれたまま決める形でRollを仕掛けないと得点のチャンスがない。
2021-07-19 21:52:324Q冒頭は、PHXはAyton vs HolidayのOREB、Ayton vs MiddletonのMUMへのFeedの形などから。 CP3がずっと不発な以上、もっと早い段階でこの形を混ぜていきたかったところ。
2021-07-20 07:18:00MIL: Twist PNR経由でMiddleton vs CP3のMUMでPost Upからのスコア。 CP3が得点源にもならずさらにMUMで攻められるなら展開的に極めて厳しい。 pic.twitter.com/mCzxj2WEDY
2021-07-20 07:23:31vs Giannisで決め切るCP3の意地ももちろん凄いけど、外れたなら外れたで、OREBのところがAyton vs HolidayのMUMの構造になっている二段構え。 スイッチしてくれないLopezを攻めるより、このようにスイッチしてくれる組み合わせでAytonのサイズを活かしていく方が展開的に安定しそう。 pic.twitter.com/XWF4PAgOCW
2021-07-20 07:32:18