東方地霊殿は、記憶の古層にある意味の彼岸へと潜行してゆく物語だとも解釈できて、その場合、その中心に全的な忘却の象徴としての霊烏路空が配されているという設定は示唆的である。これはニーチェの〈子供〉を思わせる。それは一切を忘却することが可能な存在である。
2010-04-29 12:48:06また四面(古明地さとりステージ)の地霊殿の床に鳥の図像が描かれていることは、何か夢に近いものを思わせる。それは意味以前の世界でありながら、過剰な象徴と意味に溢れた世界でもある。そういえば花映塚も彼岸に関係する物語だったが……。
2010-04-29 12:52:55@Taroupho 一面で人気者であり、二面で全てに嫉妬する存在となり、三面で力(事実)こそが全てとなり、四面で心象風景による対話を行い、五面で死をかいま見ることで、最後に忘却、そして無意識(エキストラ)、おお、なんかそれっぽいw
2010-04-29 12:54:38おお! RT @necratallo @Taroupho 一面で人気者であり、二面で全てに嫉妬する存在となり、三面で力(事実)こそが全てとなり、四面で心象風景による対話を行い、五面で死をかいま見ることで、最後に忘却、そして無意識(エキストラ)、おお、なんかそれっぽいw
2010-04-29 13:00:35.@necratallo ぼくも整合性は特に確認してなくて、ただ適当に呟いていただけだったのですが、なかなか見事ですね! この解釈は充分ありでしょうwww
2010-04-29 13:01:36その場合、お空が「核融合を操る程度の能力」であるのは、当然危機の予感を示すものであるだろう。その危機は、精神分裂病における世界没落体験とのアナロジーで語りうる。すなわち「世界の終わり」の予感である。プレイヤーは「世界の終わり」の「先」をみるために駈り立てられる。
2010-04-29 13:06:14@Taroupho 世界の終わりが何かというのは考えようですけど、===CAUTION!!===の派手な演出と、最後の弾幕は核融合の中心点(お空)に吸い寄せられるというのは仰る通りに駆り立てられているとも見れる演出で示唆的ですね。
2010-04-29 13:11:28そう、それが言いたかったw RT @necratallo @Taroupho 世界の終わりが何かというのは考えようですけど、===CAUTION!!===の派手な演出と、最後の弾幕は核融合の中心点(お空)に吸い寄せられるというのは仰る通りに駆り立てられているとも見れる演出で示唆的
2010-04-29 13:25:05@Taroupho だとするなら、最後はその爆心地と一定距離を保たなければならないというのは分裂する精神として僕らはあらなければならない、ということの示唆、ということになるのかな?
2010-04-29 13:13:14.@necratallo ぼくもそう解釈できると思います。すなわち、東方地霊殿という作品は、ある二重性を語ろうとするものであるだろう、と。それは〈存在〉そのものに触れてゆくとき、不可避的に抱えざるをえない二重性なのではないか。……以上、本日の電波でしたw
2010-04-29 13:26:22