アニメカイジのシリーズ構成・高屋敷英夫さんの軌跡を巡る旅、じゃりン子チエ51話脚本:生きるための要素

まきもgpfb @makimogpfb

#高屋敷氏脚本じゃりン子チエ51話 25 皆、それぞれの思いを胸に天丼を食べる。ミツルとヒラメ(チエの親友)がテツに同情気味なのが温かい。飯テロは頻出。はだしのゲン2・新ど根性ガエル(脚本)と比較。 pic.twitter.com/Hqcu2Cr2cB

拡大

まきもgpfb @makimogpfb

#高屋敷氏脚本じゃりン子チエ51話 26 ミツルは、テツが何処かへ消えたことに気付く。ここも、F-エフ-・RAINBOW-二舎六房の七人-(脚本)などと同じく、親友を気遣う描写が良い。 pic.twitter.com/moqx673MKE

拡大

まきもgpfb @makimogpfb

#高屋敷氏脚本じゃりン子チエ51話 27 テツは、おジィはんとラーメンを食べていた。二人の微妙な距離感を表す描写が、原作もアニメも秀逸。F-エフ-(脚本)にも、つかず離れずの、人と人の距離を表したアニオリ場面があり、こちらも良い。 pic.twitter.com/EjGdetAGrO

拡大

まきもgpfb @makimogpfb

#高屋敷氏脚本じゃりン子チエ51話 28 テツは、もう二度と働かないと宣言するのだった。木々が映るが、木による「間」は、RAINBOW-二舎六房の七人-(脚本)、まんが世界昔ばなし(演出/コンテ)など、色々な作品に見られる。 pic.twitter.com/IHC1YtSpVr

拡大

まきもgpfb @makimogpfb

#高屋敷氏脚本じゃりン子チエ51話 まとめ1 序盤にある、「自殺はだめ」という強いメッセージが興味深い。今回は原作通りだが、おにいさまへ…(脚本・シリーズ構成陣)では、原作を大きく変えてまで、このメッセージを打ち出しており、高屋敷氏の主張が垣間見える。

まきもgpfb @makimogpfb

#高屋敷氏脚本じゃりン子チエ51話 まとめ2 そもそも、高屋敷氏はメンタル問題に関して鋭い視点を持っており、孤独の恐ろしさ(自殺にも繋がる)を、繰り返し色々な作品で訴えている。何故かは不明だが、いつも、そこに驚かされる。

まきもgpfb @makimogpfb

#高屋敷氏脚本じゃりン子チエ51話 まとめ3 はだしのゲン2(脚本)でも、抑うつ傾向がある老人が、ゲンら子供達の仲間に迎えられることで、徐々に回復していく姿が描かれる。子供達の態度は、うつケアラーとしてほぼ完璧なのが印象深い。

まきもgpfb @makimogpfb

#高屋敷氏脚本じゃりン子チエ51話 まとめ4 高屋敷氏の脚本デビューは、あしたのジョー1(無記名)だが、ボクシングは心理戦の側面があること、ライバルの死により丈がメンタルに大ダメージを受けることなどが、同氏に刺さったのかもしれない。

まきもgpfb @makimogpfb

#高屋敷氏脚本じゃりン子チエ51話 まとめ5 いずれにせよ高屋敷氏は、メンタル問題と、そのケアについて、非常に的を射た描写が多く、そこも魅力の一つになっている。そこを踏まえて、はだしのゲン2(高屋敷氏脚本)を見るのも一考。

まきもgpfb @makimogpfb

#高屋敷氏脚本じゃりン子チエ51話 まとめ6 それと関連するが、「食」の大切さを訴えることも、高屋敷氏のライフワークの一つと言える。今回終盤の、天丼、かりんとう、ラーメンどれも、美味しそうなだけでなく、じわりと温かみが感じられる。

まきもgpfb @makimogpfb

#高屋敷氏脚本じゃりン子チエ51話 まとめ7 こういった「食」を通した人情・コミュニケーション(特にミツル、ヒラメ、おジィはん)を、高屋敷氏は印象づける。ともすれば、作品を代表する場面にもなっており、その手腕にはいつも感銘を受ける。

まきもgpfb @makimogpfb

#高屋敷氏脚本じゃりン子チエ51話 まとめ8 孤独でないこと、美味しいものを食べること。シンプルだが、「生きる」こと、「心を保つ」ことに不可欠な要素と言える。これを、高屋敷氏は直球や変化球を使い分けて主張し続けており、やはりその姿勢や技術に脱帽する。

まきもgpfb @makimogpfb

#高屋敷氏脚本じゃりン子チエ51話 まとめ9 こちらも紹介: 以前書いた、おにいさまへ…(高屋敷氏脚本・シリーズ構成陣)34話についてのブログ記事。高屋敷氏の、自殺を強く否定する姿勢が表れている↓ makimogpfb2.hatenablog.com/entry/2019/06/…