高性能アナログ回路に金属皮膜抵抗を使う理由
かわたあきひろ @zzzkawakawazzz さんのメタルクラッド抵抗の品質問題から、抵抗の選び方について興味深い話題が話されていたのでまとめました。
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かわたあきひろ💉😷💉💉💉💉
@zzzkawakawazzz
メタルクラッド抵抗といえば、オーディオパワーアンプのダミーロードです。 Y社時代に生産技術の方から聞いた話。アンプの量産検査用に中国現地調達したメタルクラッド抵抗が粗悪品で歪み率が悪くなったことがあるらしい。つまり、抵抗で歪んでいたとか。 その理由が今も良くわからない…。
2021-08-11 04:07:27
Lyuka🌿private🏍
@lyuka_jp
@zzzkawakawazzz 熱雑音を低くしようとしてアンプの帰還抵抗等に低い値の抵抗を使うと、特に低周波での発熱と抵抗の温度係数で帰還量に変調がかかって相互変調歪が発生するんです。だので、低歪を狙うのなら温度係数が小さいメタル系で熱抵抗を低くする意味ででかくて薄くて平べったい抵抗体が望ましいんですー🙂
2021-08-11 05:49:20
かわたあきひろ💉😷💉💉💉💉
@zzzkawakawazzz
@lyuka_jp なるほど…。ということは中華製なメタルクラッドは中身が巻線抵抗だった可能性がありますね。
2021-08-11 05:51:49
Lyuka🌿private🏍
@lyuka_jp
@zzzkawakawazzz なので、昔から高性能アナログ回路にSusumuの角板型セラミックサブストレートの金属皮膜抵抗が使われてたのにはそんな理由がありました。
2021-08-11 06:04:07
かわたあきひろ💉😷💉💉💉💉
@zzzkawakawazzz
@lyuka_jp 私、物心ついたときから標準的な抵抗が進工業の薄膜チップ抵抗だったから…勉強になりました。 フリッカ雑音だけではなかったんですね。厚膜の欠点。
2021-08-11 06:09:38
Lyuka🌿private🏍
@lyuka_jp
@zzzkawakawazzz Susumuのチップ抵抗で幅広の1Wのやつ(PRG3216)なんかもチップ中央部が熱くならずにパターン側に放熱されて25ppm/℃の割に低歪でお勧めですー
2021-08-11 06:24:03