「現代っ子の田舎での幼少期の記憶って実は「ショッピングモール」が多いんじゃないか？」 現代のノスタルジー描く 「サイダーのように言葉が湧き上がる」（ネタバレ無し感想）
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映画を観てきた。
機能美ｐ
@Quino_vi
サイダーのように言葉が湧き上がってきた。 ……………めちゃくちゃよかったこの映画。 みんなもう今すぐ、カマキリ獲りにいくか、この映画観よう。最高。爽やか。深呼吸。 公式略称らしい＞ #サイコト 映画『サイダーのように言葉が湧き上がる』特報 youtu.be/LVzalTX7LSM @YouTubeより
2021-07-23 10:28:03
機能美ｐ
@Quino_vi
コミュ症俳句少年と、外見にコンプレックスがある配信少女、それと一枚の古いレコード。なんてことはない、けど、泣いて笑った、そんな夏の話。 ５７５の無音の文字と、どこか懐かしいエロクトロポップと、過去に記録された音源。それが１つにミックスされて、この映画は観る「音楽」だった。#サイコト
2021-07-23 11:32:05
機能美ｐ
@Quino_vi
「FlyingDog３０周年記念作品」と堂々冠するように、音楽が最高。開始３０秒の音のハマりでもう最高になる。 エレクトロポップのリズムがシーンとカットを刻んでいく中、劇中歌に大貫妙子を起用、最高。
2021-07-23 10:49:40
機能美ｐ
@Quino_vi
監督の「それぞれ単体では意味を成さないが、シチュエーションとキャラクターの感情や芝居、それとリズム主体の音楽が重なり合ったときに、感動できる。何故か涙が出たり嬉しくなる」という「それ！」とぶんぶん指さす構造が、俳句の５７５の世界と見事ハマってた。 #サイダーのように言葉が湧き上がる
2021-07-23 10:52:43
機能美ｐ
@Quino_vi
この映画面白かったのは、ロードムービーとは真逆の、舞台はほぼ大型ショッピングモール内と周辺で起きる、ゾンビ映画ゾンビ抜き青春マシなショッピングモール作品で、他はメインキャラの自宅ぐらい。密室型作品好きな自分にはたまらんかったですはい。
2021-07-23 11:33:40
機能美ｐ
@Quino_vi
この作品のいい所は、（ある問題のあるキャラは出てくるけど）物語の構造的に憎まれ役はいない、という作品でして。 なんかもう今この空気から離れてどこかで深呼吸したい、という人にお勧めなので、観て爽やかに包まれてほしい。
2021-07-23 11:40:58
機能美ｐ
@Quino_vi
この映画、本来は去年公開予定のコロナ禍直撃作品で、一年延期して今の公開なんですが。 こういってはなんですが、今がベストなタイミングで、今僕等の欲しい、みずみずしい酸素を供給してくれる気がする。 #サイダーのように言葉が湧き上がる
2021-07-23 11:47:00
機能美ｐ
@Quino_vi
この作品観に行くなら、多分他のグッズさておき、パンフレットが最強のコレクターズアイテムなので、売ってたらゲットするが吉です。 pic.twitter.com/M9iKczUg47
2021-07-23 12:24:52
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黒井 心 | kuroi_shin
@kuroi_shin
起きたら新鮮な機能美さんの感想文が投下されているので、ちょっとだけ「サイダーのように言葉が湧き上がる」の話をしますか。
2021-07-23 11:54:56
黒井 心 | kuroi_shin
@kuroi_shin
去年の東京国際映画祭で観たときに、監督登壇があったんですが、上映前にまず登壇されて「今日は皆さんと同じ客席から作品観させていただきます！」とか言われた瞬間僕の脳内が「ここはFRENZ会場ですか！？」とかなった
2021-07-23 11:56:56
黒井 心 | kuroi_shin
@kuroi_shin
劇場の奥から監督のお子さんの泣き声が聞こえたりと、ものすごいほんわか雰囲気でスタートだったな～と。 ちなみにこの時はたしか11月。寒い時期での先行上映となった感じ。
2021-07-23 11:57:39
黒井 心 | kuroi_shin
@kuroi_shin
企画自体は飛犬さん側からなんと「音楽物SFでお願いしたい」というところでスタートしたらしく、観終わった人ならわかるでしょうが「SFどこいった！？」状態なんで、改めてこの話思い出しても面白いなと。
2021-07-23 12:00:03
黒井 心 | kuroi_shin
@kuroi_shin
監督の中では「ノスタルジー」という要素を今回は大事にされていたらしく、田舎を。そのうえで、現代っ子の田舎での幼少期の記憶って実は「ショッピングモール」は多いんじゃないか？という発想から舞台を選んだそうで。この辺りの思考プロセス、非常に納得。
2021-07-23 12:02:31
高根たかね
@dambiyori
サイダーのように言葉が湧き上がる、家から一番近いショッピングモールがロケ地で、見慣れた風景がめちゃくちゃポップになってて面白かった。眼医者が歯医者になってる！とか。思わずモールの周りぐるっとあるいてしまったけど、こんな橋本当にあるんた！って驚いたよ。駐車場から外に出ないもんなw pic.twitter.com/2lYCbzyNJB
2021-07-22 13:38:22
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黒井 心 | kuroi_shin
@kuroi_shin
提案された要素の「音楽」を掘り下げた際に、音楽聴くツールであったり、日本の音楽ルーツを掘ってく際に出てきたのが「スマホ」「レコード」「俳句」という本作でも重要なモチーフ達だそうな。この「俳句」まで掘り下げたのが、今作が「普通」のラインを大きく超えた要因なのかと個人的には考えてる。
2021-07-23 12:05:55
えーてる
@ether2001
本編に出てくる俳句は、俳句甲子園に参加した高校生20数人を集めて句会を開いて作られたものだとか。「サイダーのように言葉が湧き上がる」というタイトルも高校生の作だそうな。ちょっと語呂が良くないなと思ったり、「サイダーは湧かない」というダサいマジレスを目にしたりしたけど、ぼくはすき。
2021-07-23 13:01:47
黒井 心 | kuroi_shin
@kuroi_shin
そして本作でも非常に表現面で面白い、他作品に観られない「背景」表現。これは監督のルーツからたどった際に、山下達郎「for yuo」のジャケットにたどり着いたそうな。当時、話を聞いた瞬間にこれを画像検索してめちゃくちゃ納得してしたな～と。 pic.twitter.com/IE81Y74E26
2021-07-23 12:09:31
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黒井 心 | kuroi_shin
@kuroi_shin
ここから80年代ポップカルチャー風イラストで現在の田舎を描いてみたら、若者にノスタルジーを呼び起こせるのでは？という流れで生まれたのが本作の独特な絵柄という話だそうで。 pic.twitter.com/ITkP6BggX1
2021-07-23 12:10:19
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