-
- いいね！1
2014年に行った第五回 最新版はこちら
以下のものは一部古い情報が含まれているかもしれません。
2012年8月18日、第3回目の白百合ツイート
(以前のはこれの下にあります)
リーリヤスキー(Liliyasky)
@SWyattuke
【注意】これから呟く内容には真実なのか嘘なのか分からないものが含まれます。 そして今回はところどころ端折っているところもありますのでご了承を。
2012-08-18 20:14:55
リーリヤスキー(Liliyasky)
@SWyattuke
1921年8月18日、モスクワにてある女の子が誕生しました。 彼女の名はリディア・ウラジミーロヴナ・リトヴァク。 彼女は幼い頃から祖国の女性飛行家達に憧れ、14歳の若さで航空クラブへ加入して操縦を学びました。(1/12)
2012-08-18 20:17:34
リーリヤスキー(Liliyasky)
@SWyattuke
17歳の時に父親が『人民の敵』として処刑されています。 高等教育を優秀な成績で終えると、ヘルソン飛行教官学校で資格を得、カリーニン航空クラブで教官として働きました。 軍へ志願するまでに30～40人ほどに飛行を教えたと言われています。(2/12)
2012-08-18 20:19:40
リーリヤスキー(Liliyasky)
@SWyattuke
1941年6月22日 ドイツとの戦争が始まると、リディアは新設された女性飛行隊へと志願し入隊し、飛行訓練の後スターリングラードを支える後方拠点サラトフの防空の任に就きました。 しかしここは前線より離れており、空戦の機会は1度しか無かったようです。(3/12)
2012-08-18 20:22:01
リーリヤスキー(Liliyasky)
@SWyattuke
部隊が東方へと移動する事となった際、リディアを含む優秀な女性パイロット達が前線の部隊へ補充要員として送られる事となりました。 それまで交戦機会に恵まれなかった彼女達は喜び勇んでそれぞれの配属先へと向かいました。リディアは戦友と共に第437戦闘機連隊へと配属されました。(4/12)
2012-08-18 20:24:45
リーリヤスキー(Liliyasky)
@SWyattuke
437連隊に配属されたリディアは二度目の空戦にて爆撃機1機と戦闘機1機の撃墜を果たします。これは女性個人による初の撃墜と言われています。またこの戦闘機のパイロットはドイツのエースであったとも言われています。後日また戦闘機を撃墜し、合計3機のスコアを記録しました。(5/12)
2012-08-18 20:27:12※補足：女性初の撃墜については異説あり、資料によっては別のパイロットによるものが女性初だとも言われているそうです。
リーリヤスキー(Liliyasky)
@SWyattuke
この後彼女は第9親衛戦闘機連隊へ転属となりますがそこでのスコアは無く、部隊が後方へと下がる事となった際、リディアはブダノワと共に前線に残る事を望み、別の連隊へ移動する事にしました。 その移動先は第296戦闘機連隊、最前線スターリングラードで奮闘する部隊の1つでした。(6/12)
2012-08-18 20:30:40
リーリヤスキー(Liliyasky)
@SWyattuke
最前線へ移ったことで会敵機会に恵まれるようになった彼女は戦果を上げてゆき、ついにエースとなります。 しかしある時の空戦で2機を撃墜した後に負傷し、数週間の療養を余儀なくされます。 しかし彼女は怪我が治る前にそれを切り上げ、部隊へと戻ったそうです。(7/12)
2012-08-18 20:34:59
リーリヤスキー(Liliyasky)
@SWyattuke
5月上旬に戦線へ復帰し、数日の間もなく敵機を複数撃墜、5月の末に観測気球を破壊という変わった戦果を上げる…など、数週間のブランクを埋めるかのような活躍をします。 この戦果が認められたのか、リディアは第三飛行中隊長に任じられました。(8/12)
2012-08-18 20:38:12
リーリヤスキー(Liliyasky)
@SWyattuke
中隊長となった後は1月ほど戦果が無く、7月中旬に爆撃機を個人で、戦闘機を共同で撃墜します。しかしこの空戦で2度目の負傷を負いました。さらにその数日後の空戦では訓練時からの付き合いである戦友エカテリーナ・ブダノワが戦死してしまいます。(9/12)
2012-08-18 20:40:43
リーリヤスキー(Liliyasky)
@SWyattuke
実はブダノワが戦死する2か月前、リディアに思いを寄せていたあるエースが事故死し、さらにその前には連隊長が戦死しています。そして今回の戦友の死。 それまではともかく、この時ですらリディアは涙を見せなかったと言われていますが、その心境はいかほどであったのか。(10/12)
2012-08-18 20:42:09ここでは書きませんでしたが、この「想いを寄せていたあるエース」というのは勿論あのアレクセイ・ソロマチン氏です。 今でも一部書籍やブログ記事等では「相思相愛」「夫婦」と言う記述が見られますが、今では「ソロマチンは彼女に気があったが、彼女の方はそうでもなかった」という説が主に採られているようです。
リーリヤスキー(Liliyasky)
@SWyattuke
戦友を亡くした後、彼女は怪我を負ったまま出撃を行いました。 数日後に戦闘機を1機撃墜。8月に入った最初の日、早朝の出撃で1機を共同撃墜、午前の出撃で1機を個人撃墜しスコアをさらに伸ばします。 しかし、その日4度目の出撃の後、彼女は基地へと帰還しませんでした。(11/12)
2012-08-18 20:46:09
リーリヤスキー(Liliyasky)
@SWyattuke
10機を超える個人撃墜を記録し、『スターリングラードの白百合』と呼ばれた女性エースは、その4度目の出撃にて8機ものドイツ軍戦闘機に囲まれ、そして撃墜されたのだと言われています。 少し終わりが中途半端な感じではありますが、これにて今回の白百合の話は終わりです。(12/12)
2012-08-18 20:49:02
リーリヤスキー(Liliyasky)
@SWyattuke
戦後の話アレコレは彼女の話ではないですし…と言う感じがするのでこんな所で切ってしまいました。 もっと上手くまとめたり出来ないかと考えてましたが時間がアレなので…
2012-08-18 20:50:37