お客さんとの「程よい距離感」を作る方法

ビジネスにおける人間関係の構築法のついて語りました。 主な話題はビジネスですが、恋愛や職場での人間関係にも応用できる内容です。 よかったら参考にして下さい。
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スギノマサミ @pesu1028

さて、そろそろ距離感の模範(?)回答を書いていこうかな。一応最初に書いておきますが、これは僕の個人的な答えなので、この答えが“正解”というワケではありません。正解は人の数だけある。これが僕の考えですから、自分の答えと照らし合わせる形で参考にして頂ければと思います。

2010-04-30 06:53:22
スギノマサミ @pesu1028

まず「距離とは何なのか」という辺りから攻めます。僕の考える距離とは「親密度」「依存度」の2つです。この2つのバランスによって「距離感」が作られていると僕は思っています。前者が小さい過ぎると、よそよそしくなるし、後者が大き過ぎるとベタベタな鬱陶しい距離感が出来上がる。

2010-04-30 07:03:56
スギノマサミ @pesu1028

例えば僕は(ちゃんとお金を払って)友人に髪を切ってもらっていますが、もし彼に僕以外の客がいなかったとしたら、彼(の生活)は僕に依存することになります。その場合、僕が「カット代まけてよ」と言えば、恐らく彼はカット代を下げざるを得ない。下げなければ僕が離れちゃうかもしれないからです。

2010-04-30 07:15:08
スギノマサミ @pesu1028

つまり、いくら「友人」という親密度の高い関係にあっても、どちらかの依存度が高いと「馴れ合い」になりがちだということです。じゃあ一応逆のパターンも考えてみましょうか。親密度も依存度も低い場合にはどうなるのか。

2010-04-30 07:18:46
スギノマサミ @pesu1028

これは例えば一般の店員さんなんかがそうです。僕らが買い物に行くとき、そこで出会う店員さんは普通、初対面ですよね?ということは、親密度は明らかに低い。しかも店には自分以外のお客さんも来るワケだから店員さんは自分に依存してもいない。だからよそよそしく、小ざっぱりした関係になるのです。

2010-04-30 07:26:51
スギノマサミ @pesu1028

じゃあどうやったら親密度が高くて依存度が低い「程よい距離感」を作れるのか。それには「親近感」「実力」が大きく関係していると僕は思います。説明するまでもないかもしれませんが、前者は親密度を上げるために必要で、後者は依存度を下げるために必要です。

2010-04-30 07:33:20
スギノマサミ @pesu1028

親近感は主に「共感」によって作り出すことが出来ます。共通の趣味、共通の体験、共通の友人、これらの話を上手く織り交ぜることで、親近感が“演出”できる。つまり、お客さんとの会話の中で、自分と相手に共通するような話題をどんどん出していくことによって、親密度が上がっていくのです。

2010-04-30 07:40:23
スギノマサミ @pesu1028

実力は・・・実力ですw 自分の仕事における実力を上げることによって、お客さんを沢山持つことができる。それによって、1人のお客さんへの依存度を下げることが出来ます。ここは単なる努力の領域です。頑張って一人でも多くのお客さんに付いてもらいましょうw

2010-04-30 07:46:34
スギノマサミ @pesu1028

要するに、「お客さんと親交を深めつつも、自分は裏で必死に努力しろ!」という当たり前のことをやれば「程よい距離感」は作れるのです。逆に、程よい距離感が作れていない人は、何かしらの努力を怠っている、と言えるでしょう。だって、僕は当たり前のことしか書いてないですから。

2010-04-30 07:51:33
スギノマサミ @pesu1028

ちなみに、親密度と依存度の関係をビジネスの話だけで捉えないで下さいね。これは家族や夫婦、恋人、会社、すべてに関係していることです。どんな環境であっても、親密度が高く依存度が低い方がストレスは少なくてすみます。これはお互いのために、お互いが実践しなければならないことなのです。

2010-04-30 07:57:45
スギノマサミ @pesu1028

父親が倒れただけで家庭が保てなくなる。ある社員が抜けただけで仕事が回らなくなる。彼(彼女)や夫(妻)がいなくなるだけで、生活が苦痛になる。こんな状況を少しでも緩和するために依存度は出来るだけ下げておいた方がいいのです。親密度は個人の好き好きですが依存度は下げるに越したことはない。

2010-04-30 08:02:58
スギノマサミ @pesu1028

今回の話が何かしらの参考になれば幸いです。ありがとうございました。

2010-04-30 08:07:27