イギリス暴動はほんとに「鬱屈と絶望」で起きたの?
今月に入ってイギリスで起こった大規模な暴動。先進国であるイギリスで、何故こんな事件が起こったのか。「階級社会」「不良文化」「行き過ぎた社会保障」などなど、様々な文脈で解説が試みられてきました。
「当事者すら争乱の理由が分からないという状況は、『ぼくの考える社会の欠陥』的な牽強付会の自説を宣伝する絶好の機会だ。」http://anond.hatelabo.jp/20110816094649
で、あるとしたら。このハテナのエントリー自体も含まれるのでしょうか?
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帽子男
@alkali_acid
まず暴動はロンドンでは日常茶飯事で、ブレア政権前にも起きていました。RT @ogawaissui: @alkali_acid どの辺が?
2011-08-16 13:13:16
帽子男
@alkali_acid
しょっちゅう起きていた暴動に対して警察が押さえ込みをかけていた訳です。ところが近頃、政府は財政逼迫を理由に警察予算におおなたを振るった。
2011-08-16 13:15:12
帽子男
@alkali_acid
そもそも、暴動のきっかけは警察がトットナムで地元住民(ギャングだのどうだの取りざたされている)を射殺したことがきっかけです。警察署への抗議デモが暴動に発展したし、その後も消防と警察が攻撃の対象になっています。
2011-08-16 13:19:26
帽子男
@alkali_acid
なぜ警察が暴動に対する押さえ込みが鈍かったのか。英国のIPCCという独立した委員会はこの点をかなり追求していますし、キャメロンが英国の警察組織の外から、米国から人を入れるというのも「政権側が」警察組織に不信感を持っているためです。
2011-08-16 13:22:41
帽子男
@alkali_acid
@ogawaissui IPCCは撃ってないという報告をまとめてます。警察が自分で警察無線を撃ったという奇妙な報告も。http://t.co/E7llVsz
2011-08-16 13:36:28
帽子男
@alkali_acid
ちなみにロンドンで警察は役に立たない、陸軍を投入しろ、という意見が民間から出ているのは、単にミギヨリッシュなウハウハフィーバーではなく、警察に対する不信も含んでいると思いますね。
2011-08-16 13:39:45
帽子男
@alkali_acid
まあ、社会保障が嫌いな人間というのは英国にも日本にもいますし、機を逃さず「貧乏人どもが暴れるのは、社会保障がやつらをダメにしたからだ!とりあげろ!」と言い出すニイチャンがひょこひょこ顔を見せるのは「お約束」でもあるので、スルーすればいいんですけどね…。
2011-08-16 13:42:28